モンソロー

【ロワール川の畔の優美な城を囲む村】

 

石灰土の白壁に青いスレート板の屋根が美しい民家に、

ブドウ畑や手入れの行き届いた庭へと続く道。

色とりどりの花々に彩られたこの村の中心には、

由緒正しきモンソロー城が佇んでいる。

フォントヴロー修道院のほど近く、

ロワール・アンジュー・トゥーレーヌ自然国立公園に囲まれ、

穏やかなロワール川の流れと共に気品を漂させる村である。

モンソロー

【ロワール川の畔の優美な城を囲む村】

 

石灰土の白壁に青いスレート板の屋根が美しい民家に、ブドウ畑や手入れの行き届いた庭へと続く道。

 

色とりどりの花々に彩られたこの村の中心には、由緒正しきモンソロー城が佇んでいる。

 

フォントヴロー修道院のほど近く、ロワール・アンジュー・トゥーレーヌ自然国立公園に囲まれ、穏やかなロワール川の流れと共に気品を漂させる村である。




世界遺産:モンソロー城

 

この村の象徴であるモンソロー城の歴史は11世紀に遡ると言われる。現在の城は15世紀に建てられたもので、その優美な姿はロワール川へと移って輝いている。周囲を堀が取り囲んでおり、4つの塔を備えた四角形のフォルムが特徴的。

 

モンソローを含むロワール川流域の村には数多くの城が残っており、2000年に「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」としてユネスコの世界遺産にも登録されている。

世界遺産:モンソロー城

この村の象徴であるモンソロー城の歴史は11世紀に遡ると言われる。

 

現在の城は15世紀に建てられたもので、その優美な姿はロワール川へと移って輝いている。周囲を堀が取り囲んでおり、4つの塔を備えた四角形のフォルムが特徴的。

 

モンソローを含むロワール川流域の村には数多くの城が残っており、2000年に「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」としてユネスコの世界遺産にも登録されている。

アレクサンドル・ドュマの小説の舞台

 

モンソロー城は1846年に書かれたアレクサンドル・ドュマの小説『モンソローの奥方(La Dame de Monsoreau)』の舞台となった。小説の主人公は、この村を治めていたシャルル・ド・シャンブ公と結婚したフランソワーズ・ド・マリドールがモデルだと言われている。

 

またこの城は、イギリスのロマン主義画家ウィリアム・ターナーや、19世紀フランスを代表する芸術家オーギュスト・ロダンなどによっても描かれたことで知られ、多くの芸術家にも愛された。2016年からは、フィリップ・メアイユ(Philippe Méaille)コレクションが常設され、前衛芸術家による現代アートが楽しめる文化・芸術の拠点にもなっている。

アレクサンドル・ドュマの小説の舞台

モンソロー城は1846年に書かれたアレクサンドル・ドュマの小説『モンソローの奥方(La Dame de Monsoreau)』の舞台となった。

 

小説の主人公は、この村を治めていたシャルル・ド・シャンブ公と結婚したフランソワーズ・ド・マリドールがモデルだと言われている。

 

またこの城は、イギリスのロマン主義画家ウィリアム・ターナーや、19世紀フランスを代表する芸術家オーギュスト・ロダンなどによっても描かれたことで知られ、多くの芸術家にも愛された。

 

2016年からは、フィリップ・メアイユ(Philippe Méaille)コレクションが常設され、前衛芸術家による現代アートが楽しめる文化・芸術の拠点にもなっている。

ソー・オ・ルーの丘

 

ロワール流域に住む人々はかつて崖に穴を掘って生活をしていたことでも知られており、ブドウ畑が広がるソー・オ・ルーの丘の真下には15世紀まで洞窟居住を営んでいた跡が残されている。質の良い建築用の石材が産出されたことから、石切り場としても用いられ、その石灰岩はモンソロー城の建設にも使われた。

 

20世紀初めから、この石切り場は高い湿度と室温が低く保たれた環境を利用してマッシュルーム生産のために活用されている。現在は村特産のキノコやワインを販売する店やレストランが併設されているので、ぜひとも足を運んでみると良いだろう。

ソー・オ・ルーの丘

ロワール流域に住む人々はかつて崖に穴を掘って生活をしていたことでも知られており、ブドウ畑が広がるソー・オ・ルーの丘の真下には15世紀まで洞窟居住を営んでいた跡が残されている。

 

質の良い建築用の石材が産出されたことから、石切り場としても用いられ、その石灰岩はモンソロー城の建設にも使われた。

 

20世紀初めから、この石切り場は高い湿度と室温が低く保たれた環境を利用してマッシュルーム生産のために活用されている。

 

現在は村特産のキノコやワインを販売する店やレストランが併設されているので、ぜひとも足を運んでみると良いだろう。

サン・ピエール・ド・レスト教会

 

村の中央広場から小路を進んでいくと、人気の少ない閑静な場所にサン・ピエール・ド・レスト教会が建っている。13世紀から18世紀にかけて建設され、ドーム状の天井を持つプランタジネット様式(アンジュー様式)の美しい教会である。

 

中心からずれた位置に建てられた14世紀の鐘楼が特徴的で、教会内は石灰岩の壁や天井が白く輝き、神聖な印象を与えている。

サン・ピエール・ド・レスト教会

村の中央広場から小路を進んでいくと、人気の少ない閑静な場所にサン・ピエール・ド・レスト教会が建っている。

 

13世紀から18世紀にかけて建設され、ドーム状の天井を持つプランタジネット様式(アンジュー様式)の美しい教会である。

 

中心からずれた位置に建てられた14世紀の鐘楼が特徴的で、教会内は石灰岩の壁や天井が白く輝き、神聖な印象を与えている。

モンソローについて詳しく知りたい!

フランスの最も美しい村

メーヌ・エ・ロワール県モンソロー/Montsoreau (MAINE-ET-LOIRE)

面積:5,19km2

人口:439人(2015年現在)

世界文化遺産:ユネスコ(U.N.E.S.C.O.)

  • 登録名:「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」(Val de Loire entre Sully-sur-Loire et Chalonnes)

2018年8月6日:ページ更新

2020年5月30日:ページ更新

行き方

メーヌ・エ・ロワール県の中心都市ソミュールからバスが出ているので、日帰りで訪れることも可能です。ただし一部のバスは前日までの予約が必要なため、注意が必要です。

 

2019年にこの村を訪れた際はレンタカーを利用しました。隣接してカンド・サン・マルタンという、もう一つの「フランスの最も美しい村」があるので併せて見てまわるのもお勧めです。

パリ・モンパルナス駅(Paris-Montparnasse 1-2)からSNCFに乗って、トゥール(Tours)駅で乗り換え、ソミュール(Saumur)駅下車(※約2時間30分)

ソミュール旧市街(Saumur: Centre-Ville)停留所へ移動して、ソミュール交通(SAUMUR AGGLOBUS)1番のバスに乗ってモンソロー停留所下車(※約20分)

アンジェ(Anjers)から80km(約1時間)

パリ(Paris)から310km(約3時間20分)

パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港から340km(約3時間40分)

紹介動画

フランスの人気テレビ番組「フランス人が選ぶお気に入りの村」で、2012年にモンソローがノミネートされた際の動画がYoutubeの「Le Pays préféré des Français」公式チャンネルにて紹介されています。この村の魅力が詰まった動画で、見たら行ってみたくなること間違いなしです。映像だけでも十分に楽しめますが、順次日本語訳を紹介していく予定なので楽しみにお待ちいただければ幸いです。

レストラン

人口500人程の小さな村ですが10近くの飲食店が営業しており、目的や予算に応じたお店を選ぶことが出来ます。

 

モンソローのお勧めレストランを紹介させて頂きますので、参考にして頂ければ幸いです。

ロワール川やモンソロー城を眺めながら簡単な食事や飲み物で休憩したいという方にお勧めのカフェです。ハンバーガーやおつまみプレートと共に自然派ワインを頂くことが出来ます。モンソロー城のすぐ横手にあるので立地も良く、使いやすいお店です。

モンソロー城を眺めながら、本格的なフランス料理を味わうことが出来るのがこのレストランです。こだわりの食材を使っており、地元のロワールワインの品揃えも豊富。テラス席の他にガラス窓に覆われた屋根付きの部屋もあるので、天候や時間を選ばず優雅な時間を過ごすことが出来ますよ。

村の見どころの中でも紹介させて頂いたレストランで、洞窟の中で食事を楽しむことが出来ます。キノコを使った料理を中心に提供していて、ガリペット(Galipette)と呼ばれる巨大なマッシュルームの中心に詰め物をしてオーブンで焼きあげた料理がこの店の名物。

特産品

村内には小さな商店がありますが、お土産店はあまり多くありません。前述のソー・オ・ルーの丘へと足を延ばしてみるのがお勧めです。また一カ月に一度、中央広場にて開催される骨董市は四半世紀以上続いており村の伝統になっています。アンティークに興味のある方は事前に日程をチェックしてみると良いでしょう。

 

ここではモンソローを訪れたらぜひ味わいたい、地元の味を紹介させて頂きます。

黄金色に輝くシュナン種主体のロワールの発砲ワインのクレマン・ド・ロワール(Crémant de Loire)やソミュール(Saumur)は、エレガントな味わいが魅力的です。

 

また、カベルネ・フラン主体のソミュール・シャンピニー(Saumur Champigny)はフルーティーで軽やかな味わいで、川魚やホワイトアスパラガスを使用したロワール料理とも良く合います。




モンソローのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。2019年に実際に滞在した宿も含めて、モンソローにあるお勧めホテルを紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

2019年4月に宿泊したのが、Booking.com の総合スコア9.3と高評価なこのホテルです。モンソロー城すぐ近くのロワール川沿いの場所に位置しており、村を散策するには最適です。お屋敷に備えた塔が客室になっていて、まるで中世へタイムスリップしたかのような雰囲気が楽しめます。ロワール川を眺めながら頂く美味しい朝食も魅力。民家に紛れて少し見つけにくいので、迷った時のために電話などが出来ると良いです。料金は2名1泊で70€(朝食込)と驚くほど良心的です。

Booking.com の総合スコア9.1と高評価なこのホテルは、客室からロワール川の優雅な流れを眺めることが出来ます。まるで中世のお城に住んでいるかのような洗練された内装の客室に、素敵なお庭とプライベートプール。ラグジュアリーな滞在を求める方にはお勧めのホテルです。料金は2名1泊で200€~270€(朝食込)です。

ロワール川とモンソロー城を同時に見下ろすことの出来るこのホテル。Booking.com のロケーション・スコア9.6と高評価なのも頷けます。村の中心にあるので散策にも便利で、建物はこの地域に特徴的な石灰土で出来ています。レストランの項目でも紹介させて頂いた「Restaurant Le Montsorelli」が併設されているので、ホテルの中で食事をとることも出来ます。料金は2名1泊で100€~130€(朝食別)です。

 

4人まで泊まれる客室もあるので、家族での利用にもお勧め(料金は4名1泊で150€)。



Booking.com




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