マントン・サン・ベルナール/Menthon-Saint-Bernard

 

【1000年以上暮らし続ける名家の城下町】

 

アヌシー湖畔に佇む閑静なこの村は、

1000年以上続くモントン家の居城がシンボル。

アルプスの雄大な自然の中に浮かび上がる、

神秘的で風格のある姿は訪れる人々に感動を与える。

ウォルト・ディズニーにも影響を与えたことでも知られ、

不朽の名作と名高い1959年の長編アニメーション映画

『眠れる森の美女』で描かれた城のモデルと言われている。

マントン・サン・ベルナール/Menthon-Saint-Bernard

 

【1000年以上暮らし続ける名家の城下町】

 

アヌシー湖畔に佇む閑静なこの村は、1000年以上続くモントン家の居城がシンボル。

 

アルプスの雄大な自然の中に浮かび上がる、神秘的で風格のある姿は訪れる人々に感動を与える。

 

ウォルト・ディズニーにも影響を与えたことでも知られ、不朽の名作と名高い1959年の長編アニメーション映画『眠れる森の美女』で描かれた城のモデルと言われている。




村の歴史

 

アヌシー湖を見渡すことの出来る山の上に、初めて砦が築かれたのは10世紀に遡る。1008年にマントン家の初めての城が築かれ、直後に村名の由来となっている聖ベルナール・ド・モントンが生まれた。現在に至るまで20代以上に渡って同一の家系が住み続けている、フランス国内でも稀有な城として知られている。

 

マントン城の一部は一般公開されており、ガイドツアーと共にマントン家の歴史を垣間見ることが出来る。また19世紀後半からは人気の保養地となり、1947年にノーベル文学賞を受賞したフランス人小説家アンドレ・ジッドや、19世紀フランスを代表する哲学者イポリット・テーヌなども、この村ゆかりの文化人として知られている。

村の歴史

アヌシー湖を見渡すことの出来る山の上に、初めて砦が築かれたのは10世紀に遡る。

 

1008年にマントン家の初めての城が築かれ、直後に村名の由来となっている聖ベルナール・ド・モントンが生まれた。

 

現在に至るまで20代以上に渡って同一の家系が住み続けている、フランス国内でも稀有な城として知られている。

 

マントン城の一部は一般公開されており、ガイドツアーと共にマントン家の歴史を垣間見ることが出来る。

 

また19世紀後半からは人気の保養地となり、1947年にノーベル文学賞を受賞したフランス人小説家アンドレ・ジッドや、19世紀フランスを代表する哲学者イポリット・テーヌなども、この村ゆかりの文化人として知られている。

マントン・サン・ベルナール城

 

マントン城の現在の建物は領主の館として13世紀に建てられたもので、時代の中でいくつもの改修が行われている。当初は防衛的な性格を強く帯びる城塞だったが、ルネサンス期に入ると居住の快適性を求めたリノベーションが行われ華やかな城へと大きく姿を変えた。18世紀には湖に面したファサード、19世紀後半からは小塔などが付け加えられ、威厳溢れる外観が印象的な城である。

 

16~19世紀に制作された家具や絵画が彩る城内や、ロマネスク様式の礼拝堂が美しい。また中世の冷蔵庫など、当時の知恵が詰め込まれた13世紀の台所も見応えがある。そして何といってもマントン家の図書室の蔵書は1800年以前の書物が中心であり、その貴重なコレクションは1万2000冊以上にも及んでいる。

マントン・サン・ベルナール城

マントン城の現在の建物は領主の館として13世紀に建てられたもので、時代の中でいくつもの改修が行われている。

 

当初は防衛的な性格を強く帯びる城塞だったが、ルネサンス期に入ると居住の快適性を求めたリノベーションが行われ華やかな城へと大きく姿を変えた。

 

18世紀には湖に面したファサード、19世紀後半からは小塔などが付け加えられ、威厳溢れる外観が印象的な城である。

 

16~19世紀に制作された家具や絵画が彩る城内や、ロマネスク様式の礼拝堂が美しい。

 

また中世の冷蔵庫など、当時の知恵が詰め込まれた13世紀の台所も見応えがある。

 

そして何といってもマントン家の図書室の蔵書は1800年以前の書物が中心であり、その貴重なコレクションは1万2000冊以上にも及んでいる。

ガロ・ローマ時代の共同浴場

 

村内には1~4世紀にかけて使われていたと考えられている、ガロ・ローマ時代の共同浴場跡が残されている。30程の部屋から成り立っており、その総面積は約900㎡にも及んでいる。残念ながら私有地のため内部を見ることは出来ないが、非常に古くから人間の活動が存在していた事を伺い知ることが出来る。

 

19世紀になると再び温泉地として脚光を浴び、1866年にアヌシー湖畔で初めての温泉施設が開業する。この村とアヌシーを結ぶ入湯料込みの連絡船が運行するなど当初は賑わいを見せたが、次第に水量が減少するなどの問題を抱え、20世紀前半に温泉施設は営業を停止している。

ガロ・ローマ時代の共同浴場

村内には1~4世紀にかけて使われていたと考えられている、ガロ・ローマ時代の共同浴場跡が残されている。

 

30程の部屋から成り立っており、その総面積は約900㎡にも及んでいる。

 

残念ながら私有地のため内部を見ることは出来ないが、非常に古くから人間の活動が存在していた事を伺い知ることが出来る。

 

19世紀になると再び温泉地として脚光を浴び、1866年にアヌシー湖畔で初めての温泉施設が開業する。

 

この村とアヌシーを結ぶ入湯料込みの連絡船が運行するなど当初は賑わいを見せたが、次第に水量が減少するなどの問題を抱え、20世紀前半に温泉施設は営業を停止している。

サン・ベルナール・ド・マントン教会

 

村の中心に佇むサン・ベルナール・ド・マントン教会は1847年に再建され、サルデーニャ風新古典派様式が採用されている。元々はロマネスク様式の建物で、13世紀に遡ることの出来る鐘楼の基礎部分や15世紀の領主のための礼拝堂などが、教会の豊かな歴史を今に伝えている。

 

教会内には貴重な宗教美術が数多く祀られており、聖ブノワの生涯を描いた16世紀の絵画や16~19世紀にかけて制作された聖杯のコレクションなどが見どころとなっている。教会天井にあるヴォールト天井の要石には、マントン家の紋章があしらわれているので注目して見ると良い。

サン・ベルナール・ド・マントン教会

村の中心に佇むサン・ベルナール・ド・マントン教会は1847年に再建され、サルデーニャ風新古典派様式が採用されている。

 

元々はロマネスク様式の建物で、13世紀に遡ることの出来る鐘楼の基礎部分や15世紀の領主のための礼拝堂などが、教会の豊かな歴史を今に伝えている。

 

教会内には貴重な宗教美術が数多く祀られており、聖ブノワの生涯を描いた16世紀の絵画や16~19世紀にかけて制作された聖杯のコレクションなどが見どころとなっている。

 

教会天井にあるヴォールト天井の要石には、マントン家の紋章があしらわれているので注目して見ると良い。




【マントン・サン・ベルナール近郊の見どころ】

【マントン・サン・ベルナール近郊の見どころ】

アヌシー

【アルプスの雪解け水が煌めく湖と運河の都】

 

ヨーロッパで最も透明度が高いと言われている、アヌシー湖畔最大の都市。街を見下ろす小高い丘の上にサヴォワ伯爵の城が築かれたことで、13世紀以降城下町として大きく発展した。街中には運河が流れており、イタリア文化の影響を受けたカラフルな民家が建ち並ぶ景観が魅力的。運河の中で浮かんでいるように佇む、パレ・ド・リル博物館も絵葉書のような美しさがある。毎年6月に開催される、アヌシー国際アニメーション映画祭でも世界的に有名となっている。

 

主な見どころ:アヌシー城、パレ・ド・リル博物館など

アヌシー

【アルプスの雪解け水が煌めく湖と運河の都】

 

ヨーロッパで最も透明度が高いと言われている、アヌシー湖畔最大の都市。

 

街を見下ろす小高い丘の上にサヴォワ伯爵の城が築かれたことで、13世紀以降城下町として大きく発展した。

 

街中には運河が流れており、イタリア文化の影響を受けたカラフルな民家が建ち並ぶ景観が魅力的。

 

運河の中で浮かんでいるように佇む、パレ・ド・リル博物館も絵葉書のような美しさがある。

 

毎年6月に開催される、アヌシー国際アニメーション映画祭でも世界的に有名となっている。

 

主な見どころ:アヌシー城、パレ・ド・リル博物館など

タロワール

【セザンヌが過ごしたアヌシー湖の真珠】

 

この村に隣接して佇むタロワール村も、アヌシー湖畔有数の保養地として知られる。アメリカ人小説家マーク・トウェインやフランス人作曲家ガブリエル・フォーレなど多くの文化人に愛されてきたが、その中でも「近代絵画の父」ポール・セザンヌゆかりの地として有名。中世には王立の大修道院があった場所で、セザンヌの晩年の名作との呼び声高い『アヌシー湖』は、修道院の一部を改装したホテルに滞在中に描かれたものである。

 

主な見どころ:タロワール大修道院、サン・ジェルマン教会など

タロワール

【セザンヌが過ごしたアヌシー湖の真珠】

 

この村に隣接して佇むタロワール村も、アヌシー湖畔有数の保養地として知られる。

 

アメリカ人小説家マーク・トウェインやフランス人作曲家ガブリエル・フォーレなど多くの文化人に愛されてきたが、その中でも「近代絵画の父」ポール・セザンヌゆかりの地として有名。

 

中世には王立の大修道院があった場所で、セザンヌの晩年の名作との呼び声高い『アヌシー湖』は、修道院の一部を改装したホテルに滞在中に描かれたものである。

 

主な見どころ:タロワール大修道院、サン・ジェルマン教会など

マントン・サン・ベルナールについて詳しく知りたい!

基本情報

オート・サヴォワ県マントン・サン・ベルナール(モントン・サン・ベルナール、マントンサンベルナール、モントンサンベルナール)/Menthon-Saint-Bernard (HAUTE-SAVOIE)

面積:4,51km2

人口:1889人(2022年現在)

写真1枚目:Photoed by Sabine Kroschel – pixabay

写真2枚目:Photoed by Guilhem Vellut – Flickr

写真3枚目:Photoed by CMIvisavoy – Wikipedia

写真4枚目:Photoed by B. Brassoud – Wikipedia

写真5枚目:Photoed by Guilhem Vellut – Wikipedia

写真6枚目:Photoed by Ouiouiphoto – Wikipedia

写真7枚目:Photoed by Julien Chatelain – Flickr

2025年9月5日:ページ更新

行き方

フランス・サヴォワ地方の中心地アヌシーから、バスで気軽に訪れる事が出来ます。またアヌシー湖を横断する連絡バスを利用するのも風情があります

 

レンタカーを借りるのもお勧めで、アルプスの雄大な山々を望む美しい村々を巡るのに最適です。

パリ・ガール・ド・リヨン駅(Paris Gare de Lyon)からTGVに乗って、アヌシー駅(Annecy)下車。(約3時間50分)

 

アヌシー駅北口前停留所(Annecy/GARE QUAI NORD)からアヌシー交通(SIBRA)20番線のバスに乗って、シェフ・リウ・マントン停留所(Chef Lieu Menthon)下車。(約30分)

 

※連絡船(Navibus)を使った行き方もありますが、本数が限られているため事前に良く調べてから行くようにしましょう。

ジュネーヴから60km(約1時間)

リヨンから160km(約2時間)

ジュネーヴ・コアントラン国際空港(スイス)から60km(約1時間)

リヨン=サン・エグジュペリ空港から140km(約1時間40分)




マントン・サン・ベルナールのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

フランスの小さな村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。今回はマントン・サン・ベルナールにあるお勧めのホテルを紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.comのロケーションスコア9.6と高評価なこの宿泊施設は、この村を代表する五つ星ホテルです。客室やレストランからは、アヌシー湖を見渡すことの出来る絶景が楽しめます。建てられたのは20世紀初頭で、ベル・エポック調の華やかな外観が印象的。ホテル正面にある、フランスらしいエレガントな庭も魅力的ですよ。宿泊者のニーズに応じて値段が異なり、料金は2名1泊で190€~440€です。

 

6人まで宿泊できるお部屋も備えているので、ご家族での特別な滞在に利用するのもお勧めです。




マントン・サン・ベルナール近郊の美しい村

イヴォワール

イヴォワール:スイスとの国境を形成しているレマン湖沿いに佇む、かつての城下町です。13世紀のイヴォワール城を中心に広がっており、中庭にはフランス国内で評価の高い「五感の庭」が整備されています。