ゴルド/Gordes
【プロヴァンスの山頂に佇む鷲の巣村】
リュベロン自然国立公園の山々を眼下に収めながら、
ヴォクリューズ山地の丘の頂上で「鷲の巣」のように佇むこの村は、
プロヴァンス地方を代表する絵葉書のような村である。
緑の木々と穀物やブドウの畑が織りなすモザイク模様に囲まれて、
村は山頂から流れ落ちる滝のように石造りの家々と岩肌が見事な調和を見せる。
この地域特有のカラードと呼ばれる曲がりくねった石畳の坂道を
登り切った先にあるゴルド城前の広場では、
木陰の下に湧き出る泉の周りに人々が集まり会話を楽しんでいる。