【バスク地方の見どころ】
スペインとフランスの国境を跨がって広がるバスク地方。フランス側は、フレンチ・バスクや北バスクなどの名称でも呼ばれています。
中心都市のバイヨンヌにある、13世紀に建てられたサント・マリー大聖堂は「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部としてユネスコの世界遺産にも認定されています。
バイヨンヌ産の生ハムは熟成を重ねた風味豊かな味わいから世界的にその名を知られています。
またフランスで最も最初にチョコレートが作られた街としても有名で、現在も数多くのショコラティエたちがこの地でその腕を競い合っています。
その他にも、ビアリッツはヨーロッパの王族や貴族が訪れた高級リゾート地として有名。
また、サン・ジャン・ド・リュズもバスク文化を思う存分楽しめる人気のリゾート地です。
【ベアルヌ地方の見どころ】
ベアルヌ地方の中心都市は、ピレネー・アトランティック県の県庁所在地の置かれたポーです。
ポー城はフランス王アンリ4世が生まれた由緒正しき城で、中世の防衛的な建築とルネサンス期の煌びやかな様式が調和する美しい城として知られています。
その他にも、ユネスコの世界遺産にも登録されているサント・マリー大聖堂のあるオロロン・サント・マリーやフランス屈指の甘口ワインの産地として有名なジュランソンのブドウ畑。
羊の群れの鐘の音が響き渡るピレネーの山麓風景など、一度訪れたら心に残る風情溢れる地域です。
「フランスの最も美しい村」協会に加盟する村々
このページではバスク地方およびベアルヌ地方という2つの文化圏が楽しめるピレネー・アトランティック県に点在する5つの「フランスの最も美しい村」協会加盟村を紹介しています。
独自の言語や文化が織り成す、個性豊かな街並みをぜひ感じてみてくださいね。