セル/Celles
【聖アドランの教えを受け継ぐ人々の村】
4つの小さな谷に囲まれた盆地に佇むこの村の名は、
小部屋を意味する『cellule』が語源とされ、
669年に聖アデランがこの村で隠者住まいを始めたことに由来している。
その後も彼の弟子たちがこの地域で熱心な布教活動を行ったと伝えられ、
現在も中央広場にある教会と丘の上の修道院が村のシンボルとなっている。
周囲の豊かな自然と中世から変わらない特徴的な街並みが残り、
水辺に沿って歩くとノスタルジックな想いに耽ることが出来る。