セギュレ

【強固に守られたローマ法王直轄の村】

 

ダンテル・ド・モンミライユ山に見守られて佇むこの村は、

ローヌ渓谷を一望出来る最高の見晴らし台となっている。

中世から変わらぬ石畳の狭い路地は、

カラードと呼ばれるスロープ状になっており、

石畳の小路に沿って建ち並ぶ歴史ある民家は、

古くからの壁が日光を遮り涼し気な影に包まれる。

集落の麓に広がるブドウ畑の緑に縁取られながら、

乾いた明るい色の石造りの民家が輝きを放つ。

セギュレ

【強固に守られたローマ法王直轄の村】

 

ダンテル・ド・モンミライユ山に見守られて佇むこの村は、ローヌ渓谷を一望出来る最高の見晴らし台となっている。

 

中世から変わらぬ石畳の狭い路地は、カラードと呼ばれるスロープ状になっており、古くからの壁が日光を遮り涼し気な影に包まれる。

 

集落の麓に広がるブドウ畑の緑に縁取られながら、乾いた明るい色の石造りの民家が輝きを放つ。




村の歴史

 

近郊の街ヴェゾン・ラ・ロメーヌの司教座に属していたこの土地は、11世紀にトゥールーズ候によって占領され強固な城が築かれた。村の名前はプロヴァンス語の「ségur(安全)」に由来し、かつて城塞が築かれていたこの村の丘の上には、廃墟となった城の一部が残されている。

 

トゥールーズ候、フランス王、ローマ司教、オランジュ皇太子らの軋轢に巻き込まれる形で領主が変化していくなか、正式にローマ法王の手へと渡ったのが1274年のことであった。その後、1792年のフランス革命によって村がフランスの統治下となるまで、5世紀以上に渡りローマ教皇の直轄領として村は歩みを続けた。

村の歴史

近郊の街ヴェゾン・ラ・ロメーヌの司教座に属していたこの土地は、11世紀にトゥールーズ候によって占領され強固な城が築かれた。

 

村の名前はプロヴァンス語の「ségur(安全)」に由来し、かつて城塞が築かれていたこの村の丘の上には、廃墟となった城の一部が残されている。

 

トゥールーズ候、フランス王、ローマ司教、オランジュ皇太子らの軋轢に巻き込まれる形で領主が変化していくなか、正式にローマ法王の手へと渡ったのが1274年のことであった。

 

その後、1792年のフランス革命によって村がフランスの統治下となるまで、5世紀以上に渡りローマ教皇の直轄領として村は歩みを続けた。

中世の趣漂う街並み

 

村内の通りは18世紀に拡幅されたものの、城壁のすぐ後ろに家々が寄り添って建てられている場所も残っており、中世の名残を留めている。

 

北側に城壁と共に築かれたビーズ(Bise)の門は、ミストラルという北からの冷たい風を避ける目的があったと考えられている。14世紀以来改修なども行われていないにも関わらず、南側にあるポルタイユ・ヌフ(Portail Neuf、新しい門)と共に強固な姿を留めながら、今日も訪れる人々を迎え入れている。

中世の趣漂う街並み

村内の通りは18世紀に拡幅されたものの、城壁のすぐ後ろに家々が寄り添って建てられている場所も残っており、中世の名残を留めている。

 

北側に城壁と共に築かれたビーズ(Bise)の門は、ミストラルという北からの冷たい風を避ける目的があったと考えられている。

 

14世紀以来改修なども行われていないにも関わらず、南側にあるポルタイユ・ヌフ(Portail Neuf、新しい門)と共に強固な姿を留めながら、今日も訪れる人々を迎え入れている。

17世紀の鐘楼とマスカロンの泉

 

緩やかな傾斜のついた石畳の道を上って行くと、17世紀の鐘楼が目に留まる。この地域で最も古い鐘が1660年に取り付けられたこの鐘楼は、住民に時を知らせ続けている。

 

そのすぐ脇には、四方に取り付けられたマスカロンと呼ばれる仮面飾りが印象的な17世紀の泉がある。このマスカロンの泉はかつてはこの村唯一の水汲み場として、住民生活に欠かせない大切な場であった。

17世紀の鐘楼とマスカロンの泉

緩やかな傾斜のついた石畳の道を上って行くと、17世紀の鐘楼が目に留まる。

 

この地域で最も古い鐘が1660年に取り付けられたこの鐘楼は、住民に時を知らせ続けている。

 

そのすぐ脇には、四方に取り付けられたマスカロンと呼ばれる仮面飾りが印象的な17世紀の泉がある。

 

このマスカロンの泉はかつてはこの村唯一の水汲み場として、住民生活に欠かせない大切な場であった。

サン・ドニ教会

 

集落の最も高い場所に建てられた、ロマネスク様式の美しい外観が魅力的な10世紀のサン・ドニ教会は必見。教会内では18世紀の絵画や祭壇などに加え、住民の増加と共により広い空間へと改築されてきた歴史の跡を垣間見ることが出来る。

 

この教会では毎年クリスマスになると、中世から語りにより伝承が続いているベルジエの聖史劇(Mystère des Bergers)が上演され、古来からの伝統が受け継がれている。

サン・ドニ教会

集落の最も高い場所に建てられた、ロマネスク様式の美しい外観が魅力的な10世紀のサン・ドニ教会は必見。

 

教会内では18世紀の絵画や祭壇などに加え、住民の増加と共により広い空間へと改築されてきた歴史の跡を垣間見ることが出来る。

 

この教会では毎年クリスマスになると、中世から語りにより伝承が続いているベルジエの聖史劇(Mystère des Bergers)が上演され、古来からの伝統が受け継がれている。

サント・テックル礼拝堂

 

18世紀に建てられたサント・テックル礼拝堂は、19世紀にその役目を終えたが、1960年代に地元の有志により修復され、現在は絵画やクリスマスを彩るサントン人形などが展示されている。

 

また城壁の外側には、1636年に建てられたノートル・ダム・デ・グラス礼拝堂が佇む。この礼拝堂には、ある荷車引きの男が聖母マリア様によって再び生を与えられたとの伝説が残されている。

サント・テックル礼拝堂

18世紀に建てられたサント・テックル礼拝堂は、19世紀にその役目を終えたが、1960年代に地元の有志により修復され、現在は絵画やクリスマスを彩るサントン人形などが展示されている。

 

また城壁の外側には、1636年に建てられたノートル・ダム・デ・グラス礼拝堂が佇む。

 

この礼拝堂には、ある荷車引きの男が聖母マリア様によって再び生を与えられたとの伝説が残されている。

セギュレについて詳しく知りたい!

フランスの最も美しい村

ヴォクリューズ県セギュレ/Séguret (VAUCLUSE)

面積:21,04km2

人口:847人(2015年現在)

2018年6月4日:ページ更新

2020年9月15日:ページ更新

行き方

ヴォークリューズ県の中核都市オランジュからバスで訪れる事が可能です。一日当たりの本数も多いので、公共交通機関のみでも訪れやすい村と言えるでしょう。

 

2018年に訪れた際は、現地の観光バスを利用しました。ヴォクリューズ県には美しい村が集中しており、一日に数カ所の美しい村を巡ることが出来るため、車を手配するのもお勧めです。

リヨン(Lyon)方面もしくはマルセイユ(Marseille)方面からSNCFに乗って、オランジュ駅(Orange)駅下車

オランジュ(Orange)駅から、trans vaucluse社4番線Vaison-la-romaine行きのバスに乗って、セギュレ停留所下車(約30分)

マルセイユから140km(約1時間40分)

リヨンから220km(約2時間30分)

アヴィニョン空港から55km(約45分)

マルセイユ・プロヴァンス空港から120km(約1時間30分)

レストラン

この村の位置するプロヴァンス地方はバカンスの滞在先としても人気で、村内には数か所のレストランが営業しています。

 

2018年に実際に利用したセギュレのお勧めレストランを紹介させて頂きますので、参考にして頂ければ幸いです。

鋭い日差しを遮るように置かれた木々や布製の屋根が嬉しいテラス席では、南仏らしいのんびりとした時間が流れています。

 

このレストランの魅力は、見た目にもこだわった色彩豊かな料理の数々。この村自慢のワインとも相性が良く、大変美味しくいただきました。前菜・メイン・デザートのついた3品のコースは、35€です。

特産品

村内には小さなアトリエやワイナリーが点在しています。

 

ここではセギュレを訪れたらぜひ味わいたい、お勧めの味を紹介させて頂きます。

プロヴァンス地方の最北端に位置するこの村は、ローヌワインの産地として有名で、A. O. C. コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・セギュレ(Côtes-du-rhône villages Séguret)の原産地統制呼称を名乗ることが認められています。

 

今回の滞在では10数種類のワインを試飲させて頂きましたが、造り手によって全く風味の異なる個性豊かなワインが魅力的でした。色々と試してみて、お気に入りのワインを探してみるのがお勧めです。




セギュレのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。セギュレにあるお勧めの宿を紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.comのロケーションスコア9.4と高評価なこの宿泊施設は、ブドウ畑に囲まれており、集落を麓から一望することができます。白を基調とした清潔感の漂う内装で、設えられた木製の家具が温かみのある空間を醸し出しています。プライベートプールやレストランを備えているので、羽を伸ばしてのんびりと過ごしたいという方にお勧め。フロントのあるホテルなので、あまり旅行に慣れていない方にも安心です。中心市街地まで500mほど離れているため、車があったほうが便利でしょう。料金は2名1泊で110€~160€(朝食別)です。

Booking.comの総合スコア9.1と高評価なこの宿泊施設は、赤い雨戸がアクセントになっていて、プロヴァンスの典型的な別荘といった建物が印象的です。客室は広々としていて清潔感があり、石積みの壁が落ち着いた雰囲気を演出しています。プライベートプールも備えているので、南仏のバカンスらしくゆったりと滞在するのに最適です。料金は2名1泊で90€(朝食別)。

 

4人まで宿泊可能な客室も備えているため、家族での利用にもお勧めです(4名1泊で150€)。



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