ジェルブロワ

Gerberoy

可愛さと気品に満ちたバラの村

ジェルブロワは「バラの村」としてフランス全土にその名が知られており、一軒一軒の民家がバラの花に彩られている。1928年からは毎年「バラ祭り」が開催され、この村一番の名物となっている。

 

その村の美しさにいち早く見せられたのが、新印象派主義の画家アンリ・ル・シダネル(Henri Le Sidaner)であり、城壁から常に眺めることの出来るイタリア様式の美しい庭をつくりあげた。ル・シダネルのアトリエは個人によって所有されているため、残念ながら外観しか見ることが出来ないが、その庭(Jardins Le Sidaner)は一般に公開されているのでぜひ訪れたい。色ごとに異なるコンセプトの庭を楽しむことができ、フランス文化省による「注目すべき庭園(Jardin remarquable)」にも登録されている。また、村内にはドーム状に整えられた木が特徴的なイフの庭(Jardin des Ifs)もあり、こちらも「注目すべき庭園(Jardin remarquable)」に登録されているので併せて立ち寄りたい。

 

この村の歴史も古く922年にはすでに強固な城が築かれていた。現在は城壁と2つの城門が残されており、往時は有力な城塞都市であったことが伺える。11世紀にロマネスク様式で建てられたサン=ピエール参事会教会は焼失してしまったが、15世紀にフランボワイヤン・ゴシック様式の教会として再建された。船底をひっくり返したような木造の天井が特徴的な教会である。

 

ブレ地方(pays de Bray)の丘の上、かつては対立していた2つの地域の境で静かな時を刻むジェルブロワの村は、ノルマンディー地方のコロンバージュ様式と、ピカルディ―地方のレンガ積み建築様式の伝統が良く調和した家々が軒を連ねている。村の商店にはバラを用いた石鹸や、砂糖漬け、ろうそくなどが販売されており、お土産に最適である。

 

バラに彩られた街並みは気品に溢れており、女性なら誰でも憧れるような可愛らしい村が広がっている。

 

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オワーズ県ジェルブロワ/Gerberoy (OISE)

面積:4,51km2

人口:92人(2015年現在)

公共交通機関の場合:

パリ・北駅(Paris Gare du Nord)からSNCFに乗って、ボーヴェ(Beauvais)駅下車(約1時間20分)

ボーヴェ(Beauvais)駅停留所から、オワーズ交通(Oise Mobilité)43番線に乗って、ワンベ―カルフール(Wambez – Carrefour)停留所下車(約40分)

ワンベ―カルフール(Wambez – Carrefour)停留所から1,5km(徒歩で約15分)

車の場合:

パリ(Paris)から120km(約1時間30分)

ルーアン(Rouen)から70km(約1時間)

飛行機の場合:

パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港から110km(約1時間20分)

「フランスの最も美しい村」協会 加盟村

注目すべき庭園(Jardin remarquable):フランス文化省

  • ル・シダネルの庭(Jardins Le Sidaner)

注目すべき庭園(Jardin remarquable):フランス文化省

  • イフの庭(Jardin des Ifs)

2018年6月17日:ページ更新

【一緒に訪れたい美しい村】

ジェルブロワから車で40分(40km)

ジェルブロワから車で1時間10分(70km)

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