リクヴィール/Riquewihr
【絵本の世界が広がるアルザスの真珠】
コルマール近郊アルザスワイン街道沿いのこの村は、
高品質のワインと歴史ある建築物の数々を誇り、
アルザスの美しい暮らしを受け継ぐ名高い場所として知られている。
カラフルな木組みの民家に、淡褐色の円形の瓦に覆われたうろこ状の屋根。
色とりどりの花で飾られたバルコニーに、伝統ある模様が刻まれた窓枠。
メルヘンチックな雰囲気漂うこの村に足を踏み入れれば、
まるで絵本の世界の住人になったかのようだ。
コルマール近郊アルザスワイン街道沿いのこの村は、
高品質のワインと歴史ある建築物の数々を誇り、
アルザスの美しい暮らしを受け継ぐ名高い場所として知られている。
カラフルな木組みの民家に、淡褐色の円形の瓦に覆われたうろこ状の屋根。
色とりどりの花で飾られたバルコニーに、伝統ある模様が刻まれた窓枠。
メルヘンチックな雰囲気漂うこの村に足を踏み入れれば、
まるで絵本の世界の住人になったかのようだ。
コルマール近郊アルザスワイン街道沿いのこの村は、高品質のワインと歴史ある建築物の数々を誇り、アルザスの美しい暮らしを受け継ぐ名高い場所として知られている。
カラフルな木組みの民家に、淡褐色の円形の瓦に覆われたうろこ状の屋根。色とりどりの花で飾られたバルコニーに、伝統ある模様が刻まれた窓枠。
メルヘンチックな雰囲気漂うこの村に足を踏み入れれば、まるで絵本の世界の住人になったかのようだ。
規則正しくブドウの樹が立ち並ぶワイン畑に囲まれたこの街は、長らくヴュルテンベルク公によって統治されていた。城壁の内側には、数多くの貴族の館や素晴らしい中庭が残り、ワインの優美な香りと共に訪れる人々を迎える。
とりわけ、この村の北側に広がる区画シュネンブルグ(Schoenenbourg)と、南東部に広がる区画スポーレン(Sporen)で産出されるワインは、アルザスワインとして最高品質であることを示すグラン・クリュ(特級)の認定を受けている。天気の良い日には周囲の丘へハイキングに出かけ、ブドウ畑越しに褐色に染まる集落を眺めてみるのも気持ちが良い。
規則正しくブドウの樹が立ち並ぶワイン畑に囲まれたこの街は、長らくヴュルテンベルク公によって統治されていた。
城壁の内側には、数多くの貴族の館や素晴らしい中庭が残り、ワインの優美な香りと共に訪れる人々を迎える。
とりわけ、この村の北側に広がる区画シュネンブルグ(Schoenenbourg)と、南東部に広がる区画スポーレン(Sporen)で産出されるワインは、アルザスワインとして最高品質であることを示すグラン・クリュ(特級)の認定を受けている。
天気の良い日には周囲の丘へハイキングに出かけ、ブドウ畑越しに褐色に染まる集落を眺めてみるのも気持ちが良い。
村内を歩けば、15世紀から16世紀の豪華な邸宅が建ち並んでいる。アルザス地方らしい色彩豊かな木組みの家が多く、どこを切り取っても絵になる景観。
その中でも一際存在感を放っているのが、フランス語で摩天楼を意味する「グラット・シエル(grate-ciel)」と名付けられた5階建ての建物。高さ25mにも達するアルザス地方で最も高い木組みの家である。
村内を歩けば、15世紀から16世紀の豪華な邸宅が建ち並んでいる。
アルザス地方らしい色彩豊かな木組みの家が多く、どこを切り取っても絵になる景観。
その中でも一際存在感を放っているのが、フランス語で摩天楼を意味する「グラット・シエル(grate-ciel)」と名付けられた5階建ての建物。
高さ25mにも達するアルザス地方で最も高い木組みの家である。
村の入口のすぐそばには、王冠を被ったような姿が印象的なヴュルテンベルク城(モンベリアル城とも呼ばれる)が佇んでいる。1540年にジョルジュ・ド・ヴュルテンベルク公によって古い城が取り壊され、代わりに16世紀のライン流域風の建築様式を取り入れて再建された。1861年に村の所有となり、学校や資料館などとしても使用されていた。
村の反対側の入口には、ドルデ(Dolder)の塔と呼ばれる鐘楼がある。屋内では村の歴史に関する資料が展示されており、塔の上からは村とブドウ畑が調和する素晴らしい風景を一望することが出来る。コロンバージュ模様に彩られた姿が特徴的で、城壁が築かれた1291年に建てられて以来、村の生活を見守ってきた。
村の入口のすぐそばには、王冠を被ったような姿が印象的なヴュルテンベルク城(モンベリアル城とも呼ばれる)が佇んでいる。
1540年にジョルジュ・ド・ヴュルテンベルク公によって古い城が取り壊され、代わりに16世紀のライン流域風の建築様式を取り入れて再建された。
1861年に村の所有となり、学校や資料館などとしても使用されていた。
村の反対側の入口には、ドルデ(Dolder)の塔と呼ばれる鐘楼がある。
屋内では村の歴史に関する資料が展示されており、塔の上からは村とブドウ畑が調和する素晴らしい風景を一望することが出来る。
コロンバージュ模様に彩られた姿が特徴的で、城壁が築かれた1291年に建てられて以来、村の生活を見守ってきた。
店先に掲げられた看板の多くは、アンシ(Hansi)の名で知られるアルザスを代表するイラストレーターのジャン゠ジャック・ヴァルツ氏が手掛けたもので、村の魅力を惹きたてている。
村内にはオンクル・アンシ資料館もあるので、素朴で可愛らしい画風に惹かれた方にはお勧めの場所だ。また彼の生涯や作品を通して、フランス・ドイツ間の情勢に翻弄されたアルザス地方の複雑な歴史背景についても学ぶことが出来る。
店先に掲げられた看板の多くは、アンシ(Hansi)の名で知られるアルザスを代表するイラストレーターのジャン゠ジャック・ヴァルツ氏が手掛けたもので、村の魅力を惹きたてている。
村内にはオンクル・アンシ資料館もあるので、素朴で可愛らしい画風に惹かれた方にはお勧めの場所だ。
また彼の生涯や作品を通して、フランス・ドイツ間の情勢に翻弄されたアルザス地方の複雑な歴史背景についても学ぶことが出来る。
オー・ラン県リクヴィール(リクヴィル、リクビール、リクビル)/Riquewihr (HAUT-RHIN)
面積:17,04 km2
人口:1,077人(2017年現在)
A. O. C.(原産地統制呼称制度):フランス農林省
2020年02月26日:ページ更新
2020年4月29日:ページ更新
アルザス地方に点在する小さな街や村を訪れるのには、一面に広がるブドウ畑を見渡すことが出来るため車で訪れるのがお勧め。注意点としては、人気のマルシェ・ド・ノエルの時期は観光客が非常に多く、訪問した際は駐車場探しに非常に苦労してしまいました。時間に余裕を持って訪れるのが良いかもしれません。
この時期に訪れる方はオー・ラン県の中心都市、コルマールから運行しているバスを利用するのもお勧めです。
パリ東駅(Paris Est)からSNCFに乗って、コルマール(Colmar)駅下車(※約2時間20分)
コルマール(Colmar)駅前停留所から、グラン・デスト交通106番線に乗って、コルマール郵便局前停留所(RIQUEWIHR/Poste)下車(※約40分)
ストラスブール(Strasbourg)から70km (※約1時間)
ストラスブール空港から70km(約50分)
フランスの人気テレビ番組「フランス人が選ぶお気に入りの村」で、2012年にリクヴィールがノミネートされた際の動画がYoutubeの「Le Pays préféré des Français」公式チャンネルにて紹介されています。この村の魅力が詰まった動画で、見たら行ってみたくなること間違いなしです。
2019年にリクヴィールを訪れた際に、1995年からミシュラン・ガイドで星を獲得し続けている「ラ・ターブル・ドゥ・グルメ」というお店へ行ってみました。
村中にあるこのレストランの自家菜園から届けられた野菜をふんだんに使うのが、このお店のこだわりです。見た目にも美しい自然派フレンチは、感動的な食事になること間違いなしですよ!
村の中には小さなお菓子屋さんやお土産屋さんが点在しているので、街歩きも楽しめます。
ここでは、リクヴィールを訪れたらぜひチェックしてみて欲しいアルザス地方のローカルフードを紹介させて頂きます。
ドイツ文化の影響を受けたアルザス地方では、ドイツパンの定番プレッツェルをよく見かけます。岩塩が振りかけられたモチモチとした生地は、やみつきになる美味しさ。ぜひ本場のプレッツェルを味わってみてくださいね。
ドルデの塔のすぐ隣には、アルザスでも高い評価を得ている人気のコンフィチュール屋さんがあります。特にホワイト・アスパラを使用したジャムなど珍しいものも多く、試食してみるのがお勧めです。
花がいっぱいの夏の時期も有名な村ですが、この村が最も輝くのはクリスマスの時期です。
色とりどりの木組みの民家がクリスマス仕様の可愛らしい装飾に彩られ、夢の時間を過ごすことが出来ますよ。マルシェ・ド・ノエルやクリスマス・イルミネーションの雰囲気を楽しみに、ぜひとも訪れてみてくださいね!
村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。
フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。今回は、私たちが実際に滞在したホテルに加えて、ミリュラン星付きレストラン「ラ・ターブル・ドゥ・グルメ」の運営するこだわり宿をご紹介させて頂きますので参考にして頂ければ幸いです。
2019年に実際に宿泊したのがこのホテルで、アルザス地方らしい可愛らしい装飾が楽しめます。Booking.comでロケーションスコア9.6のこのホテルは、城壁の内側に位置しているので村の散策にも便利です。また駐車場の確保が非常に困難なリクヴィールにおいて、1日10€の追加料金で利用できる専用駐車場があり助かりました。料金は2名1泊で130~210€(朝食別)ほど。
全室がスイートと名付けられた客室は、豪華な装飾に彩られ、贅沢な滞在を約束します。城壁の内側なので、村歩きにも便利です。また、このサイトでも紹介しているミリュラン星付きレストラン「ラ・ターブル・ドゥ・グルメ」のグループ店なので、細部までこだわりを感ます。料金は2名1泊で200~300€(朝食別)ほど。
【一緒に訪れたい美しい村】
リクヴィールから車で10分(5km)
リクヴィールから車で20分(10km)
リクヴィールから車で30分(20km)
リクヴィールから車で40分(40km)