レンヌ/Rennes

 

【ブルターニュ地方の中心都市】

 

フランス王妃アンヌ・ド・ブルターニュ所縁の地として知られるこの街は、

古くからブルターニュ公国の中心都市として栄えた。

落ち着きのある色合いの木組みの家々が細い路地に建ち並ぶ歴史地区に、

重厚で洗練された石造りの館が並ぶエレガントなエリア。

1720年に発生した大火災の影響で2つの異なる顔を有するこの都市は、

ブルターニュ公国の旗やブルトン語の標識など

個性あふれる街の雰囲気が楽しめる。

レンヌ/Rennes

 

【ブルターニュ地方の中心都市】

 

フランス王妃アンヌ・ド・ブルターニュ所縁の地として知られるこの街は、古くからブルターニュ公国の中心都市として栄えた。

 

落ち着きのある色合いの木組みの家々が細い路地に建ち並ぶ歴史地区に、重厚で洗練された石造りの館が並ぶエレガントなエリア。

 

1720年に発生した大火災の影響で2つの異なる顔を有するこの都市は、ブルターニュ公国の旗やブルトン語の標識など個性あふれる街の雰囲気が楽しめる。




ブルターニュ高等法院

 

この街のみならずブルターニュ地方のシンボルとしても名高いブルターニュ高等法院は、フランス王国直属の裁判所として17世紀に建てられた。街の大部分を焼き尽くした1720年の大火災からも被害を免れたものの、1994年の暴動に巻き込まれ大きく破損。しかしその後の修復により、見事にかつての威厳溢れる姿を取り戻している。

 

一番の見どころは、豪華絢爛な装飾が施された大広間。17世紀フランスの芸術様式が取り入れられ、金色に輝く天井の枠には美しい宗教画が描かれている。現在でも司法の機能を有しており、実際に鑑賞出来る数少ない裁判所のひとつとなっている。

 

高等法院前の広場にはベンチが置かれ多くの人々の憩いの場となっているほか、夏の夜にはプロジェクション・マッピング、冬にはクリスマス・マーケットと人気の定番イベントが催される。

ブルターニュ高等法院

この街のみならずブルターニュ地方のシンボルとしても名高いブルターニュ高等法院は、フランス王国直属の裁判所として17世紀に建てられた。

 

街の大部分を焼き尽くした1720年の大火災からも被害を免れたものの、1994年の暴動に巻き込まれ大きく破損。

 

しかしその後の修復により、見事にかつての威厳溢れる姿を取り戻している。

 

一番の見どころは、豪華絢爛な装飾が施された大広間。

 

17世紀フランスの芸術様式が取り入れられ、金色に輝く天井の枠には美しい宗教画が描かれている。

 

現在でも司法の機能を有しており、実際に鑑賞出来る数少ない裁判所のひとつとなっている。

 

高等法院前の広場にはベンチが置かれ多くの人々の憩いの場となっているほか、夏の夜にはプロジェクション・マッピング、冬にはクリスマス・マーケットと人気の定番イベントが催される。

木組みの民家が建ち並ぶ旧市街

 

レンヌの歴史地区は、まるで絵本の中に迷い込んだかのような可愛らしい街並みが魅力。中心市街地には、中世から続く木組みの家が実に370軒以上も残されている。上階部分が張り出すように道路側へ伸びているのは、雨宿りできるという利点があったからだと言われ、一年を通じて雨の多いブルターニュ地方ならではの建築様式となっている。

 

その中でも、ブルターニュの言葉で「古い家」を意味するティ・コズ(Ti-coz)の愛称で知られる家は必見。その歴史は1505年に遡ることができ、入口には当時猛威を振るった伝染病ペストから身を護るとされた彫像が飾られている。

木組みの民家が建ち並ぶ旧市街

レンヌの歴史地区は、まるで絵本の中に迷い込んだかのような可愛らしい街並みが魅力。

 

中心市街地には、中世から続く木組みの家が実に370軒以上も残されている。

 

上階部分が張り出すように道路側へ伸びているのは、雨宿りできるという利点があったからだと言われ、一年を通じて雨の多いブルターニュ地方ならではの建築様式となっている。

 

その中でも、ブルターニュの言葉で「古い家」を意味するティ・コズ(Ti-coz)の愛称で知られる家は必見。

 

その歴史は1505年に遡ることができ、入口には当時猛威を振るった伝染病ペストから身を護るとされた彫像が飾られている。

タボール公園

 

天気の良い日にタボール公園を訪れると、散歩や日光浴、ピクニックを楽しむ多くのレンヌ市民で賑わいを見せている。元々はサン・ムレーヌ・ベネディクト会大修道院が所有する庭園の一部だったが、19世紀に公共の公園として開放され市民の憩いの場となった。

 

ロマンチックな雰囲気が漂うフランス式庭園では、噴水の周囲に幾何学模様を描く花壇が並んでいる。その他にも2000種類以上のバラが咲き誇るローズ・ガーデンや、涼しげな音を立てて水が落ちる滝の眺める散策路など、自然の美しさを存分に楽しむことの出来るスポットとなっている。

タボール公園

天気の良い日にタボール公園を訪れると、散歩や日光浴、ピクニックを楽しむ多くのレンヌ市民で賑わいを見せている。

 

元々はサン・ムレーヌ・ベネディクト会大修道院が所有する庭園の一部だったが、19世紀に公共の公園として開放され市民の憩いの場となった。

 

ロマンチックな雰囲気が漂うフランス式庭園では、噴水の周囲に幾何学模様を描く花壇が並んでいる。

 

その他にも2000種類以上のバラが咲き誇るローズ・ガーデンや、涼しげな音を立てて水が落ちる滝の眺める散策路など、自然の美しさを存分に楽しむことの出来るスポットとなっている。

サン・ムレーヌ教会

 

そんなタボール公園の入口に佇んでいるのが、6世紀にその歴史を遡るノートルダム・サン・ムレーヌ大修道院付属教会。現在の建物は11世紀に再建されたもので、クラシカル様式がベースとなっている。18世紀には周辺地域の教会を統括する、臨時司教座が置かれた由緒正しき教会でもある。

 

1855年には鐘楼の高さを増すための改修が行われ、半球形の丸屋根の塔の上からは聖母マリア像が街を見守っている。教会内に足を踏み入れると、各所に細かな彫刻が施されており、神聖な雰囲気を感じることが出来る。イエス・キリストの洗礼の場面が描かれた、15世紀のフレスコ画が見どころ。

サン・ムレーヌ教会

そんなタボール公園の入口に佇んでいるのが、6世紀にその歴史を遡るノートルダム・サン・ムレーヌ大修道院付属教会。

 

現在の建物は11世紀に再建されたもので、クラシカル様式がベースとなっている。

 

18世紀には周辺地域の教会を統括する、臨時司教座が置かれた由緒正しき教会でもある。

 

1855年には鐘楼の高さを増すための改修が行われ、半球形の丸屋根の塔の上からは聖母マリア像が街を見守っている。

 

教会内に足を踏み入れると、各所に細かな彫刻が施されており、神聖な雰囲気を感じることが出来る。

 

イエス・キリストの洗礼の場面が描かれた、15世紀のフレスコ画が見どころ。

サン・ジョルジュ宮殿

 

サン・ジョルジュ庭園は、レンヌ駅を出て目の前の大通りを直進すると姿を現す。元々はブルターニュ公爵アラン3世が11世紀に設立した、サン・ジョルジュ大修道院の敷地だった季節ごとに植え替えられる花々が彩る公園は、旅の疲れを癒すのにもぴったりの場所となっている。

 

美しい庭園を見下ろすように佇むサン・ジョルジュ宮殿は、元々は大修道院長の命により17世紀に建て替えられたもの。この街を代表するラヴァル派の建築士が手掛けたもので、フランス革命期には兵舎として利用された。美しいアーチが連なる優美な姿が特徴的で、眺めているだけで時を忘れてしまう。

サン・ジョルジュ宮殿

サン・ジョルジュ庭園は、レンヌ駅を出て目の前の大通りを直進すると姿を現す。

 

元々はブルターニュ公爵アラン3世が11世紀に設立した、サン・ジョルジュ大修道院の敷地だった季節ごとに植え替えられる花々が彩る公園は、旅の疲れを癒すのにもぴったりの場所となっている。

 

美しい庭園を見下ろすように佇むサン・ジョルジュ宮殿は、元々は大修道院長の命により17世紀に建て替えられたもの。

 

この街を代表するラヴァル派の建築士が手掛けたもので、フランス革命期には兵舎として利用された。

 

美しいアーチが連なる優美な姿が特徴的で、眺めているだけで時を忘れてしまう。

サン・ピエール大聖堂

 

この街の宗教の中心となっているのは、ブルターニュ地方唯一の新古典派様式の教会であるサン・ピエール大聖堂。その歴史は6世紀に遡り、現在の建物は17~19世紀にかけて再建されたものである。高さは50mにもおよび、中央には太陽王ルイ14世を示す紋章が彫られている。

 

外部と内部にそれぞれ44本の円柱が用いられていることが特徴的で、教会内の柱はモン・サン・ミシェル近郊の島から切り出された花崗岩に、本物の大理石と見紛う程の見事な塗装が施されている。またフランドル派が手掛けた黄金色に輝く16世紀の祭壇画も必見で、中世後期の最も美しい祭壇画とも謳われる。

サン・ピエール大聖堂

この街の宗教の中心となっているのは、ブルターニュ地方唯一の新古典派様式の教会であるサン・ピエール大聖堂。

 

その歴史は6世紀に遡り、現在の建物は17~19世紀にかけて再建されたものである。

 

高さは50mにもおよび、中央には太陽王ルイ14世を示す紋章が彫られている。

 

外部と内部にそれぞれ44本の円柱が用いられていることが特徴的で、教会内の柱はモン・サン・ミシェル近郊の島から切り出された花崗岩に、本物の大理石と見紛う程の見事な塗装が施されている。

 

またフランドル派が手掛けた黄金色に輝く16世紀の祭壇画も必見で、中世後期の最も美しい祭壇画とも謳われる。

レンヌ美術館

 

地方都市とは思えないほどコレクションが充実しているレンヌ美術館も、この街を訪れたらぜひとも訪れたい人気のスポット。テーマごとに集められており、現代アートや印象派、中世ヨーロッパ絵画などが混在するユニークな展示方法も魅力である。

 

誰でも一度は名前の聞いたことのある有名な芸術家としてはピカソやゴーギャン、シスレーなど。そしてこの美術館一番の見どころは、「夜の画家」として知られる巨匠ジョルジュ・ド・ラ・トゥールが描いた『新生児』だ。手の影に隠されて描かれたロウソクの炎に思わず惹きこまれる圧巻の世界観は一見の価値あり。

レンヌ美術館

地方都市とは思えないほどコレクションが充実しているレンヌ美術館も、この街を訪れたらぜひとも訪れたい人気のスポット。

 

テーマごとに集められており、現代アートや印象派、中世ヨーロッパ絵画などが混在するユニークな展示方法も魅力である。

 

誰でも一度は名前の聞いたことのある有名な芸術家としてはピカソやゴーギャン、シスレーなど。

 

そしてこの美術館一番の見どころは、「夜の画家」として知られる巨匠ジョルジュ・ド・ラ・トゥールが描いた『新生児』だ。

 

手の影に隠されて描かれたロウソクの炎に思わず惹きこまれる圧巻の世界観は一見の価値あり。

レンヌ市庁舎

 

この街の市役所は正面のオペラ座と対になるように中央部が丸く窪んでおり、広場は政治と芸術が交わるこの街のシンボルとなっている。親子二代に渡り歴史に名を残したフランス王室お抱えの建築家ジャック・ガブリエル父子が手掛けたもので、18世紀に建てられた新古典派様式の美しい外観が魅力。

 

一番の見どころはブルターニュ地方に密着した装飾がアクセントを添える大広間。普段は公式行事や結婚式などの祭事にしか立ち入ることが出来ないが、夏の期間や世界遺産の日には一般公開もされているので期間が合えばぜひチェックしてみると良いだろう。

レンヌ市庁舎

この街の市役所は正面のオペラ座と対になるように中央部が丸く窪んでおり、広場は政治と芸術が交わるこの街のシンボルとなっている。

 

親子二代に渡り歴史に名を残したフランス王室お抱えの建築家ジャック・ガブリエル父子が手掛けたもので、18世紀に建てられた新古典派様式の美しい外観が魅力。

 

一番の見どころはブルターニュ地方に密着した装飾がアクセントを添える大広間。

 

普段は公式行事や結婚式などの祭事にしか立ち入ることが出来ないが、夏の期間や世界遺産の日には一般公開もされているので期間が合えばぜひチェックしてみると良いだろう。

ノートル・ダム・ド・ボンヌ・ヌーヴェル大聖堂

 

中心市街地の北に位置するサン・タンヌ広場を見守るように佇むのが、12世紀にその歴史を遡り、20世紀初頭に再建されたノートル・ダム・ド・ボンヌ・ヌーヴェル教会。聖母マリアの奇跡の場面を描いた15世紀の絵画を見るために中世には多くの巡礼者が訪れ、その宗教的な重要性からバジリカ聖堂を名乗ることが許されている。

 

教会内は広々とした開放感溢れる空間が印象的で、ヴォールト天井までの高さが28mにも達するブルターニュ地方で最も高い宗教建築として知られている。現在は様々なテーマに焦点を当てて展示を行う、企画展の会場としても用いられている。

ノートル・ダム・ド・ボンヌ・ヌーヴェル大聖堂

中心市街地の北に位置するサン・タンヌ広場を見守るように佇むのが、12世紀にその歴史を遡り、20世紀初頭に再建されたノートル・ダム・ド・ボンヌ・ヌーヴェル教会。

 

聖母マリアの奇跡の場面を描いた15世紀の絵画を見るために中世には多くの巡礼者が訪れ、その宗教的な重要性からバジリカ聖堂を名乗ることが許されている。

 

教会内は広々とした開放感溢れる空間が印象的で、ヴォールト天井までの高さが28mにも達するブルターニュ地方で最も高い宗教建築として知られている。

 

現在は様々なテーマに焦点を当てて展示を行う、企画展の会場としても用いられている。

ジャコバン修道院

 

サン・タンヌ広場のもう一つの見どころは、14世紀にドミニコ会修道士によって建てられたジャコバン修道院。ブルターニュ国王女アンヌとフランス国王シャルル8世との間で結婚の契りが結ばれるなど、ブルターニュ地方の歴史を語る上で欠かすことの出来ない場所となっている。

 

2018年にはコンベンション・センターおよびコンサート・ホールとして改装され、歴史と芸術が混じり合う複合施設として大胆に生まれ変わった。修道院内には観光協会も併設されているので、レンヌの街歩きの拠点としても訪れてみると良いだろう。

ジャコバン修道院

サン・タンヌ広場のもう一つの見どころは、14世紀にドミニコ会修道士によって建てられたジャコバン修道院。

 

ブルターニュ国王女アンヌとフランス国王シャルル8世との間で結婚の契りが結ばれるなど、ブルターニュ地方の歴史を語る上で欠かすことの出来ない場所となっている。

 

2018年にはコンベンション・センターおよびコンサート・ホールとして改装され、歴史と芸術が混じり合う複合施設として大胆に生まれ変わった。

 

修道院内には観光協会も併設されているので、レンヌの街歩きの拠点としても訪れてみると良いだろう。

リス広場の朝市

 

この街の名物となっているのが、フランス第二の規模の朝市として知られるマルシェ・デ・リス。初めて開催されたのは1622年で、ペストの流行によって城壁の外で市を開催することが推奨された時期だった。4世紀以上にわたって市民に愛され続け、現在も質の良い食材を買い求める地元客で毎週混雑している。

 

特に目を惹くのは、ブルターニュ近郊の海で採れる海の幸である。オマール海老の中でも最も味が良いとされるオマール・ブルーや、ナポレオンに愛されたことでも有名なカンカル産の牡蠣など、美味しい食材が目白押し。この街を訪れるなら、土曜日の朝を日程に入れるのがお勧めだ。

リス広場の朝市

この街の名物となっているのが、フランス第二の規模の朝市として知られるマルシェ・デ・リス。

 

初めて開催されたのは1622年で、ペストの流行によって城壁の外で市を開催することが推奨された時期だった。

 

4世紀以上にわたって市民に愛され続け、現在も質の良い食材を買い求める地元客で毎週混雑している。

 

特に目を惹くのは、ブルターニュ近郊の海で採れる海の幸である。

 

オマール海老の中でも最も味が良いとされるオマール・ブルーや、ナポレオンに愛されたことでも有名なカンカル産の牡蠣など、美味しい食材が目白押し。

 

この街を訪れるなら、土曜日の朝を日程に入れるのがお勧めだ。

レンヌについて詳しく知りたい!

基本情報

イル・エ・ヴィレーヌ県レンヌ/Rennes (ILLE-ET-VILAINE)

面積:50,39km2

人口:22万人(2017年現在)

2020年8月16日:ページ更新
2023年7月13日:ページ更新

行き方

パリからTGVで約1時間30分と近く、気軽に訪れることが出来ます。またレンヌ・ブルターニュ空港も旧市街までのアクセスが良いので、飛行機を利用して直接訪れるのも便利。

 

観光に人気のモン・サン・ミシェルや、ブルターニュの美しい村々など村巡りの拠点の街としてもお勧めです。

パリ・モンパルナス駅(Paris Montparnasse 1 et 2)からTGVに乗って、レンヌ駅(Rennes)下車。(約1時間30分)

パリから360km(約3時間20分)

レンヌ・ブルターニュ空港前停留所(Aéroport, Saint-Jacques-de-la-Lande)から、レンヌ交通(STAR)C6線のバスに乗って、レンヌ・レピュブリック停留所下車(République, Rennes)(約30分)

ミシュラン星付きレストラン

2020年のミシュランガイドで一ツ星に輝いた、3つのレストランを紹介させて頂きます。

女性シェフが作る繊細で見た目にも華やかな料理が魅力的なこのお店は、地域に根差した地元食材を使うことをコンセプトにしています。(写真:左上)

 

前菜・メイン・デザートが付いたお昼のコースは28€と良心的な値段も魅力的。この街を訪れた際には、気軽に利用してみてはいかがでしょうか?

和のテイストを取り入れたフランス料理が魅力のこのお店は、「今」一番美味しい旬の食材を使うことをコンセプトとしています。(写真:左下)

 

日本の味が恋しくなったけど、せっかくの旅行なのでフレンチを楽しみたいという方にお勧め。お昼のコースは30€から提供しています。

自発的な創造性と環境への責任がコンセプトと語るこのお店は、創意工夫に満ちた驚きの溢れる料理が魅力的。(写真:右上、右下)

 

前菜+メイン、もしくはメイン+デザートで24€というお昼のコースもあるので、少し軽めに食事をとりたいという方にもお勧めです。ただし、アミューズに2品+小デザート1品が付きますので満足感もありますよ!

クレープリー

ブルターニュと言えばクレープやそば粉を使った生地で作るガレットが有名です。

 

レンヌでお勧めのクレープリーを紹介させて頂きますので、参考にして頂ければ幸いです。

オーソドックスなクレープを味わいたいという方にお勧めなのがこのお店。表面はさっくり、生地はモチモチという、シンプルでありながら美味しいガレットを提供しています。

 

そば粉とバターの豊かな風味を楽しめる、定番のガレット・コンプレは選んで間違いない安心の味。厚みのあるスモークサーモンに、サワークリームとレモンが乗ったガレット・ノルディックもお気に入りの一品です。(写真:右上、右下)

フランスの家庭料理の定番ガレットを、少しお洒落にアレンジしていると人気のクレープリーがこのお店。満席の日も多く、予約を取ることが困難なレンヌ屈指の人気店です。

 

メニューはすべて「ジョルジュ」に縁のある人物の名前になっており、レンヌ美術館にもその絵が所蔵されているフランス人画家「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール」や、フランスを代表する女流作家「ジョルジュ・サンド」など、クリエイティブなメニューも魅力です。(写真:左上、左下)

この街屈指のおしゃれなクレープリーが、レンヌ美術館の少し先に位置するこのお店。レンヌのサン・ジョルジュ市民プールの壁画を手掛けたことで有名な、モザイク芸術家イシドレ・オドリコ氏の自宅を改装して営業しています。

 

レンヌ生まれのオドリコ氏ですが、イタリア人の芸術一家の家系に生まれたため、店名はイタリア語で「ブルターニュ人」を意味するブレトーネと名付けられています。レンヌで唯一のルーフトップ・カフェは若い人からの人気も特に高く、店内ではオドリコ氏のモザイク画に彩られたかつてのお風呂場を見学することも出来ますよ。

カフェ・パティスリー

甘いものが好きという方にお勧めの、レンヌのカフェやパティスリーを紹介させて頂きますので、参考にして頂ければ幸いです。

この街で一番美味しいと評判の高いパティスリーはこのお店。地元出身のシェフ・パティシエは近郊の海がお菓子作りのインスピレーションを与えると語り、ブルターニュが誇る特産品ゲランドの塩を用いたケーキやチョコレートはコクと深みのある味わい。(写真:左上)

このお店はブランコのように吊り下げられた、棚の上に並べられたクロワッサンやクッキーなどが目を惹く外観が目印。スタイリッシュで清潔感のある店内で、イートインも楽しめます。

 

生地を編み込んで作られたブリオッシュは、ぜひとも試してみて欲しい一品です。しっとりとした生地で、バターの香りが口いっぱいに広がります。また珍しい組み合わせが楽しめる絶品パウンドケーキもお勧めです。(写真:左下)

この街で美味しいチョコレートが食べたければ、歴史ある店構えが特徴的なこのショコラティエをお勧めします。

 

チョコレートの表面には番号が描かれており、約40種類のフレーバーからお気に入りの味を探すことが出来ます。まるで宝石を入れるかのようなお洒落なボックスに入れてくれるので、大切な人へのお土産にもお勧めですよ!(写真:右上、右下)




レンヌのお勧めホテル

ブルターニュ地方にある美しい村々を訪れるなら、レンヌを拠点にしてみてはいかがでしょうか?

 

ホテルの予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。レンヌにあるお勧めの宿を紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.comの総合スコア9.3と高評価なこの宿泊施設は、地下鉄「レピュブリック駅」から徒歩5分、レンヌ駅と中心市街地の中心に位置しているので街の散策に便利です。レンヌ唯一の5つ星ホテルで、サウナやジャグジーなどを利用することも出来ます。客室も広々と洗練されており、リラックスした滞在が楽しめますよ。宿泊者のニーズに応じた様々なグレードの部屋があり、料金は2名1泊で190€~250€(朝食別)です。

Booking.comの総合スコア9.0と高評価なこの宿泊施設は、駅前の大通りに面しているのでレンヌ駅構内にあるレンタカーを使う際にも便利な立地です。近代的でスタイリッシュな内装で、プールやフィットネスルームなども備えています。宿泊者のニーズに応じた様々なグレードの部屋があり、料金は2名1泊で210€~390€(朝食別)です。



Booking.com




レンヌ近郊の美しい村

ロクロナン

ブルターニュ地方の最果てにあるこの村は、重厚な外観のサン・ロナン教会がシンボル。伝統である礼拝行進が毎年執り行われ、ケルト文化が息づく個性的な街の趣が魅力です。

ロシュフォール・アン・テール

人気テレビ番組「フランス人が選ぶお気に入りの村」でも1位に輝いた、ブルターニュ地方屈指の人気を誇る村。夏はゼラニウムの赤い花、冬はクリスマス・イルミネーションに季節ごと変わる愛らしい街並みを楽しめます。

サン・シュリアック

潮の満ち引きが大きなランス湾沿いに佇むこの村は、漁村として栄えた雰囲気そのままに、港には多くの小舟が浮かんでいます。ブルターニュ地方で広く見られる「教会囲み地」と呼ばれる宗教建築を楽しめるサン・シュリアック教会が村のシンボル。

モンコントゥール

城壁に囲まれたこの村の内側には、花崗岩で築かれた重厚な民家が建ち並んでいます。中心広場に面して建っているサン・マテュラン教会のステンドグラスは一見の価値あり。統一感のある可愛らしい手作り看板も、探して歩くのが楽しいです。