カンペール/Quimper
【ブルトン文化息づく陶器の都】
ブルターニュ地方に息づく人々の暮らしや
自然をモチーフとした可愛らしい絵柄のカンペール焼きの陶器は、
古くは王侯貴族にも愛されたこの街を代表する名産品。
街の名は河川の合流地点を意味するブルトン語に由来し、
オデ川を隔てて一方は職人の技が息づくロクマリア地区、
もう一方には木組みの民家が建ち並ぶ愛らしい旧市街が広がる。
フランス最果ての地に佇む素朴な魅力に溢れたこの街には、
ブルトン文化の薫りが色濃く漂っている。