ムスティエ・サント・マリー

Moustiers-Sainte-Marie

星が輝く陶器の村

ヴェルドン(Verdon)地方自然公園の域内に位置し、険しい崖の麓にムスティエ・サント・マリーは静かに佇む。

 

見上げると断崖の間には星のオブジェが飾られ、村の営みを見守り続ける。フレデリック・ミストラルの伝説によれば、サラセン(イスラム)の捕虜となったブラカス騎士が無事に彼の故郷に戻れるようにと願いを込めて、聖母マリアに捧げられた奉献物とされている。

 

ムスティエ・サント・マリーを訪れたら見逃せないのが、ムスティエ焼と呼ばれる陶器である。代表的なモチーフは楽園の鳥(Oiseau du Paradis)と呼ばれる、色鮮やかな空想上の鳥のモチーフである。その他、ルイ16世が好んだジャガイモの花やマリー・アントワネットが寵愛したバラのモチーフなど、フランスの王宮でも人気を集めていたことが伺える。陶器に興味のある方は、ファイアンス美術館も立ち寄ると良い。

 

村を登った先には、ノートル・ダム・ド・ボーヴォワール(N.-D.-de-Beauvoir)教会が姿を現す。ゴシック様式とロマネスク様式が半々に混ざり合った建築が魅力的である。

 

村へ向かう道中のラベンダー畑や、ヴェルドン渓谷の川下りなど、周りの豊かな自然景観も楽しめる。ホテルやレストランも数多くあるので、ぜひ一泊してこの村の魅力を満喫したい。

 

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アルプ・ド・オート・プロヴァンス県ムスティエ・サント・マリー(ムスティエサントマリー)

/Moustiers-Sainte-Marie (ALPES-DE-HAUTE-PROVENCE)

面積:87,97km2

人口:693人(2015年現在)

公共交通機関の場合:

SNCFのエク・サン・プロヴァンス駅もしくはマルセイユ駅から出ているAutocars Sumian社のバスに乗って、ムスティエ(Moustiers)停留所下車

※その他、複数の行きかたがありますが、運営者が利用した行きかたのみ掲載

車の場合:

グルノーブル(Grenoble)とマルセイユ(Marseille)を結ぶ高速道路A51号線18番出口から54km

飛行機の場合:

マルセイユ・プロヴァンス空港から115km

「フランスの最も美しい村」協会 加盟村

2018年4月22日:ページ更新

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