アルプスの最も美しい村

 

フランス・スイス・イタリアの国境を隔てるアルプス山脈の麓に広がるこの地域は、雄大な自然の中で育まれた酪農文化が息づいています。なかでも木材と石材が見事に調和した民家が建ち並ぶ景観はこの地方ならでは。夏には避暑地としても人気があり、アルプスの雪解け水が流れ込む湖畔沿いの村々は色とりどりの花々に彩られます。またスキー客で賑わいをみせる冬には、雪化粧をした集落のロマンチックで魅力的な街並みを楽しむことが出来ますよ。

アルプスの最も美しい村

 

フランス・スイス・イタリアの国境を隔てるアルプス山脈の麓に広がるこの地域は、雄大な自然の中で育まれた酪農文化が息づいています。

 

なかでも木材と石材が見事に調和した民家が建ち並ぶ景観はこの地方ならでは。

 

夏には避暑地としても人気があり、アルプスの雪解け水が流れ込む湖畔沿いの村々は色とりどりの花々に彩られます。

 

またスキー客で賑わいをみせる冬には、雪化粧をした集落のロマンチックで魅力的な街並みを楽しむことが出来ますよ。




【アルプ地方の見どころ】

 

フレンチ・アルプス北部サヴォワ地方の中心都市アヌシーは、中心市街地に運河の流れるロマンチックな街です。ヨーロッパで最も透明度が高いと言われるアヌシー湖の景色をボートから眺めたり、お洒落なお店が建ち並ぶ旧市街で買い物を楽しんだりとのんびりとした滞在をするのにお勧めの街です。

 

同じくサヴォワ地方の中心都市であるシャンベリは、サヴォイア侯爵の古都として栄えました。哲学者ジャン=ジャック・ルソー所縁の地としても有名で、緑に囲まれた街の郊外には6年間生活をしたルソーの家が残されています。

 

かつてドーフィネ地方の州都が置かれていたグルノーブルは、丸い形が可愛らしいケーブルカーがシンボルの街です。1968年に冬季オリンピックの開催地となったことでその名が知られ、アルプスへ訪れる人々の玄関口となっています。

 

「フランスの最も美しい村」協会に加盟する村々

 

このページではオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の中でもフレンチ・アルプスの麓に位置するサヴォワ県、オート・サヴォワ県、イゼール県に点在する3つの「フランスの最も美しい村」協会加盟村および、プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール地域圏の中でもアルプスの暮らしが息づくオート・アルプ県に点在する2つの「フランスの最も美しい村」協会加盟村を紹介しています。一年を通じて山頂に雪が残る山麓の趣溢れる村々の魅力をぜひ感じてみてくださいね。

【アルプ地方の見どころ】

 

フレンチ・アルプス北部サヴォワ地方の中心都市アヌシーは、中心市街地に運河の流れるロマンチックな街です。

 

ヨーロッパで最も透明度が高いと言われるアヌシー湖の景色をボートから眺めたり、、お洒落なお店が建ち並ぶ旧市街で買い物を楽しんだりとのんびりとした滞在をするのにお勧めの街です。

 

同じくサヴォワ地方の中心都市であるシャンベリは、サヴォイア侯爵の古都として栄えました。

 

哲学者ジャン=ジャック・ルソー所縁の地としても有名で、緑に囲まれた街の郊外には6年間生活をしたルソーの家が残されています。

 

かつてドーフィネ地方の州都が置かれていたグルノーブルは、丸い形が可愛らしいケーブルカーがシンボルの街です。

 

1968年に冬季オリンピックの開催地となったことでその名が知られ、アルプスへ訪れる人々の玄関口となっています。

 

「フランスの最も美しい村」協会に加盟する村々

 

このページではオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の中でもフレンチ・アルプスの麓に位置するサヴォワ県、オート・サヴォワ県、イゼール県に点在する3つの「フランスの最も美しい村」協会加盟村および、プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール地域圏の中でもアルプスの暮らしが息づくオート・アルプ県に点在する2つの「フランスの最も美しい村」協会加盟村を紹介しています。

 

一年を通じて山頂に雪が残る山麓の趣溢れる村々の魅力をぜひ感じてみてくださいね。

イヴォワール

【五感が研ぎ澄まされる村】

 

スイスとフランスの国境を分かつレマン湖沿いに佇むこの村は、花々に飾られた可愛らしい街並みが魅力的です。13世紀に建てられたイヴォワール城は、古くからレマン湖に行き交う船を見守ってきました。城の庭園では中世の庭が再現されており、五感を使って楽しむことの出来る展示方法は好奇心をくすぐります。スイスのジュネーヴから船で訪れる事も可能で、湖上から少しずつ近づいていくこの村の姿はとても印象的です。

 

主な見どころ:サン・パンクラス教会、イヴォワール城、五感の庭など

イヴォワール

【五感が研ぎ澄まされる村】

 

スイスとフランスの国境を分かつレマン湖沿いに佇むこの村は、花々に飾られた可愛らしい街並みが魅力的です。

 

13世紀に建てられたイヴォワール城は、古くからレマン湖に行き交う船を見守ってきました。

 

城の庭園では中世の庭が再現されており、五感を使って楽しむことの出来る展示方法は好奇心をくすぐります。

 

スイスのジュネーヴから船で訪れる事も可能で、湖上から少しずつ近づいていくこの村の姿はとても印象的です。

 

主な見どころ:サン・パンクラス教会、イヴォワール城、五感の庭など

サン・タントワーヌ・ラベイ

【ドーフィネ地方に佇む奇跡の村】

 

グルノーブルを中心として広がるイゼール県に位置するこの村の名は、この地域を治めていた領主が11世紀に聖アントワーヌの聖遺物を持ち帰り、その後修道院が建てられたことに由来しています。とりわけ大修道院付属協会は、ドーフィネ地方のゴシック様式の教会として最高傑作と謳われています。オレンジ色の屋根を被った小石を積み上げて建てられた民家や、入り組んだ狭隘な道など、豊かな歴史を感じる街並みが魅力。

 

主な見どころ:サン・タントワーヌ大修道院付属協会、大修道院宝玉博物館、サン・タントワーヌ・ラベイ博物館など

サン・タントワーヌ・ラベイ

【ドーフィネ地方に佇む奇跡の村】

 

グルノーブルを中心として広がるイゼール県に位置するこの村の名は、この地域を治めていた領主が11世紀に聖アントワーヌの聖遺物を持ち帰り、その後修道院が建てられたことに由来しています。

 

とりわけ大修道院付属協会は、ドーフィネ地方のゴシック様式の教会として最高傑作と謳われています。

 

オレンジ色の屋根を被った小石を積み上げて建てられた民家や、入り組んだ狭隘な道など、豊かな歴史を感じる街並みが魅力。

 

主な見どころ:サン・タントワーヌ大修道院付属協会、大修道院宝玉博物館、サン・タントワーヌ・ラベイ博物館など

ボンヌヴァル・シュル・アルク

【アルプスの麓の石造りの村】

 

シャンベリを中心として広がるサヴォワ県に位置するこの村は、氷河の残る4,000m級の山々に囲まれた山麓の村です。木製のバルコニーを備えた石造りの民家が建ち並ぶ旧市街ではソーセージやチーズを買い求めることができ、アルプス文化を感じることが出来ます。凛として咲く花々に心奪われる夏はハイキングやマウンテンバイク、一面の銀世界に包まれる冬にはスキーと、様々なアウトドアを楽しむことも出来ますよ。

 

主な見どころ:ノートル・ダム・ド・ラサンプション教会、山と雪の資料館など

ボンヌヴァル・シュル・アルク

【アルプスの麓の石造りの村】

 

シャンベリを中心として広がるサヴォワ県に位置するこの村は、氷河の残る4,000m級の山々に囲まれた山麓の村です。

 

木製のバルコニーを備えた石造りの民家が建ち並ぶ旧市街ではソーセージやチーズを買い求めることができ、アルプス文化を感じることが出来ます。

 

凛として咲く花々に心奪われる夏はハイキングやマウンテンバイク、一面の銀世界に包まれる冬にはスキーと、様々なアウトドアを楽しむことも出来ますよ。

 

主な見どころ:ノートル・ダム・ド・ラサンプション教会、山と雪の資料館など

ラ・グラーヴ

【氷河に見守られた山麓の村】

 

プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール地域圏の最北部に位置するこの村は、標高1450mの場所に佇む長閑な山村です。重厚な石造りの民家が建ち並ぶ細い小路を登って行くと辿り着くのが、16世紀に建てられたノートルダム教会。併設された墓地では、木製の十字架が並べられ山での遭難者たちを供養しています。また山スキーの聖地としても名高く、冬季には多くのスキーヤーがこの村を訪れています。

 

主な見どころ:ノートルダム教会など

Photoed by Kitty Terwolbeck – flickr

ラ・グラーヴ

【氷河に見守られた山麓の村】

 

プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール地域圏の最北部に位置するこの村は、標高1450mの場所に佇む長閑な山村です。

 

重厚な石造りの民家が建ち並ぶ細い小路を登って行くと辿り着くのが、16世紀に建てられたノートルダム教会。

 

併設された墓地では、木製の十字架が並べられ山での遭難者たちを供養しています。

 

また山スキーの聖地としても名高く、冬季には多くのスキーヤーがこの村を訪れています。

 

主な見どころ:ノートルダム教会など

Photoed by Kitty Terwolbeck – flickr

サン・ヴェラン

【天空に最も近い山村】

 

アルプス山脈が連なるクイラ自然公園の標高2,000mを超える雪深い山岳地帯に佇むこの村は、ヨーロッパで最も高い場所に位置する集落として知られています。石造りの基礎とカラマツの木で建てられた上階部分、そして脇に備えた小さな石造りの空間で構成される民家は唯一無二。なかでも1641年に建てられた村内で最も古い民家は民俗資料館として利用されており、山麓に息づく暮らしの知恵を垣間見ることが出来ます。

 

主な見どころ:サン・ヴェラン教会、ル・スーム民俗資料館など

Photoed by kata220 – Pixabay

サン・ヴェラン

【天空に最も近い山村】

 

アルプス山脈が連なるクイラ自然公園の標高2,000mを超える雪深い山岳地帯に佇むこの村は、ヨーロッパで最も高い場所に位置する集落として知られています。

 

石造りの基礎とカラマツの木で建てられた上階部分、そして脇に備えた小さな石造りの空間で構成される民家は唯一無二。

 

なかでも1641年に建てられた村内で最も古い民家は民俗資料館として利用されており、山麓に息づく暮らしの知恵を垣間見ることが出来ます。

 

主な見どころ:サン・ヴェラン教会、ル・スーム民俗資料館など

Photoed by kata220 – Pixabay




【村巡りの拠点の街】

【村巡りの拠点の街】

アヌシー

【アルプスの雪解け水が煌めく湖と運河の都】

 

街中に運河が流れるその姿から、「アルプスのヴェネチア」とも謳われるこの街。雪を被ったアルプスの山々と透き通った湖に囲まれており、優美な街並みはフランス人にとっても憧れの街として知られています。アヌシー湖畔は、ディズニー映画「眠れる森の美女」のモチーフになったとも言われるマントン城や、近代絵画の父として知られるポール・セザンヌが「美しすぎて退屈だ」との言葉を残したタロワールなど魅力的なスポットに溢れています。もちろんアルプス地方の美しい村々を巡る拠点の街としてもお勧めですよ。

 

主な見どころ:アヌシー城、パレ・ド・リル博物館など

アヌシー

【アルプスの雪解け水が煌めく湖と運河の都】

 

街中に運河が流れるその姿から、「アルプスのヴェネチア」とも謳われるこの街。

 

雪を被ったアルプスの山々と透き通った湖に囲まれており、優美な街並みはフランス人にとっても憧れの街として知られています。

 

アヌシー湖畔は、ディズニー映画「眠れる森の美女」のモチーフになったとも言われるマントン城や、近代絵画の父として知られるポール・セザンヌが「美しすぎて退屈だ」との言葉を残したタロワールなど魅力的なスポットに溢れています。

 

もちろんアルプス地方の美しい村々を巡る拠点の街としてもお勧めですよ。

 

主な見どころ:アヌシー城、パレ・ド・リル博物館など