【ペルージュ】村の名物!ペルージュ風ガレットを味わおう(レシピ付き)

ペルージュ風ガレットとは?
皆さんは、ガレット(galette)という言葉を聞くと何を想像するでしょうか?ノルマンディーやブルターニュ地方の名物である、そば粉のガレットは日本でもおしゃれなカフェなどで定着してきました。薄く焼いたそば粉の生地に、ハムや卵、チーズなどを乗せて食べる、塩味のクレープといったところでしょうか。
でも、ガレットは「円形の焼いた食べ物」全般を指す言葉でもあるんです。
他に有名なガレットというと、バターをふんだんに使ったサクサクのクッキー、ガレット・ブルトンヌ(ブルターニュ風ガレット)や、1月6日のエピファニー(公現祭)を祝って食べる、アーモンドクリームとフェーヴと呼ばれる陶器の人形をパイ生地に詰めて焼いたガレット・デ・ロワなどがあります。
また、お好み焼きの事をガレット・ジャポネーズ(Galette japonaise)と表現することも出来ます。

今回紹介するのは、フランスの最も美しい村の一つペルージュという村の名物お菓子。ペルージュ風ガレット(ガレット・ド・ペルージュ/Galette de Pérouges)です。
ペルージュの村内では店先でガレットを買うことができ、一切れは1、5ユーロ(およそ200円)程度です。おやつ感覚で食べ歩きが出来るので、石畳が素敵な中世の街並みが残るペルージュの散歩のお供に最適です。また、レストランではデザートとしてペルージュ風ガレットを選ぶことが出来るので、この村を訪れたらぜひとも食べてみましょう!


ペルージュ風ガレットのレシピ
フランスまで行くのが難しいという方も多いと思うので、ペルージュ風ガレットをお家で作ってフランスの田舎暮らし気分を味わってみましょう!
今回は、ペルージュ村役場公式サイトに載っているレシピを日本語に翻訳しましたので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
10グラムのイーストを少量のぬるま湯に溶かす
150グラムのバターに卵1個、砂糖30グラム、レモンピール適量を加えて混ぜる。
さらに200グラムの小麦粉、塩一つまみ、溶かしたイーストを加え、生地を良くこねる。
生地を2時間発酵をさせる。
縁を折りたたみながら、オーブンの天板に生地を広げて置く。
生地の全体を覆うように、粗い粉砂糖を全体に振りかける。
小さく切ったバターを散りばめる。
熱したオーブンで約10分焼き上げる。
常温に冷めたら、切り分けて完成。
ペルージュ村役場Webサイト
http://www.perouges.org/deguster/la-specialite-de-perouges
ペルージュの村では、特大サイズのペルージュ風ガレットを住民で分けあいながら食べていました。もし家で作った時は、友達を呼んだり、家族で集まった時に作って、ペルージュ風ガレットを囲む心温まる一時を過ごすのも良いかもしれないですね!
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