オーヴェルニュの最も美しい村

 

フランス中央部オーヴェルニュ地方は「ピュイ山地とリマーニュ断層の地殻変動地域」としてユネスコの世界自然遺産にも登録されており、火山性のダイナミックな自然が魅力です。火山活動によって形成された岩石を用いた建築物も多く、全体として黒みを帯びた街並みが特徴的。また、スペインのサン・ディアゴ・デ・コンポステーラへと向かう巡礼路上の宿場町として栄えた村々も必見です。

オーヴェルニュの最も美しい村

 

フランス中央部オーヴェルニュ地方は「ピュイ山地とリマーニュ断層の地殻変動地域」としてユネスコの世界自然遺産にも登録されており、火山性のダイナミックな自然が魅力です。

 

火山活動によって形成された岩石を用いた建築物も多く、全体として黒みを帯びた街並みが特徴的。

 

また、スペインのサン・ディアゴ・デ・コンポステーラへと向かう巡礼路上の宿場町として栄えた村々も必見です。




【オーヴェルニュ地方の見どころ】

 

オーヴェルニュ地方の中心都市クレルモン・フェランは、ミシュランの本社が置かれた企業城下町です。火山岩で建てられたノートルダム・デュ・ポール寺院は、真っ黒な外観が印象的。「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として、世界遺産にも登録されています。

 

また切り立った岩山の上に聳え立つ教会が印象的な、ル・ピュイ・アン・ヴレという街も魅力的です。サンディアゴ巡礼の主要路「ル・ピュイの道」の起点の街で、ノートルダム・ド・アノンシアション大聖堂は世界遺産となっています。

 

「フランスの最も美しい村」協会に加盟する村々

 

現在オーヴェルニュ地域圏では、9つの村が「フランスの最も美しい村」協会に加盟しています。躍動感ある自然に抱かれながら、淑やかで慎ましい暮らしが息づく村々の魅力をぜひ発見してくださいね。

【オーヴェルニュ地方の見どころ】

 

オーヴェルニュ地方の中心都市クレルモン・フェランは、ミシュランの本社が置かれた企業城下町です。火山岩で建てられたノートルダム・デュ・ポール寺院は、真っ黒な外観が印象的。「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として、世界遺産にも登録されています。

 

また切り立った岩山の上に聳え立つ教会が印象的な、ル・ピュイ・アン・ヴレという街も魅力的です。サンディアゴ巡礼の主要路「ル・ピュイの道」の起点の街で、ノートルダム・ド・アノンシアション大聖堂は世界遺産となっています。

 

「フランスの最も美しい村」協会に加盟する村々

 

現在オーヴェルニュ地域圏では、9つの村が「フランスの最も美しい村」協会に加盟しています。

 

躍動感ある自然に抱かれながら、淑やかで慎ましい暮らしが息づく村々の魅力をぜひ発見してくださいね。

シャルー

【商業活動で賑わったブルボネの村】

 

ブルボン公の時代に要塞化されたこの村は、オーヴェルヌ地方北部アリエ県に位置しています。12世紀に起源を持つサン・ジャン・バプティスト教会は、鐘楼の先端部が斜めに切り取られたまま残され何ともミステリアスな雰囲気。この村で作られるマスタードは、多くの有名シェフに愛用されていることで世界的に有名です。また11月の第1土曜日には、50種類以上の手作りポタージュを道端で楽しめるスープ祭りが催されます。

 

主な見どころ:サン・ジャン・バプティスト教会、シャル―民芸美術館、時計の家など

シャルー

【商業活動で賑わったブルボネの村】

 

ブルボン公の時代に要塞化されたこの村は、オーヴェルヌ地方北部アリエ県に位置しています。

 

12世紀に起源を持つサン・ジャン・バプティスト教会は、鐘楼の先端部が斜めに切り取られたまま残され何ともミステリアスな雰囲気。

 

この村で作られるマスタードは、多くの有名シェフに愛用されていることで世界的に有名です。

 

また11月の第1土曜日には、50種類以上の手作りポタージュを道端で楽しめるスープ祭りが催されます。

 

主な見どころ:サン・ジャン・バプティスト教会、シャル―民芸美術館、時計の家など

モンペルー

【砂岩で築かれた黄金に輝く城下町】

 

クレルモン・フェランから南へ20km程の場所に佇むこの村のシンボルは、13世紀に建てられたモンペルー城の主塔。頂上からは、世界遺産にも登録されたピュイ・ド・ドーム山の火山地帯の雄大な眺めを見渡せます。また北西に残る14世紀の城門は、この村が堅固な城塞都市であった中世の面影を今に伝えています。アルコースと呼ばれる砂岩の一種で建てられた民家が建ち並び、陽の光を浴びて黄金色に輝く街並みが魅力的です。

 

主な見どころ:モンペルー城主塔、城門など

モンペルー

【砂岩で築かれた黄金に輝く城下町】

 

クレルモン・フェランから南へ20km程の場所に佇むこの村のシンボルは、13世紀に建てられたモンペルー城の主塔。

 

頂上からは、世界遺産にも登録されたピュイ・ド・ドーム山の火山地帯の雄大な眺めを見渡せます。

 

また北西に残る14世紀の城門は、この村が堅固な城塞都市であった中世の面影を今に伝えています。

 

アルコースと呼ばれる砂岩の一種で建てられた民家が建ち並び、陽の光を浴びて黄金色に輝く街並みが魅力的です。

 

主な見どころ:モンペルー城主塔、城門など

ユソン

【マルゴ王妃が祈りを捧げた村】

 

クレルモン・フェランを中心として広がる、ピュイ・ド・ドーム県南部に位置するこの村。丘の上からは聖母マリア像が見守っており、アレクサンドル・デュマの小説のヒロインとしても描かれたマルゴ王妃の追放地となったことでも有名です。12世紀に建てられたサン・モーリス教会に付属する王妃の礼拝堂では、マルゴ王妃が祈りを捧げていたと伝えられています。また村の麓にある火山の力によって形成された玄武岩の崖も、一見の価値がありますよ。

 

主な見どころ:サン・モーリス教会、玄武岩の崖、鍛冶屋資料館、ユソン歴史資料館など

ユソン

【マルゴ王妃が祈りを捧げた村】

 

クレルモン・フェランを中心として広がる、ピュイ・ド・ドーム県南部に位置するこの村。

 

丘の上からは聖母マリア像が見守っており、アレクサンドル・デュマの小説のヒロインとしても描かれたマルゴ王妃の追放地となったことでも有名です。

 

12世紀に建てられたサン・モーリス教会に付属する王妃の礼拝堂では、マルゴ王妃が祈りを捧げていたと伝えられています。

 

また村の麓にある火山の力によって形成された玄武岩の崖も、一見の価値がありますよ。

 

主な見どころ:サン・モーリス教会、玄武岩の崖、鍛冶屋資料館、ユソン歴史資料館など

ブレル

【オーベルニュの由緒正しき村】

 

ル・ピュイ・アン・ヴレを中心として広がるオート・ロワール県の北西部に佇むこの村の発展を支えたのは、9世紀に存在したベネディクト会修道院や12世紀に起源を持つサン・ピエール大修道院付属教会。サン・ピエ―ル教会の建設と時を同じくして城塞化が進められ、村には堅固な主塔が残ります。16世紀には職人や商人たちで賑わいを見せ、木組みの民家が往時の面影を今に伝えています。

 

主な見どころ:サン・ピエール大修道院付属教会、ブレル城など

ブレル

【オーベルニュの由緒正しき村】

 

ル・ピュイ・アン・ヴレを中心として広がるオート・ロワール県の北西部に佇むこの村の発展を支えたのは、9世紀に存在したベネディクト会修道院や12世紀に起源を持つサン・ピエール大修道院付属教会。

 

サン・ピエ―ル教会の建設と時を同じくして城塞化が進められ、村には堅固な主塔が残ります。

 

16世紀には職人や商人たちで賑わいを見せ、木組みの民家が往時の面影を今に伝えています。

 

主な見どころ:サン・ピエール大修道院付属教会、ブレル城など

ラヴォデュー

【神の宿る渓谷に佇む村】

 

ル・ピュイ・アン・ヴレから北西へ50km程の場所に位置するこの村は、1057年に設立されたベネディクト会修道院を中心として発展しました。12世紀に建設されたサン・タンドレ大修道院には、ロマネスク様式の回廊が当時の姿そのままに残されています。また同時代に建てられた食堂にある、ビザンティン美術の影響を受けて描かれた壁画も必見。スヌイール川沿いの谷はフランス語で「神の渓谷」と呼ばれ、村名の由来にもなっています。

 

主な見どころ:サン・タンドレ大修道院など

ラヴォデュー

【神の宿る渓谷に佇む村】

 

ル・ピュイ・アン・ヴレから北西へ50km程の場所に位置するこの村は、1057年に設立されたベネディクト会修道院を中心として発展しました。

 

12世紀に建設されたサン・タンドレ大修道院には、ロマネスク様式の回廊が当時の姿そのままに残されています。

 

また同時代に建てられた食堂にある、ビザンティン美術の影響を受けて描かれた壁画も必見。

 

スヌイール川沿いの谷はフランス語で「神の渓谷」と呼ばれ、村名の由来にもなっています。

 

主な見どころ:サン・タンドレ大修道院など

アルランド

【ロワール川の源流近くに築かれた城下町】

 

この村はロワール川の最上流部、ヴレ地方特有の火山の働きによって形成された玄武岩脈の上に佇んでいます。この不思議な形をした岩山の上から川を見下ろすように城が築かれたのは12世紀のこと。銃眼を施した城壁と円形の塔が残り、廃墟となってもなお威厳ある姿が印象的です。同じ時代に起源を持つ、赤みを帯びた石で建てられたサン・ジャック・ル・マジュール礼拝堂や、4つの鐘を備えたサン・ピエ―ル教会も必見です。

 

主な見どころ:アルランド城、サン・ジャック・ル・マジュール礼拝堂、サン・ピエ―ル教会など

アルランド

【ロワール川の源流近くに築かれた城下町】

 

この村はロワール川の最上流部、ヴレ地方特有の火山の働きによって形成された玄武岩脈の上に佇んでいます。

 

この不思議な形をした岩山の上から川を見下ろすように城が築かれたのは12世紀のこと。

 

銃眼を施した城壁と円形の塔が残り、廃墟となってもなお威厳ある姿が印象的です。

 

同じ時代に起源を持つ、赤みを帯びた石で建てられたサン・ジャック・ル・マジュール礼拝堂や、4つの鐘を備えたサン・ピエ―ル教会も必見です。

 

主な見どころ:アルランド城、サン・ジャック・ル・マジュール礼拝堂、サン・ピエ―ル教会など

プラデル

【高原に佇む交通の要衝】

 

オーヴェルニュ地方最南東部に位置するこの村は、オーヴェルニュ地方とラングドック地方を結ぶ交通の要衝として栄えました。11世紀からすでに「高原に築かれた要塞」として名を知られ、13世紀の城門などから往時の面影を感じることが出来ます。突風を避けるため、高さのある貴族の館が建ち並ぶ街並みが魅力。また廃線となった軌道上をペダルのついた乗り物でサイクリングすることができ、ヴレ火山地帯の壮大な風景を楽しむこと出来ますよ。

 

主な見どころ:城門、ロシェリの塔、マジゴン城など

プラデル

【高原に佇む交通の要衝】

 

オーヴェルニュ地方最南東部に位置するこの村は、オーヴェルニュ地方とラングドック地方を結ぶ交通の要衝として栄えました。

 

11世紀からすでに「高原に築かれた要塞」として名を知られ、13世紀の城門などから往時の面影を感じることが出来ます。

 

突風を避けるため、高さのある貴族の館が建ち並ぶ街並みが魅力。

 

また廃線となった軌道上をペダルのついた乗り物でサイクリングすることができ、ヴレ火山地帯の壮大な風景を楽しむこと出来ますよ。

 

主な見どころ:城門、ロシェリの塔、マジゴン城など

サレール

【カンタル山麓の味わい深い村】

 

オーヴェルニュ地方南東部に位置するこの村は、フランス中央山地の最高峰カンタル山の雄大な自然に抱かれて佇んでいます。中央広場には塔を備えた火山岩で建てられた館が建ち並び、特徴のある街並みを楽しめます。15世紀終わりに建設されたサン・マチュー教会内の見どころは、17世紀に作られた5枚のタペストリー。またこの村のもう一つの魅力は、サレール牛やサレールチーズといった特産品です。その風味豊かな味わいは、多くの人々を虜にしています。

 

主な見どころ:サン・マチュー教会、テンプル騎士団の家など

サレール

【カンタル山麓の味わい深い村】

 

オーヴェルニュ地方南東部に位置するこの村は、フランス中央山地の最高峰カンタル山の雄大な自然に抱かれて佇んでいます。

 

中央広場には塔を備えた火山岩で建てられた館が建ち並び、特徴のある街並みを楽しめます。

 

15世紀終わりに建設されたサン・マチュー教会内の見どころは、17世紀に作られた5枚のタペストリー。

 

またこの村のもう一つの魅力は、サレール牛やサレールチーズといった特産品です。その風味豊かな味わいは、多くの人々を虜にしています。

 

主な見どころ:サン・マチュー教会、テンプル騎士団の家など

トゥルヌミール

【火山性の岩石が生み出す黒い村】

 

オーヴェルニュ火山帯自然公園の中に位置し、15世紀のアンジョニ城がこの村のシンボルです。郊外の緑豊かな場所にあり、火山岩で建てられた黒い外観が輝きを放っています。中心市街地では凝灰岩を用いた14~15世紀の民家が並ぶ街並みが広がり、12世紀のサン・ジャン・バプティスト教会を取り囲んでいます。オーヴェルニュ・ロマネスク様式の特徴を留めた姿が美しい教会です。

 

主な見どころ:アンジョニ城、サン・ジャン・バプティスト教会など

トゥルヌミール

【火山性の岩石が生み出す黒い村】

 

オーヴェルニュ火山帯自然公園の中に位置し、15世紀のアンジョニ城がこの村のシンボルです。

 

郊外の緑豊かな場所にあり、火山岩で建てられた黒い外観が輝きを放っています。

 

中心市街地では凝灰岩を用いた14~15世紀の民家が並ぶ街並みが広がり、12世紀のサン・ジャン・バプティスト教会を取り囲んでいます。

 

オーヴェルニュ・ロマネスク様式の特徴を留めた姿が美しい教会です。

 

主な見どころ:アンジョニ城、サン・ジャン・バプティスト教会など