サン・ギレム・ル・デゼール/Saint-Guilhem-le-Désert
【ロマネスク芸術の至宝と謳われる村】
ラングドック地方の中心都市モンペリエ北西の
エロー川流れる険しい渓谷の奥深くに佇むこの村は、
ロマネスク芸術が花開いた場所として現在でも賞賛される。
中世にはキリスト教徒にとって名高い聖地の1つの数えられ、
イエスが磔にされた真の十字架の断片を崇めに、
多くの信奉者や十字軍、巡礼者たちが訪れた。
現在でも色褪せることなく残る歴史的建築物は多くの訪問者を惹きつけ、
中央広場のカフェのテラス席は夜遅くまで賑わいをみせる。