【サントル・ヴァル・ド・ロワール地域圏の見どころ】
古城巡りの中心地サントル・ヴァル・ド・ロワール地域圏は、フランスの中央部に位置しています。
中心都市のオルレアンはジャンヌ・ダルクゆかりの地として知られ、街のシンボルであるサント・クロワ大聖堂はジャンヌ・ダルクの生涯が描かれた見事なステンドグラスが並びます。
また、パリから電車で1時間ほどでアクセス出来るシャルトルの街にある大聖堂は最も美しいゴシック様式建築として呼び声高く、ユネスコの世界遺産登録を受けています。
アンボワーズ、ブロワ、トゥールといったロワール川沿いの中核都市に佇む城も見逃せません。
ロワール流域で最大規模を誇るシャンボール城や、川に橋を架けるように建てられたシュノンソー城。
水面に反射する姿に心奪われるアゼ・ル・リドー城などロワールを代表する城が点在しているのは小さな街や村ばかりです。(※「フランスの最も美しい村」協会には加盟していません。)
【ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏の見どころ】
また先ほど紹介したサントル・ヴァル・ド・ロワール地域圏の西側に隣接するペイ・ド・ラ・ロワール地域圏もロワール川が縦断し、最終的に大西洋へと流れ込んでいきます。
中心都市のナントは、『海底二万里』などの著書で知られるSF小説の父、ジュール・ヴェルヌ生誕の地として知られています。
ジュール・ヴェルヌの書き残した物語の世界観をそのままに、「レ・マシーン・ド・リル」と呼ばれるテーマパークがあり、一風変わったまちづくりで訪れる人々を楽しませています。
その他、17カ所の円塔と全長1kmにも及ぶ城壁に囲まれた城のあるアンジェや、24時間レースの行われるル・マンなどが見どころです。
「フランスの最も美しい村」協会に加盟する村々
現在サントル・ヴァル・ド・ロワール地域圏には8つ、ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏には3つの村が「フランスの最も美しい村」協会に加盟しています。
川の畔に佇む閑静なフランスの最も美しい村々をぜひ訪れてみてくださいね。