サン・コーム・ドルト/Saint-Côme-d’Olt

 

【愛らしいよじれたとんがり屋根の村】

 

オブラック山地の麓の実り豊かな谷間に佇むこの村は、

中世にはサンディアゴ巡礼路上の宿場町として栄えた。

かつて円環状に集落を取り囲んでいた城壁に沿うように民家が建ち並び、

村内には15~16世紀に建てられた見事な館が数多く残されている。

穏やかな流れのロット川に架けられた橋を渡れば、

絵葉書のような街並みと共にらせん状の屋根が印象的な教会が姿を現し、

見事な装飾が施された16世紀の扉は圧巻の美しさで人々を魅了している。

サン・コーム・ドルト/Saint-Côme-d’Olt

 

【愛らしいよじれたとんがり屋根の村】

 

オブラック山地の麓の実り豊かな谷間に佇むこの村は、中世にはサンディアゴ巡礼路上の宿場町として栄えた。

 

かつて円環状に集落を取り囲んでいた城壁に沿うように民家が建ち並び、村内には15~16世紀に建てられた見事な館が数多く残されている。

 

穏やかな流れのロット川に架けられた橋を渡れば、絵葉書のような街並みと共にらせん状の屋根が印象的な教会が姿を現し、見事な装飾が施された16世紀の扉は圧巻の美しさで人々を魅了している。




サン・コーム・エ・サン・ダミアン教会

 

ねじれたとんがり屋根が愛らしいサン・コーム・エ・サン・ダミアン教会はこの村のシンボル。14世紀にすでに存在した城付属の教会は、16世紀に名工アントワーヌ・サルバンの手によって拡大された。サルバンが得意としたフランボワイヤン・ゴシック様式で建てられ、その高さは45mにおよぶ。

 

この教会を訪れたらぜひ注目したいのが、繊細な彫刻と共に365もの釘が打ちつけられた開き戸である。このゴシック様式の扉もサルバンが改築を手掛けた1532年のものであり、教会と共に国の歴史的文化財に指定されている。また教会内で大切に祀られている、キリストの姿を象った16世紀の木像や、18世紀バロック様式の祭壇画なども必見。

サン・コーム・エ・サン・ダミアン教会

ねじれたとんがり屋根が愛らしいサン・コーム・エ・サン・ダミアン教会はこの村のシンボル。

 

14世紀にすでに存在した城付属の教会は、16世紀に名工アントワーヌ・サルバンの手によって拡大された。

 

サルバンが得意としたフランボワイヤン・ゴシック様式で建てられ、その高さは45mにおよぶ。

 

この教会を訪れたらぜひ注目したいのが、繊細な彫刻と共に365もの釘が打ちつけられた開き戸である。

 

このゴシック様式の扉もサルバンが改築を手掛けた1532年のものであり、教会と共に国の歴史的文化財に指定されている。

 

また教会内で大切に祀られている、キリストの姿を象った16世紀の木像や、18世紀バロック様式の祭壇画なども必見。

ペニトン礼拝堂

 

城壁の外側に佇むペニトン礼拝堂は11世紀の建築で、サン・ピエ―ル・ド・ブイス教会の名でも呼ばれる。かつてサンディアゴ・コンポステーラへと向かう巡礼者たちを癒す診療所の近くに位置し、疲労困憊した多くの旅人たちが訪れた。1756年からはキリスト教精神に基づいて慈善活動を行うペニトン信徒団を受け入れ、現在の呼び名の由来となった。教会内では、ロマネスク芸術のペニトン信徒団に関する展示が行われているので覗いてみると良い。

 

またペニトン礼拝堂のほど近くには、ルラドュー(L’Ouradou)と呼ばれる8角形の屋根が印象的な小礼拝堂が残る。集落で猛威を奮ったペストの脅威を鎮めるため、16世紀終わり頃に建てられた。

ペニトン礼拝堂

城壁の外側に佇むペニトン礼拝堂は11世紀の建築で、サン・ピエ―ル・ド・ブイス教会の名でも呼ばれる。

 

かつてサンディアゴ・コンポステーラへと向かう巡礼者たちを癒す診療所の近くに位置し、疲労困憊した多くの旅人たちが訪れた。

 

1756年からはキリスト教精神に基づいて慈善活動を行うペニトン信徒団を受け入れ、現在の呼び名の由来となった。

 

教会内では、ロマネスク芸術のペニトン信徒団に関する展示が行われているので覗いてみると良い。

 

またペニトン礼拝堂のほど近くには、ルラドュー(L’Ouradou)と呼ばれる8角形の屋根が印象的な小礼拝堂が残る。

 

集落で猛威を奮ったペストの脅威を鎮めるため、16世紀終わり頃に建てられた。

サン・コーム・ドルト城

 

サン・コーム・ドルト城は、かつての領主カルモン候によって12世紀に建てられた。14世紀以降にカステルノー・ブルトヌー家やマローズ家、キュリエール・ド・カステルノー家といった周辺地域の有力貴族の手に渡りながら、幾度となく手直しが施された。19世紀後半からは寄宿制の学校として用いられていたが、1970年に村へと寄贈され現在は役場として活用されている。

 

教会と向かい合う南側はルネサンス様式の優美な外観を楽しめるが、防衛のために設けられたマシクーリの名残りがかつての防衛的な造りを伺わせる。また城の反対側には、14世紀に付け加えられた円柱状の2つの塔が備え付けられている。

サン・コーム・ドルト城

サン・コーム・ドルト城は、かつての領主カルモン候によって12世紀に建てられた。

 

14世紀以降にカステルノー・ブルトヌー家やマローズ家、キュリエール・ド・カステルノー家といった周辺地域の有力貴族の手に渡りながら、幾度となく手直しが施された。

 

19世紀後半からは寄宿制の学校として用いられていたが、1970年に村へと寄贈され現在は役場として活用されている。

 

教会と向かい合う南側はルネサンス様式の優美な外観を楽しめるが、防衛のために設けられたマシクーリの名残りがかつての防衛的な造りを伺わせる。

 

また城の反対側には、14世紀に付け加えられた円柱状の2つの塔が備え付けられている。

世界遺産:サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

 

領主の庇護によって中世に城塞化された村は、バリエイル門、テロン門、ポルト・ヌーヴという3つの入口からのみに中心部へ入ることが出来た。現在もこれらの門は残り、中世の都市の面影が漂っている。また、ロット川に架けられた橋には16世紀の基礎部分が残されている。

 

同じくこの村は、ル・ピュイ・アン・ヴレからスペインを目指して続く巡礼路上の宿場町としても知られ、エスタンとサン・コーム・ドルトを結ぶ道は「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部としてユネスコの世界遺産にも登録されている。現在でも多くの巡礼者が徒歩で村を訪れ、かつての人々が同じように辿ったこの道に思いを馳せている。

世界遺産:サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

領主の庇護によって中世に城塞化された村は、バリエイル門、テロン門、ポルト・ヌーヴという3つの入口からのみに中心部へ入ることが出来た。

 

現在もこれらの門は残り、中世の都市の面影が漂っている。

 

また、ロット川に架けられた橋には16世紀の基礎部分が残されている。

 

同じくこの村は、ル・ピュイ・アン・ヴレからスペインを目指して続く巡礼路上の宿場町としても知られ、エスタンとサン・コーム・ドルトを結ぶ道は「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部としてユネスコの世界遺産にも登録されている。

 

現在でも多くの巡礼者が徒歩で村を訪れ、かつての人々が同じように辿ったこの道に思いを馳せている。

サン・コーム・ドルトについて詳しく知りたい!

フランスの最も美しい村

アヴェロン県サン・コーム・ドルト(サン・コム・ドルト、サンコームドルト、サンコムドルト)

/Saint-Côme-d’Olt (AVEYRON)

面積:30,1km2

人口:1,387人(2008年現在)

世界文化遺産:ユネスコ(U.N.E.S.C.O.)

  • 登録名:フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(Chemins de Saint-Jacques-de-Compostelle en France)

登録対象:ル・ピュイの道(Via Podiensis) (エスタン-サン・コーム・ドルト間の17 km)

2018年5月15日:ページ更新

2020年11月1日:ページ更新

行き方

現在この村へ向かう電車やバスはないため、近郊の街からタクシー等の利用が必要です。

 

2017年にクレルモン・フェランからレンタカーを利用して村を訪れました。県内に10近くの美しい村が集中するこの地域は、一日に数カ所の美しい村を巡ることが出来るため、可能ならば車を手配するのがお勧めです。

トゥールーズ(Toulouse)方面もしくはパリ(Paris)方面からSNCFに乗って、ロデーズ(Rodez)駅下車

ロデーズ駅前からタクシーに乗って、サン・コーム・ドルト旧市街へ(約40分)

クレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand)とベジエ(Béziers)を結ぶ高速道路A75号線セベラック-ル-シャトー(Séverac-le-Château)出口から20km

ロデーズ マルシャック空港から32km




サン・コーム・ドルトのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。サン・コーム・ドルトにあるお勧めの宿を紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.comのロケーション・スコア9.2と高評価なこの宿泊施設は、サン・コーム・ドルトから徒歩で15分ほどの閑静なエリアに佇んでいます。客室は簡素ですが、かつての修道院をリノベーションして使用した趣溢れる外観が魅力的。サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路上に位置しているため、世界遺産の道を歩いてみたいという方にもお勧めです。料金は2名1泊で60€(朝食別)と良心的です。



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