アプルモン・シュル・アリエ/Apremont-sur-Allier

 

【祖父の意思を継いだ理想の村】

 

ロワール川支流のアリエ川沿い佇むこの村では、

くすんだ茶色の屋根に覆われて建ち並ぶ民家が

瑠璃色の川に映し出される長閑な田舎の風景が広がる。

生き生きとした庭の緑に対比されて美しく輝くのは、

水色の屋根を被った象牙色の優美な城。

カラフルな花々に飾られた村内を散歩して、

柔らかな色の移り変わりを楽しみたい。

アプルモン・シュル・アリエ/Apremont-sur-Allier

 

【祖父の意思を継いだ理想の村】

 

ロワール川支流のアリエ川沿い佇むこの村では、くすんだ茶色の屋根に覆われて建ち並ぶ民家が瑠璃色の川に映し出される長閑な田舎の風景が広がる。

 

生き生きとした庭の緑に対比されて美しく輝くのは、水色の屋根を被った象牙色の優美な城。

 

カラフルな花々に飾られた村内を散歩して、柔らかな色の移り変わりを楽しみたい。




船乗りの家が建ち並ぶ長閑な風景

 

農地が林に囲まれた、ボカージュ(bocage)と呼ばれる長閑な田園風景が魅力的なフランス・ベリー地方の典型的な小さな村。かつては石切工や輸送を行う船頭の住む平和な村で、ここで採れた石材はオルレアンのサント・クロワ大聖堂やサン・ベノワ・シュル・ロワール大修道院などにも使われた。

 

中心市街地にはこの地域の伝統的な造りの民家が建ち並び、統一感ある街並みが楽しめる。またアリエ川に設けられたかつての船着き場の近くには、15世紀に建てられた歴史ある船乗りの家が残る。川沿いに整備された静かな散歩道は、天気の良い日にピクニックを楽しむにもお勧めの場所である。

船乗りの家が建ち並ぶ長閑な風景

農地が林に囲まれた、ボカージュ(bocage)と呼ばれる長閑な田園風景が魅力的なフランス・ベリー地方の典型的な小さな村。

 

かつては石切工や輸送を行う船頭の住む平和な村で、ここで採れた石材はオルレアンのサント・クロワ大聖堂やサン・ベノワ・シュル・ロワール大修道院などにも使われた。

 

中心市街地にはこの地域の伝統的な造りの民家が建ち並び、統一感ある街並みが楽しめる。

 

またアリエ川に設けられたかつての船着き場の近くには、15世紀に建てられた歴史ある船乗りの家が残る。

 

川沿いに整備された静かな散歩道は、天気の良い日にピクニックを楽しむにもお勧めの場所である。

アプルモン・シュル・アリエ城

 

アリエ川を行き交う船を管理するため城塞化されたこの村の城は、14世紀後半にアルマニャック家とブルゴーニュ家に分かれて勃発した市民戦争に巻き込まれて破壊されてしまった。その後15世紀に、この村の領主の館として建設されたのが現在のアプルモン・シュル・アリエ城である。

 

それから4世紀後の1894年に、1722年より城を所有していた家族の末裔アントワネット・ド・サン・ソヴールと結婚したフランスの実業家ウジェーヌ・シュネデール2性によって城が管理されることとなった。1942年に亡くなるまで、彼は建築家であり室内装飾家だったジャン・フランソワ・ガレアの協力を得ながら、城と村内の民家の修復に情熱を注いだ。現在でもネオ・ゴシック様式の美しい姿で、この村を見守っている。

アプルモン・シュル・アリエ城

アリエ川を行き交う船を管理するため城塞化されたこの村の城は、14世紀後半にアルマニャック家とブルゴーニュ家に分かれて勃発した市民戦争に巻き込まれて破壊されてしまった。

 

その後15世紀に、この村の領主の館として建設されたのが現在のアプルモン・シュル・アリエ城である。

 

それから4世紀後の1894年に、1722年より城を所有していた家族の末裔アントワネット・ド・サン・ソヴールと結婚したフランスの実業家ウジェーヌ・シュネデール2性によって城が管理されることとなった。

 

1942年に亡くなるまで、彼は建築家であり室内装飾家だったジャン・フランソワ・ガレアの協力を得ながら、城と村内の民家の修復に情熱を注いだ。

 

現在でもネオ・ゴシック様式の美しい姿で、この村を見守っている。

花の公園:パルク・フローラル

 

アプルモン・シュル・アリエ城を縁取るのは、フランス語で花の公園と名付けられたパルク・フローラルである。シュネデールの孫のジル・ド・ブリサックは祖父の意思を受け継ぎ、1970年よりイギリスのシシングハースト・カースル・ガーデン(Sissinghurst Castle Garden)から着想を得た英国式庭園パルク・フローラルの制作に取り掛かった。

 

1000種類を超える樹木や花々の香りや色に包まれる庭園は5haにも及び、降り注ぐ光が池や滝などに反射して煌めく心地の良い空間が広がる。また空想上の建物で庭園内を彩る「ファブリック(Fabrique)」というアイデアに着想を受けており、中国風の橋やトルコ風のパヴィリオンなどが異国的な雰囲気を醸し出している。

花の公園:パルク・フローラル

アプルモン・シュル・アリエ城を縁取るのは、フランス語で花の公園と名付けられたパルク・フローラルである。

 

シュネデールの孫のジル・ド・ブリサックは祖父の意思を受け継ぎ、1970年よりイギリスのシシングハースト・カースル・ガーデン(Sissinghurst Castle Garden)から着想を得た英国式庭園パルク・フローラルの制作に取り掛かった。

 

1000種類を超える樹木や花々の香りや色に包まれる庭園は5haにも及び、降り注ぐ光が池や滝などに反射して煌めく心地の良い空間が広がる。

 

また空想上の建物で庭園内を彩る「ファブリック(Fabrique)」というアイデアに着想を受けており、中国風の橋やトルコ風のパヴィリオンなどが異国的な雰囲気を醸し出している。

馬車博物館

 

パルク・フローラルの入口には、1752年に建てられたガラス製造所を19世紀前半に改装して建てられたかつての馬小屋が佇んでいる。現在は19世紀の馬車のコレクションが展示され、当時の面影を今に伝える博物館として利用されている。

 

また庭園内の高台は、近郊の街ヌヴェールで作られた9つの陶器のパネルに飾られている。ウクライナの画家アレクサンドル・セレブリャコフが手掛け、完成には10年もの月日が費やされた珠玉の作品。イタリア喜劇プルチネッラをモチーフに異世界が描かれており、訪れた人々はイマジネーションの世界へと誘われる。

馬車博物館

パルク・フローラルの入口には、1752年に建てられたガラス製造所を19世紀前半に改装して建てられたかつての馬小屋が佇んでいる。

 

現在は19世紀の馬車のコレクションが展示され、当時の面影を今に伝える博物館として利用されている。

 

また庭園内の高台は、近郊の街ヌヴェールで作られた9つの陶器のパネルに飾られている。

 

ウクライナの画家アレクサンドル・セレブリャコフが手掛け、完成には10年もの月日が費やされた珠玉の作品。

 

イタリア喜劇プルチネッラをモチーフに異世界が描かれており、訪れた人々はイマジネーションの世界へと誘われる。

アプルモン・シュル・アリエについて詳しく知りたい!

フランスの最も美しい村

シェール県アプルモン・シュル・アリエ(アプルモンシュルアリエ)/Apremont-sur-Allier(CHER)

面積:30,69km2

人口:71人(2015年現在)

注目すべき庭園(Jardin remarquable):フランス文化省

  • パルク・フローラル(Parc Floral)

写真4枚目:Photoed by Esther Westerveld– Flickr

2018年8月4日:ページ更新

2020年11月22日:ページ更新

行き方

現在この村へ向かう電車やバスはないため、近郊の街からタクシー等の利用が必要です。

 

2019年に訪れた際は、レンタカーを利用しました。村内数か所に大きな駐車場が整備されているので、車での移動も安心ですよ。

パリ(Paris)方面からクレルモン・フェラン方面のSNCFに乗って、ヌヴェール(Nevers)駅下車

ヌヴェール(Nevers)駅からタクシーで、アプルモン・シュル・アリエへ(約30分)

パリ(Paris)から270km(約2時間40分)

リヨン(Lyon)から260km(約3時間)

パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港から300km(約3時間)

リヨン・サン・テグジュベリ(Lyon-Saint Exupery)空港から、アプルモン・シュル・アリエ(Apremont-sur-Allier)まで280km(約3時間10分)

紹介動画

フランスの人気テレビ番組「フランス人が選ぶお気に入りの村」で、2012年にアプルモン・シュル・アリエがノミネートされた際の動画がYoutubeの「Le Pays préféré des Français」公式チャンネルにて紹介されています。この村の魅力が詰まった動画で、見たら行ってみたくなること間違いなしです。映像だけでも十分に楽しめますが、順次日本語訳を紹介していく予定なので楽しみにお待ちいただければ幸いです。

アプルモン・シュル・アリエのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。アプルモン・シュル・アリエにあるお勧めの宿を紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.comのロケーションスコア9.1と高評価なこの宿泊施設は、30年以上人が住んでいなかったというフランス・ベリー地域の伝統的な造りの民家を綺麗にリノベーションしたシャンブル・ドット。木が剥き出しになった天井や石の床など、かつての民家の造りを最大限残したこだわりを感じる空間で、アンティークや古いものが好きという方にぜひ泊ってほしい宿です。中心市街地に位置しているので、村の散策にも便利。料金は2名1泊で110€(朝食込)です。

 

簡易キッチンを備えたスイートルームもあるので、この村の暮らすように滞在したいという方にもお勧め(2名1泊で150€)。



Booking.com




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