ブルアージュ/Brouage
【沼地に囲まれた要塞貿易港】
シャラント・マリティーム県の中核都市ロシュフォールと、
大西洋に浮かぶオレロン島の中間地点に佇むこの村は、
かつてサントンジュ湾に面した塩貿易の港として栄えた。
現在は100種を超える鳥類が暮らす沼地の楽園が周囲を取り囲み、
17世紀に要塞化された中世の都市と対比され唯一無二の風景が広がっている。
沼地に閉じ込められたこの村の数奇な運命に思いを馳せながら村を散策すれば、
未来に向かって進んでいる美しい村としての真の姿が浮かび上がってくるだろう。