美瑛町

Biei

農業と観光が交差する丘のまち

北海道中央部大雪山十勝連峰の麓の丘陵部に美瑛町は位置する。東京23区とほぼ同じ面積を有し、ジャガイモ、小麦、豆類などの畑作が営まれている。その美しい風景から、多くのドラマやCMのロケ地として用いられている。

 

年間100万人を超える観光客が訪れる美瑛町最大の魅力は、波のようにうねる独特の丘の景観である。雪解けとともに命が芽吹く春、ラベンダー薫る夏、麦の穂が色づく秋、白銀の世界へといざなう冬と四季折々の美しい景観を楽しむことが出来る。

 

そんな美瑛町の魅力をいち早く発見したのが、写真家の前田真三であった。「麦秋鮮烈」、「夕焼けの塔」、「朝霧の丘」など美瑛の丘を撮り続け、その鮮やかな色彩は今なお鮮烈な印象を与え続けている。廃校した校舎を活用した写真ギャラリー「拓真館」はぜひ訪れたい。その他、数多くのギャラリーが街の中に点在している。

 

アルミニウムを含んだ鮮やかな青の色彩が、立ち枯れしたカラマツの木とコントラストを成し、幻想的な風景が創り出されている「青い池」がある。元々は堤防として用いられていたため立ち入りは制限されていたが、2012年に一般公開され、アップル社の壁紙として使用されると共に世界的な人気のスポットとなった。

 

比較的歴史の浅い北海道において街中の景観形成に積極的に取り組む先進的な街としても知られる。地元で産出される美瑛軟石を積極的に活用し、1988年に改装された美瑛駅舎や道の駅「丘のくら」、丘の交流館「bi.yell(ビエール)」などの公共施設のほか、住宅の基礎部分に美瑛軟石を使うことで景観的な統一感を生み出そうとしている。また、中心部の電線地中化を全国に先立って実施しており、非常にすっきりとした景観が実現している。

 

街中には「ミシュランガイド北海道2017特別版」において、ASPERGES(アスペルジュ)、bi.ble(ビブレ)、valore(バローレ)の3つのレストランが1つ星を獲得するなど地元の食材を生かした食を楽しめる。

 

時を刻む度に表情を変える美瑛の風景は飽きることなく人々を惹きつける。何度も訪れる中で、自分だけのお気に入りの「びえい」を発見したい。

北海道美瑛町

面積:676.78km2

人口:10,143人(2018年3月31日現在)

公共交通機関の場合:

札幌駅から特急列車に乗って旭川駅で乗り換え(※約90分、高速バスの場合は約120分)、旭川駅から普通列車に乗って美瑛駅下車(※約40分)

富良野駅から普通列車に乗って美瑛駅下車(※約40分)

羽田空港から飛行機に乗って旭川空港へ(※約100分)、旭川空港からふらのバスに乗って美瑛駅前停留所下車(※約20分)
車の場合:

富良野市から40km(約50分)

旭川市から30km(約40分)

札幌市から170km(約2時間20分)

飛行機の場合:

旭川空港から20km(約20分)

新千歳空港から170km(約2時間40分)

「日本で最も美しい村」連合 加盟村

  • 登録地域資源

①びえいの丘

②美瑛軟石

③青い池

2018年7月8日:ページ更新

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