イヴォワール

Yvoire

五感が研ぎ澄まされる村

スイスとの国境近くレマン湖のほとりに、イヴォワールは中世から続く美しい街並みを残している。その小さくても輝く姿から、「レマンの真珠」と呼ばれている。

 

ドーフィネ公国とサヴォワ公国との間の紛争の只中にあった1306年、サヴォワ伯爵であったアメデオ5世大公(Amédée V le Grand)にの命によって、村を取り囲む城壁と共にイヴォワール城が建設され要塞化された。

 

1950年代からイヴォワールは村中を花々で飾ることに力を入れ始め、1959年から始まった「花のまちコンクール(Concours des villes et villages fleuris)」では最高賞を受賞した。また、近年では「花のまちヨーロッパコンクールConcours Européen du Fleurissement」の造園・園芸部門の国際特別賞を受賞するなど、見渡す限り花で彩られた可愛らしい村である。

 

イヴォワールの見どころは、「五感の庭(Jardin des Cinq Sens)」と呼ばれる城の庭園。保存されていた設計図を基に中世の時代のままの庭が再現されており、区画ごとに視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感で体験できる造りになっている。その美しさから、フランス文化省による「注目すべき庭園(Jardin remarquable)」にも登録されている。

 

レマン湖で取れたパーチ(perche)をレモンバター・ソースと共に味わうムニエルが名物。ほど良い酸味が効いてさっぱりとした一品は、湖畔で過ごすバカンスにぴったり。この村を訪れたら、サヴォワ地方の良く冷えた白ワインと共にぜひとも味わいたい。

 

花々に囲まれた村内を散策し終えたら、レマン湖沿いのビーチでゆっくりとした時間を過ごすことも出来る。ゆっくりと流れる時間の中で、心の底からくつろぎたい。

オート・サヴォワ県イヴォワール/Yvoire (Haute-Savoie)

面積:3,12km2

人口:953人(2015年現在)

公共交通機関の場合:

パリ・ガール・ド・リヨン駅(Paris Gare de Lyon)からTGVに乗って、トノン・レ・バン(Thonon les Bains)駅下車(約4時間)

※ベルガルド=シュル=ヴァルスリーヌ(BELLEGARDE-SUR-VALSERINE)駅で接続あり

トノン・レ・バン(Thonon les Bains)バス停留所から、SAT社152番のバスに乗ってイヴォワール停留所下車(約30分)

 

ジュネーブ(Genève)駅からSBBに乗って、ニヨン(Nyon)駅下車

ニヨン(Nyon)港もしくはジュネーブ(Genève)港 (※季節による)から定期線に乗って、イヴォワールへ

 

車の場合:

パリから向かう場合:高速道路 A6号線、次いで高速道路A40号線 (約5時間50分)
リヨンから向かう場合:高速道路A42号線または43号線、次いで高速道路A40号線(約2時間)
アヌシーから向かう場合:高速道路A41号線(約50分)

共通:高速道路A40号線14番出口アンヌマス(Annemasse)もしくは15番出口トノン―エビアン(Thonon-Evian)から15 km

 

飛行機の場合:

ジュネーヴ・コアントラン国際空港から31,2km

「フランスの最も美しい村」協会 加盟村

注目すべき庭園(Jardin remarquable):フランス文化省

  • 五感の庭(Jardin des Cinq Sens)

2018年5月5日:ページ更新

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