テュレンヌ

【英仏の王に特権を与えられた子爵の都】

 

石灰質の地層が広がるマルテル台地に位置するこの村は、

リムーザン地方の名家テュレンヌ子爵の領地として、

10世紀以上に渡って大いなる繁栄を享受した。

太陽の光を浴びて輝く白壁と藍色の石葺き屋根のコントラストが美しい集落を、

高台に佇む強固な城塞が見守っている。

中心市街地に残る保存状態の素晴らしい建築物群は、

この村が誇る栄光の時代の面影を強く残している。

テュレンヌ

【英仏の王に特権を与えられた子爵の都】

 

石灰質の地層が広がるマルテル台地に位置するこの村は、リムーザン地方の名家テュレンヌ子爵の領地として、10世紀以上に渡って大いなる繁栄を享受した。

 

太陽の光を浴びて輝く白壁と藍色の石葺き屋根のコントラストが美しい集落を、高台に佇む強固な城塞が見守っている。

 

中心市街地に残る保存状態の素晴らしい建築物群は、この村が誇る栄光の時代の面影を強く残している。




村の歴史

 

テュレンヌ家の名が初めて文献に登場するのは823年の事。封建国家として勢力を拡大し、14世紀にはフランスで最も影響力のある領主となった。

 

イギリスおよびフランス国王から特権を認められ王にしか従属する必要がなかったテュレンヌ家は、自由に兵隊を徴募し、貨幣を鋳造し、家臣や従者に爵位を与えることができるなど強大な権力を保持していた。また、王への税金を納める必要がないタックスヘイブンであり、実質的な自治権を有していたため、近隣諸国からは妬み、恨みの目で見られていたとさえ言われている。

村の歴史

テュレンヌ家の名が初めて文献に登場するのは823年の事。封建国家として勢力を拡大し、14世紀にはフランスで最も影響力のある領主となった。

 

イギリスおよびフランス国王から特権を認められ王にしか従属する必要がなかったテュレンヌ家は、自由に兵隊を徴募し、貨幣を鋳造し、家臣や従者に爵位を与えることができるなど強大な権力を保持していた。

 

また、王への税金を納める必要がないタックスヘイブンであり、実質的な自治権を有していたため、近隣諸国からは妬み、恨みの目で見られていたとさえ言われている。

テュレンヌ城

 

最も原初的な城塞に代わり、現在の場所に城が建てられたのは11世紀の事である。今日でも小さな丘の頂上に2つの塔が聳え立っており、その光景はリムーザン地方、ペリゴール地方、ケルシー地方を1738年まで統治していたテュレンヌ子爵の威厳の歴史を刻み続ける。

 

高さ20mにも及ぶセザールの塔(Tours de César)は13世紀に建てられ、フランス・カペー朝の影響を受けた円柱状の形が印象的である。反対側に佇む宝物の塔(Tours du Trésor) は14世紀に建てられ、セザールの塔とは対照的に長方形の外観をしている。その間には美しい庭が整備されており、360度見渡すことの出来る素晴らしい眺めが広がっている。

テュレンヌ城

最も原初的な城塞に代わり、現在の場所に城が建てられたのは11世紀の事である。

 

今日でも小さな丘の頂上に2つの塔が聳え立っており、その光景はリムーザン地方、ペリゴール地方、ケルシー地方を1738年まで統治していたテュレンヌ子爵の威厳の歴史を刻み続ける。

 

高さ20mにも及ぶセザールの塔(Tours de César)は13世紀に建てられ、フランス・カペー朝の影響を受けた円柱状の形が印象的である。

 

反対側に佇む宝物の塔(Tours du Trésor) は14世紀に建てられ、セザールの塔とは対照的に長方形の外観をしている。

 

その間には美しい庭が整備されており、360度見渡すことの出来る素晴らしい眺めが広がっている。

サン・パンタレオン教会

 

1661 年に建立されたサン・パンタレオン・カトリック参事会教会は、高さ13,2mにも及ぶ円天井が味わい深いロマネスク様式の教会である。教会内に飾られた17世紀バロック様式の祭壇画は、黄金の輝きで見る者の心を奪う。

 

またケルシー地方で採れる美しいローズに覆われた屋根が魅力的なカピュシン礼拝堂(Chapelle des Capucins)は、1643年に建設された。定期的に企画展やコンサートなどが開催されているので立ち寄ってみると良いだろう。

サン・パンタレオン教会

1661 年に建立されたサン・パンタレオン・カトリック参事会教会は、高さ13,2mにも及ぶ円天井が味わい深いロマネスク様式の教会である。

 

教会内に飾られた17世紀バロック様式の祭壇画は、黄金の輝きで見る者の心を奪う。

 

またケルシー地方で採れる美しいローズに覆われた屋根が魅力的なカピュシン礼拝堂(Chapelle des Capucins)は、1643年に建設された。

 

定期的に企画展やコンサートなどが開催されているので立ち寄ってみると良いだろう。

豊かな歴史を感じる中心市街地

 

テュレンヌの村は、16世紀に勃発した宗教戦争の際にプロテスタント派の避難場所ともなった。そのため、村の高い場所に位置する子爵の役人が住んでいた地区は、街がつくられた14世紀から15世紀頃のカトリック的な構造を、16世紀に拡張された地区はプロテスタント的な村の構造を有している。このように対比して村を眺めるのも興味深い。

 

急勾配で狭い小路が続く中心市街地には、15世紀~17世紀のかつての豪邸や民家が建ち並ぶ。建物に備えられた円錐形の屋根を被った小塔は、街並みにアクセントを加えている。またテュレンヌ城に使われていた石材は、城が崩壊した際に住民が持ち帰り民家の装飾として用いられた。紡がれた歴史の一部を成す、さりげない飾り付けが村の景観を一層魅力的なものとしている。

豊かな歴史を感じる中心市街地

テュレンヌの村は、16世紀に勃発した宗教戦争の際にプロテスタント派の避難場所ともなった。

 

そのため、村の高い場所に位置する子爵の役人が住んでいた地区は、街がつくられた14世紀から15世紀頃のカトリック的な構造を、16世紀に拡張された地区はプロテスタント的な村の構造を有している。このように対比して村を眺めるのも興味深い。

 

急勾配で狭い小路が続く中心市街地には、15世紀~17世紀のかつての豪邸や民家が建ち並ぶ。

 

建物に備えられた円錐形の屋根を被った小塔は、街並みにアクセントを加えている。

 

またテュレンヌ城に使われていた石材は、城が崩壊した際に住民が持ち帰り民家の装飾として用いられた。

 

紡がれた歴史の一部を成す、さりげない飾り付けが村の景観を一層魅力的なものとしている。

テュレンヌについて詳しく知りたい!

フランスの最も美しい村

コレーズ県テュレンヌ(チュレンヌ)/Turenne (CORRÈZE)

面積:28,03 km2

人口:850人(2016年現在)

2019年01月28日:ページ更新

2020年9月11日:ページ更新

行き方

コレーズ県の中核都市ブリーヴ・ラ・ガイヤルドから電車で訪れる事が可能です。ただし、駅から村の中心市街地までは、少し距離があるため注意が必要です。

 

2018年にこの村を訪れた際は、トゥールーズからレンタカーを利用しました。近隣に美しい村が集まっているこの地域は、一日に数カ所の美しい村を巡ることが出来るため、可能ならば車を手配するのがお勧めです。

パリ・オステルリッツ駅(Paris-Austerlitz)もしくはトゥールーズ・マタビオ駅(Toulouse-Matabiau)からSNCFに乗って、SNCFに乗って、ブリーヴ=ラ=ガイヤルド駅(Brive-la-Gaillarde)下車(それぞれ、約4時間30分、約2時間20分)

ブリーヴ=ラ=ガイヤルドから、4番定期便(LR4)261番のバスに乗ってテュレンヌ旧市街停留所(TURENNE – Le Bourg)下車(約30分)

※もしくは、ブリーヴ=ラ=ガイヤルド駅(Brive-la-Gaillarde)からSNCF在来線TERに乗り換えて、テュレンヌ駅(Turenne)下車(約20分)

テュレンヌ駅から、テュレンヌ旧市街まで徒歩で約40分

ボルドー(Bordeaux)から230km(約2時間20分)

トゥールーズ(Toulouse)から200km(約2時間10分)

ボルドー・メリニャック空港から230km(約2時間20分)

トゥールーズ・ブラニャック空港から200km(約2時間)

紹介動画

フランスの人気テレビ番組「フランス人が選ぶお気に入りの村」で、2013年にテュレンヌがノミネートされた際の動画がYoutubeの「Le Pays préféré des Français」公式チャンネルにて紹介されています。この村の魅力が詰まった動画で、見たら行ってみたくなること間違いなしです。映像だけでも十分に楽しめますが、順次日本語訳を紹介していく予定なので楽しみにお待ちいただければ幸いです。

テュレンヌのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。残念ながら、この村にはbooking.comから予約できるホテルがありませんが、車で20分程の距離にあるコレーズ県のもう一つの美しい村コロンジュ・ラ・ルージュにあるお勧めの宿を紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.comの清潔さについての項目で9.0と高評価なこの宿泊施設は、白を基調とした品のある客室を提供しています。テュレンヌ村とコロンジュ・ラ・ルージュ村は地理的に離れていないにも関わらず、まったく異なる街並みを見せてくれるため、2つの村を併せて訪れる事で多様性を重んじる「フランスで最も美しい村」の魅力を存分に感じることが出来るでしょう。料金は2名1泊で100€(朝食別)です。

 

3人まで宿泊可能の客室も備えているので、家族での利用もお勧めです。(料金は3名1泊で120€)



Booking.com




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