パニカーレ/Panicale
【ウンブリアが誇る芸術と工芸の村】
イタリア中部トラジメーノ湖からすぐの、
緑豊かな小高い丘の上に佇むこの村。
17世紀の歴史家コリンティオ・コルセッティによれば、
ギリシャ語の「すべてが美しい場所」に
村の名が由来すると言われている。
14世紀のペルジーナ門の先にあるウンベルト広場は、
1473年に作られた六角形の貯水槽をベースに
16世紀に制作された噴水が置かれ村の憩いの場となっている。
イタリア中部トラジメーノ湖からすぐの、
緑豊かな小高い丘の上に佇むこの村。
17世紀の歴史家コリンティオ・コルセッティによれば、
ギリシャ語の「すべてが美しい場所」に
村の名が由来すると言われている。
14世紀のペルジーナ門の先にあるウンベルト広場は、
1473年に作られた六角形の貯水槽をベースに
16世紀に制作された噴水が置かれ村の憩いの場となっている。
イタリア中部トラジメーノ湖からすぐの、緑豊かな小高い丘の上に佇むこの村。
17世紀の歴史家コリンティオ・コルセッティによれば、ギリシャ語の「すべてが美しい場所」に村の名が由来すると言われている。
14世紀のペルジーナ門の先にあるウンベルト広場は、1473年に作られた六角形の貯水槽をベースに16世紀に制作された噴水が置かれ村の憩いの場となっている。
10世紀にその歴史を遡るサン・ミケーレ・アルカンジェロ教会は、元々はロンバルディア様式で建てられた。16世紀以降に拡張や改築が施され、優美なルネッサンス様式のファサードを持つ教会として生まれ変わった。
バロック様式の教会内は、数々の芸術作品に彩られている。そのなかでも15世紀前半というゴシック期とルネサンス期の狭間で活躍したこの街出身の天才画家、マゾリーノ(マソリーノ)・ダ・パニカーレが手掛けたフレスコ画は必見。
10世紀にその歴史を遡るサン・ミケーレ・アルカンジェロ教会は、元々はロンバルディア様式で建てられた。
16世紀以降に拡張や改築が施され、優美なルネッサンス様式のファサードを持つ教会として生まれ変わった。
バロック様式の教会内は、数々の芸術作品に彩られている。
そのなかでも15世紀前半というゴシック期とルネサンス期の狭間で活躍したこの街出身の天才画家、マゾリーノ(マソリーノ)・ダ・パニカーレが手掛けたフレスコ画は必見。
16世紀のマドンナ・デッラ・スバッラ教会は、トスカーナ風ルネサンス様式の美しいファサードが印象的。かつて通行料を徴収する関所が置かれていた場所に建てられていたため、イタリア語で「柵の聖マリア」と名付けられた。
サン・セバスティアーノ教会は15世紀の教会で、ペルジーノ学派の創始者として知られるルネサンス期を代表する芸術家、ピエトロ・ヴァンヌッチが1505年に手掛けたフレスコ画『サン・セバスティアーノの殉職』に彩られている。
16世紀のマドンナ・デッラ・スバッラ教会は、トスカーナ風ルネサンス様式の美しいファサードが印象的。
かつて通行料を徴収する関所が置かれていた場所に建てられていたため、イタリア語で「柵の聖マリア」と名付けられた。
サン・セバスティアーノ教会は15世紀の教会で、ペルジーノ学派の創始者として知られるルネサンス期を代表する芸術家、ピエトロ・ヴァンヌッチが1505年に手掛けたフレスコ画『サン・セバスティアーノの殉職』に彩られている。
この街で初めて劇団が作られたのは1692年のことで、以後300年以上に渡り市民の暮らしの中で演劇が親しまれ続けている。劇場の名は、16世紀に活躍したこの街出身の詩人チェーザレ・カポラーリに由来している。
現在の劇場は1786年に再建されたものが下地となっており、1856年に建築家ジョヴァンニ・カプローニの手によって改築された。馬の蹄のようなU字型の空間に2階層に分かれた箱型の観覧席やバルコニー席など、小さいながらもイタリアの古き良き時代の趣を留めている。また美しい絵画の描かれた、1858年製の舞台幕も必見である。
この街で初めて劇団が作られたのは1692年のことで、以後300年以上に渡り市民の暮らしの中で演劇が親しまれ続けている。
劇場の名は、16世紀に活躍したこの街出身の詩人チェーザレ・カポラーリに由来している。
現在の劇場は1786年に再建されたものが下地となっており、1856年に建築家ジョヴァンニ・カプローニの手によって改築された。
馬の蹄のようなU字型の空間に2階層に分かれた箱型の観覧席やバルコニー席など、小さいながらもイタリアの古き良き時代の趣を留めている。
また美しい絵画の描かれた、1858年製の舞台幕も必見である。
1900年にこの街の女性起業家アニータ・ベッレスキ・グリフォーニによって刺繍技術が広められて以来、『アルス・パニカレンシス』の名で呼ばれるチュールレース刺繍が伝統工芸品として根付いている。特に1930年代に刺繍のための学校が設けられたことで優秀な腕を持つ職人が増え、この街の刺繍は多くの著名人から高い支持を集めるようになった。
フィオレンティーナ門からすぐの場所に佇む16世紀のサン・タゴスティーノ教会は、2001年からチュールレース博物館として利用されている。繊細で美しい模様が特徴的なチュールレースはもちろん、教会内ではペルジーノ学派の手掛けた美しいフレスコ画や、16世紀の祭壇なども見ることが出来る。
1900年にこの街の女性起業家アニータ・ベッレスキ・グリフォーニによって刺繍技術が広められて以来、『アルス・パニカレンシス』の名で呼ばれるチュールレース刺繍が伝統工芸品として根付いている。
特に1930年代に刺繍のための学校が設けられたことで優秀な腕を持つ職人が増え、この街の刺繍は多くの著名人から高い支持を集めるようになった。
フィオレンティーナ門からすぐの場所に佇む16世紀のサン・タゴスティーノ教会は、2001年からチュールレース博物館として利用されている。
繊細で美しい模様が特徴的なチュールレースはもちろん、教会内ではペルジーノ学派の手掛けた美しいフレスコ画や、16世紀の祭壇なども見ることが出来る。
ペルージャ県パニカーレ/Panicale (PERUGIA)
面積:79,26km2
人口:5,324人(2021年現在)
2022年6月13日:ページ更新
ペルージャ県の県庁所在地が置かれているペルージャなどからバスが出ていますが、1日の便数が非常に限られ、乗り継ぎ等も必要な事からタクシー等の利用がお勧めです。
またこの街が位置するトラジメーノ湖周辺にも美しい村が点在しているので、レンタカーを借りて訪れるのも良いでしょう。
ローマ・テルミニ駅(Roma Termini)から電車に乗って、ペルージャ駅(Perugia)下車(※約3時間)
ペルージャ駅前停留所から、ブシタリア社(Busitalia)E014線のバスに乗って、パニカーレ停留所下車(※約1分20分)
ペルージャ(Perugia)から40km(約50分)
フィレンツェ(Firenze)から140km(約1時間40分)
ローマ(Roma)から180km(約2時間10分)
ローマ・フィウミチーノ空港(Aeroporto di Fiumicino)から210km(約2時間20分)
村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。
イタリアの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。パニカーレにあるお勧めの宿を紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。
Booking.comの総合スコア9.7と高評価なこの宿泊施設は、歴史地区の中心に位置しているため村の散策に便利。15世紀の民家を改装した建物は、まるで中世にタイムスリップしたかのよう。客室内は綺麗にリノベーションされており、現代風でスタイリッシュな空間が広がります。また建物に付属するレストランでは、自慢のオリーブオイルを使ったイタリア料理が楽しめます。料金は2名1泊で310€(朝食込)です。
また4人まで宿泊可能な客室もあるので、ご家族でのご利用もお勧めです(4名1泊で400€)
【一緒に訪れたい美しい村】
パニカーレから車で20分(20km)
パニカーレから車で40分(40km)