ジェルブロワ/Gerberoy
【可憐さと気品に満ちたバラの村】
ピカルディ―地方のレンガ積み建築様式と、
ノルマンディー地方のコロンバージュ様式の伝統が
見事に調和した家々が軒を連ねるジェルブロワ。
バラに彩られた街並みは気品に溢れており、
可憐で愛らしい村が広がっている。
ピカルディ―地方のレンガ積み建築様式と、
ノルマンディー地方のコロンバージュ様式の伝統が
見事に調和した家々が軒を連ねるジェルブロワ。
バラに彩られた街並みは気品に溢れており、
可憐で愛らしい村が広がっている。
目次【本ページの内容】
ピカルディ―地方のレンガ積み建築様式と、ノルマンディー地方のコロンバージュ様式の伝統が見事に調和した家々が軒を連ねるジェルブロワ。
バラに彩られた街並みは気品に溢れており、可憐で愛らしい村が広がっている。
目次【本ページの内容】
ブレ地方の丘の上に佇むこの村の歴史は古く922年にはすでに強固な城が築かれていた。かつての城の名残りとして城門と一体化した四角い塔が残り、往時は有力な城塞都市であったことを伺い知ることが出来る。
この塔の上から望むことが出来る石畳の美しい中庭を持つ民家は、かつて戦争で傷ついたフランス国王アンリ4世を迎え入れたと言われている。2つの地域の境に位置するこの村は多くの争いに巻き込まれてきたが、現在は穏やかに時を刻んでいる。
ブレ地方の丘の上に佇むこの村の歴史は古く922年にはすでに強固な城が築かれていた。
かつての城の名残りとして城門と一体化した四角い塔が残り、往時は有力な城塞都市であったことを伺い知ることが出来る。
この塔の上から望むことが出来る石畳の美しい中庭を持つ民家は、かつて戦争で傷ついたフランス国王アンリ4世を迎え入れたと言われている。
2つの地域の境に位置するこの村は多くの争いに巻き込まれてきたが、現在は穏やかに時を刻んでいる。
塔のすぐ脇には、15世紀に建てられたサン=ピエール参事会教会がある。11世紀に建てられたロマネスク様式の教会が戦争でイギリス軍によって破壊されてしまったため、美しいフランボワイヤン・ゴシック様式の教会として新たに再建された。
船底をひっくり返したような木造の天井が特徴的な教会で、内部で大切に保管されている15世紀の聖職者席は必見である。
塔のすぐ脇には、15世紀に建てられたサン=ピエール参事会教会がある。
11世紀に建てられたロマネスク様式の教会が戦争でイギリス軍によって破壊されてしまったため、美しいフランボワイヤン・ゴシック様式の教会として新たに再建された。
船底をひっくり返したような木造の天井が特徴的な教会で、内部で大切に保管されている15世紀の聖職者席は必見である。
この村の美しさにいち早く魅せられたのは、新印象派主義の画家アンリ・ル・シダネル(Henri Le Sidaner)である。城壁から常に眺めることの出来るイタリア様式の美しい庭をつくりあげ、村中をバラで華やかに飾る文化を根付かせた。
今日ジェルブロワは「バラの村」としてフランス全土にその名が知られており、一軒一軒の民家が色とりどりのバラの花に彩られている。1928年からは毎年「バラ祭り」が開催され、この村一番の名物となっている。
曲がりくねった石畳の小路の脇にはバラを用いた石鹸や、砂糖漬け、ろうそくなどを販売するブティックや、お洒落なカフェなどが並び、散策するだけでも楽しめる。
この村の美しさにいち早く魅せられたのは、新印象派主義の画家アンリ・ル・シダネル(Henri Le Sidaner)である。
城壁から常に眺めることの出来るイタリア様式の美しい庭をつくりあげ、村中をバラで華やかに飾る文化を根付かせた。
今日ジェルブロワは「バラの村」としてフランス全土にその名が知られており、一軒一軒の民家が色とりどりのバラの花に彩られている。
1928年からは毎年「バラ祭り」が開催され、この村一番の名物となっている。
曲がりくねった石畳の小路の脇にはバラを用いた石鹸や、砂糖漬け、ろうそくなどを販売するブティックや、お洒落なカフェなどが並び、散策するだけでも楽しめる。
ル・シダネルのアトリエは現在個人所有のため、残念ながら外観しか見ることが出来ないが、その庭(Jardins Le Sidaner)は一般に公開されているのでぜひ訪れたい。フランス文化省による「注目すべき庭園」にも登録され、色ごとに分けられた、様々な表情を持つ庭を楽しむことができる。
また、村内にはドーム状に整えられた木が特徴的なイフの庭(Jardin des Ifs)もあり、こちらも「注目すべき庭園」に登録されているので併せて立ち寄りたい。
ル・シダネルのアトリエは現在個人所有のため、残念ながら外観しか見ることが出来ないが、その庭(Jardins Le Sidaner)は一般に公開されているのでぜひ訪れたい。
フランス文化省による「注目すべき庭園」にも登録され、色ごとに分けられた、様々な表情を持つ庭を楽しむことができる。
また、村内にはドーム状に整えられた木が特徴的なイフの庭(Jardin des Ifs)もあり、こちらも「注目すべき庭園」に登録されているので併せて立ち寄りたい。
オワーズ県ジェルブロワ/Gerberoy (OISE)
面積:4,51km2
人口:92人(2015年現在)
注目すべき庭園(Jardin remarquable):フランス文化省
注目すべき庭園(Jardin remarquable):フランス文化省
2018年6月17日:ページ更新
2020年3月4日:紹介文加筆・修正
2020年4月25日:ページ更新
タイトなスケジュールにはなりますが、公共交通機関を使ってパリから日帰りで訪れることも可能なようです。
私はレンタカーを借りて、近郊の村に一泊しました。車窓から眺める農村風景も綺麗ですよ。
パリ・北駅(Paris Gare du Nord)からSNCFに乗って、ボーヴェ(Beauvais)駅下車(約1時間20分)
ボーヴェ(Beauvais)駅停留所から、オワーズ交通(Oise Mobilité)43番線に乗って、ワンベ―カルフール(Wambez – Carrefour)停留所下車(約40分)
ワンベ―カルフール(Wambez – Carrefour)停留所から1,5km(徒歩で約15分)
パリ(Paris)から120km(約1時間30分)
ルーアン(Rouen)から70km(約1時間)
パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港から110km(約1時間20分)
フランスの人気テレビ番組「フランス人が選ぶお気に入りの村」で2012年に、ジェルブロワがノミネートされた際の動画がYoutubeの「Le Pays préféré des Français」公式チャンネルにて紹介されています。この村の魅力が詰まった動画で、見たら行ってみたくなること間違いなしです。
村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。
フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。今回は、私たちが実際に滞在したジェルブロワ近郊のホテルを紹介させて頂きますので参考にして頂ければ幸いです。
Booking.comで、総合スコア9.4のホテル。ジェルブロワから車で50分ほどでアンティーク調の品の良い客室と、広々とした素敵なお庭が印象的でした。ホストのご夫婦も非常に親切で、近郊の見どころやお勧めのレストランなどを優しく教えてくれました。料金は2名1泊で80€(朝食込み)ほどと、驚くほどリーズナブルです。
【一緒に訪れたい美しい村】
ジェルブロワから車で40分(40km)
ジェルブロワから車で1時間10分(70km)
ジェルブロワから車で1時間40分(110km)
ジェルブロワから車で2時間40分(230km)