ヴール・レ・ローズ

【小川のほとりに佇む素朴な茅葺き屋根】

 

石灰質の崖が続くノルマンディーの沿岸、

コー平原の小さな谷にこの村は佇む。

フランスで最も短い川と言われているヴール川沿いに集落は広がり、

その清らかな流れを利用してクレソンが栽培されている。

ノルマンディー地方の伝統的な藁葺き屋根の民家が点在し、

どことなく感じる懐かしさに、

まるで故郷へ帰ってきたかのような気持ちにさせてくれる村である。

ヴール・レ・ローズ

【小川のほとりに佇む素朴な茅葺き屋根】

 

石灰質の崖が続くノルマンディーの沿岸、コー平原の小さな谷にこの村は佇む。

 

フランスで最も短い川と言われているヴール川沿いに集落は広がり、その清らかな流れを利用してクレソンが栽培されている。

 

ノルマンディー地方の伝統的な藁葺き屋根の民家が点在し、どことなく感じる懐かしさに、まるで故郷へ帰ってきたかのような気持ちにさせてくれる村である。




村の歴史

 

フランク王国メロヴィング朝時代の墓地が残されていることから、村の起源は4世紀以前に遡ることが出来ると考えられていおり、コー地方(Pays de Caux)で最も古い村の一つと言われている。

 

第二次世界大戦中に実行されたノルマンディー上陸作戦によってこの地域沿岸は大きな破壊を受けたが、奇跡的にも村の多くの民家が被害を免れ、現在も素晴らしい街並みを眺めることが出来る。

村の歴史

フランク王国メロヴィング朝時代の墓地が残されていることから、村の起源は4世紀以前に遡ることが出来ると考えられていおり、コー地方(Pays de Caux)で最も古い村の一つと言われている。

 

第二次世界大戦中に実行されたノルマンディー上陸作戦によってこの地域沿岸は大きな破壊を受けたが、奇跡的にも村の多くの民家が被害を免れ、現在も素晴らしい街並みを眺めることが出来る。

水と共に暮らす村

 

村の名前にもなっている「ヴール(Voules)」は、古い英語で「良い(well)」や「水飲み場(waterhole)」などが語源と考えらており、豊かで清らかな水と共に生活を営んできた。

 

フェカン(Fécamp)のベネディクト会大修道院の封地圏であった中世には漁港として繁栄の時代を迎えた。現在はノルマンディー独特の白い崖を望む人気のビーチが整備されており、19世紀にはヴィクトル・ユゴー(Victor Hugo)など著名な芸術家や文筆家も魅了する海水浴場としてその名を馳せた。

水と共に暮らす村

村の名前にもなっている「ヴール(Voules)」は、古い英語で「良い(well)」や「水飲み場(waterhole)」などが語源と考えらており、豊かで清らかな水と共に生活を営んできた。

 

フェカン(Fécamp)のベネディクト会大修道院の封地圏であった中世には漁港として繁栄の時代を迎えた。

 

現在はノルマンディー独特の白い崖を望む人気のビーチが整備されており、19世紀にはヴィクトル・ユゴー(Victor Hugo)など著名な芸術家や文筆家も魅了する海水浴場としてその名を馳せた。

サン・マルタン教会

 

村の中心には、12世紀に建築され16世紀に改修されたサン・マルタン(Saint-Martin)教会が構えている。石灰岩で出来た鐘楼には小さなアーチ型の装飾が施され、威厳と共に華やかさを感じさせる。

 

教会内に足を踏み入れれば、港町ならではの造りである船底をひっくり返したような形の屋根が見られる。またヴォールト形アーチ天井を支える支柱に施された、見事な装飾は必見である。

サン・マルタン教会

村の中心には、12世紀に建築され16世紀に改修されたサン・マルタン(Saint-Martin)教会が構えている。

 

石灰岩で出来た鐘楼には小さなアーチ型の装飾が施され、威厳と共に華やかさを感じさせる。

 

教会内に足を踏み入れれば、港町ならではの造りである船底をひっくり返したような形の屋根が見られる。

 

またヴォールト形アーチ天井を支える支柱に施された、見事な装飾は必見である。

フランスで最も小さな川岸の散歩道

 

村の中央を横切るようにヴール川が流れ、花に彩られた「フランスで最も小さな川岸の散歩道」が1149mにも渡り整備されている。案内に沿ってゆっくりと村を一周すれば、驚きに満ちた冒険が待っている。

 

川には野生のニジマスが泳ぎ、湿地に特有の鳥類が顔を覗かせる。ノルマンディー地方独特の素朴な茅葺き屋根の民家に、赤いレンガや煌めく火打石を用いた建物が調和し、特徴ある景観を形成している。また、村にはいくつかの水車が残されており、涼しげな音で散策する者を癒してくれる。

フランスで最も小さな川岸の散歩道

村の中央を横切るようにヴール川が流れ、花に彩られた「フランスで最も小さな川岸の散歩道」が1149mにも渡り整備されている。

 

案内に沿ってゆっくりと村を一周すれば、驚きに満ちた冒険が待っている。

 

川には野生のニジマスが泳ぎ、湿地に特有の鳥類が顔を覗かせる。

 

ノルマンディー地方独特の素朴な茅葺き屋根の民家に、赤いレンガや煌めく火打石を用いた建物が調和し、特徴ある景観を形成している。

 

また、村にはいくつかの水車が残されており、涼しげな音で散策する者を癒してくれる。

ヴール・レ・ローズについて詳しく知りたい!

フランスの最も美しい村

セーヌ・マリティーム県ヴール・レ・ローズ(ヴール・レ・ロズ、ヴールレローズ、ヴールレロズ)

/Veules-les-Roses (SEINE-MARITIME)

面積:5,19km2

人口:594人(2015年現在)

2018年6月22日:ページ更新

2020年5月3日:ページ更新

行き方

人気のリゾート地ということもあり、セーヌ・マリティーム県の中核都市ディエップからバスが出ています。パリから1泊2日の旅行にもお勧めです。

 

2018年にレンタカーを利用して村を訪れましたが、崖の上に大きな駐車場が整備されていたので車での移動も安心です。

パリ・サンラザール駅(Gare Saint-Lazare)からSNCFに乗って、ルーアン(Rouen)駅で乗り換え、ディエップ(Dieppe)駅下車(約2時間10分)

ディエップ(Dieppe)駅停留所から、ノルマンディー交通61番のバスに乗ってヴール・レ・ローズ停留所下車(約50分)

パリ(Paris)から190km(約3時間)

ルーアン(Rouen)から60km(約1時間)

ル・アーヴル(Le Havre)から100km(約1時間20分)

パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港から220km(約2時間40分)

紹介動画

フランスの人気テレビ番組「フランス人が選ぶお気に入りの村」で、2012年にヴール・レ・ローズがノミネートされた際の動画がYoutubeの「Le Pays préféré des Français」公式チャンネルにて紹介されています。実はこの時点では「フランスの最も美しい村」協会への加盟が認められていませんでしたが、当時から人気の訪問先だったのも頷ける内容になっています。映像だけでも十分に楽しめますが、順次日本語訳を紹介していく予定なので楽しみにお待ちいただければ幸いです。

レストラン

小さな村ですがバカンスには多くの旅行客で賑わいを見せることもあり、美味しい魚介類をメインとした多数のレストランが営業しています。

 

2018年に訪れたヴール・レ・ローズのお勧めレストランを紹介させて頂きますので参考にして頂ければ幸いです。

サン・マルタン教会のすぐ目の前に位置するこのお店は、真っ赤な可愛らしい外装が目を引きます。

 

ピザをメインとするお店でありながら、手軽な値段で新鮮な海の幸を頂くことも可能です。この村自慢の牡蠣はもちろん、さざえの一種の巻き貝やムール貝など、シンプルながらどれも印象に残る美味しさでした。

特産品

村の中央の広場に面して、おしゃれな雑貨屋さんやお土産屋さんが建ち並んでいるので、覗いてみるのもお勧めです。

 

ここではヴール・レ・ローズを訪れたらぜひ味わいたい、地元の味を紹介させて頂きます。

14世紀から続くクレソン栽培はこの村の伝統になっていて、現在でも清らかな水を利用して大切に育てられています。ヴール川の上流で育てられている様子は、散歩道の途中で目にすることが出来ます。味の濃さを感じるヴール村産のクレソンを、ぜひ味わってみてくださいね。

この村のもう一つの名物は、目の前に広がる美しい海から採れる新鮮な牡蠣です。ヴール村産の牡蠣は、あっさりとしていながらコクのある味わいを楽しめますよ。

細部に宿る美

訪れれば思わず好きになってしまう魅力たっぷりのヴール・レ・ローズですが、実は過去に「フランスの最も美しい村」協会の審査に落選してしまった歴史があるのです。

 

当時の村長は地道な修景をすすめ、2017年に念願の加盟が認められました。「最も美しい村」協会へ立候補した動機や、どのような修景を行ったかなどは別の記事で詳しくまとめていますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

ヴール・レ・ローズのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。今回は、ヴール・レ・ローズに宿泊するならお勧めのホテルを紹介させて頂きます。

レストランやカフェ、お土産屋さんが建ち並ぶ中央通りに面して佇むこのホテルの裏手にはヴール川が流れます。ビーチからも500mほどと、ヴール・レ・ローズの魅力を余すところなく味わうのにぴったりです。料金は2名1泊で110~200€(朝食別)ほど。

 

また、4人用の広々とした客室も用意されているので、家族など大人数での利用にも便利です(4名1泊で260€ほど)。



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