【ローヌ地方の見どころ】
ローヌ地方の中心都市リヨンでは絹織物産業で大きく発展を遂げたことで知られ、ルネサンス期の風情が残る暖色系の街並みは世界遺産にも登録されています。その街並みを古ヴィエールの丘の上から見下ろす大聖堂は、リヨンのシンボルとして住民たちに愛されています。
また美食の街としても有名で、ブションと呼ばれる郷土料理を提供する大衆レストランやポール・ボキューズをはじめとする多くのミシュラン星付きの名店までが腕を競い合い、訪れる人々を魅了しています。
リヨンの北に位置するブール・カン・ブレスという街は、フランボワイヤン ゴシック様式の傑作と言われるブルー王立修道院で有名。15世紀初めにマルグリット・ドートリッシュ妃の命により亡き夫への永遠の愛の証として建設されました。
またこの街は「ブレス鶏」と呼ばれる高級地鶏の産地であり、東京ドーム1個分の敷地に500羽までしか飼育が許されていないその徹底した飼育環境で育った鶏は、フランス中の一流シェフたちを虜にしています。
「フランスの最も美しい村」協会に加盟する村々
このページではオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の中でもローヌ川流域に位置する、ローヌ県、アン県、アルデシュ県、ロワール県、ドローム県に点在する10の「フランスの最も美しい村」協会加盟村を紹介しています。
肥沃な大地の下で育まれた、多様な文化や歴史をぜひ感じてみてくださいね。