アントルヴォー/Entrevaux

 

【アルプスの麓の城塞都市】

 

南アルプスの豊かな自然に抱かれたこの村では、

17世紀の建築物が調和し美しい景観を生み出している。

ユネスコの世界遺産にも認められた

フランスを代表する軍事技師、

ヴォーバンの手が加えられた城塞も見応えがある。

プロヴァンス地方の象徴であるオリーブ畑など、

長閑な農村の雰囲気も今なお感じることができる。

アントルヴォー/Entrevaux

 

【アルプスの麓の城塞都市】

 

南アルプスの豊かな自然に抱かれたこの村では、17世紀の建築物が調和し美しい景観を生み出している。

 

ユネスコの世界遺産にも認められたフランスを代表する軍事技師、ヴォーバンの手が加えられた城塞も見応えがある。

 

プロヴァンス地方の象徴であるオリーブ畑など、長閑な農村の雰囲気も今なお感じることができる。




村の歴史

 

ローマ時代には既に人々が居住していたと考えられており、村内では共同墓地ネクロポリスの跡が見つかっている。村名はフランス語で「谷の合間」を意味しており、清らかな流れのヴァール川流域に広がる美しい自然を楽しむことができる。当時の街の中心はヴァール川を1km程上流に登っていった場所にあり、後述のノートル・ダム・ド・ラ・セッド大聖堂を中心に広がっていた。

 

10世紀頃から少しずつ川の左岸へと市街地が移動し、蛇行するヴァール川が取り囲む現在の村の中心が形成されたと考えられている。今なお稼働することのできる18世紀のオリーブ・オイル圧搾機や県内で最も古い日時計、水道橋や洗濯場などが残されており、村の豊かな歴史を感じることができる。

村の歴史

ローマ時代には既に人々が居住していたと考えられており、村内では共同墓地ネクロポリスの跡が見つかっている。

 

村名はフランス語で「谷の合間」を意味しており、清らかな流れのヴァール川流域に広がる美しい自然を楽しむことができる。

 

当時の街の中心はヴァール川を1km程上流に登っていった場所にあり、後述のノートル・ダム・ド・ラ・セッド大聖堂を中心に広がっていた。

 

10世紀頃から少しずつ川の左岸へと市街地が移動し、蛇行するヴァール川が取り囲む現在の村の中心が形成されたと考えられている。

 

今なお稼働することのできる18世紀のオリーブ・オイル圧搾機や県内で最も古い日時計、水道橋や洗濯場などが残されており、村の豊かな歴史を感じることができる。

アントルヴォー城塞

 

15世紀にフランス王国に併合され、税などの優遇を受ける王立都市となった。フランス国境の最前線にあったことから徐々に街の要塞化が進められ、1623年には国王ルイ13世の宰相リシュリューにより防衛面の大幅な強化が決定された。また1658年には、両端に見張りのための塔を備えた王立の橋が建設された。

 

1693年にはフランス国王ルイ14世の命を受けたヴォーバンも設計に参加し、街の城塞をより強固なものとした。山の上に佇む城とそこへ至る道も、17世紀後半~18世紀前半にかけて改修されたものである。主塔や火薬庫などが残る城塞からは、中心市街地とプロヴァンス地方の美しい自然を望む絶景が広がっている。

アントルヴォー城塞

15世紀にフランス王国に併合され、税などの優遇を受ける王立都市となった。

 

フランス国境の最前線にあったことから徐々に街の要塞化が進められ、1623年には国王ルイ13世の宰相リシュリューにより防衛面の大幅な強化が決定された。

 

また1658年には、両端に見張りのための塔を備えた王立の橋が建設された。

 

1693年にはフランス国王ルイ14世の命を受けたヴォーバンも設計に参加し、街の城塞をより強固なものとした。

 

山の上に佇む城とそこへ至る道も、17世紀後半~18世紀前半にかけて改修されたものである。

 

主塔や火薬庫などが残る城塞からは、中心市街地とプロヴァンス地方の美しい自然を望む絶景が広がっている。

ノートル・ダム・ド・ラ・セッド大聖堂

 

かつてこの村にはアントローヌ地域一帯を管轄するグランデーヴと呼ばれる教区が置かれ、その歴史は少なくともローマ帝国末期の5世紀に遡ることが出来る。村の外れに佇むノートル・ダム・ド・ラ・セッド大聖堂は12世紀に建てられたもので、現在は建設当初のロマネスク様式の造りを留める半月型をした教会の後陣部分が残されている。

 

宗教戦争後の17世紀に大聖堂は城塞内へと移転したが、司教たちはこの場所に居住し続けた。司教たちが暮らした邸宅は1654年から整備されたもので、その時代の見事な階段などが残されている。フランス革命後に一連の建物は病院など様々な用途で用いられたことから、かつての大聖堂は「病院付属の礼拝堂(シャペル・ド・ロピタル)」の名で呼ばれることもある。

ノートル・ダム・ド・ラ・セッド大聖堂

かつてこの村にはアントローヌ地域一帯を管轄するグランデーヴと呼ばれる教区が置かれ、その歴史は少なくともローマ帝国末期の5世紀に遡ることが出来る。

 

村の外れに佇むノートル・ダム・ド・ラ・セッド大聖堂は12世紀に建てられたもので、現在は建設当初のロマネスク様式の造りを留める半月型をした教会の後陣部分が残されている。

 

宗教戦争後の17世紀に大聖堂は城塞内へと移転したが、司教たちはこの場所に居住し続けた。

 

司教たちが暮らした邸宅は1654年から整備されたもので、その時代の見事な階段などが残されている。

 

フランス革命後に一連の建物は病院など様々な用途で用いられたことから、かつての大聖堂は「病院付属の礼拝堂(シャペル・ド・ロピタル)」の名で呼ばれることもある。

ノートル・ダム・ド・ラソンプション大聖堂

 

グランデーヴの大聖堂が移転するため17世紀初めに建てられたのが、中心市街地に佇むノートル・ダム・ド・ラソンプション大聖堂。ゴシック様式の重厚な建物や銃眼を備えた鐘楼など、かつては城塞の防衛システムの一部として組み入れられていた。1790年のフランス革命後に司教座としての役割を終え、現在は小教区教会として用いられている。

 

バロック様式の華やかな雰囲気に包まれた教会内で一際存在感を放っているのは、17世紀のフランス人画家フランソワ・ミモーが手掛けた2枚の絵画。1枚は『ロザリオの聖母』、もう一枚は『聖母の被昇天』を主題として描いている。その他にも、1717年に作られたオルガンや17世紀の聖歌隊席など見どころも豊富である。

ノートル・ダム・ド・ラソンプション大聖堂

グランデーヴの大聖堂が移転するため17世紀初めに建てられたのが、中心市街地に佇むノートル・ダム・ド・ラソンプション大聖堂。

 

ゴシック様式の重厚な建物や銃眼を備えた鐘楼など、かつては城塞の防衛システムの一部として組み入れられていた。

 

1790年のフランス革命後に司教座としての役割を終え、現在は小教区教会として用いられている。

 

バロック様式の華やかな雰囲気に包まれた教会内で一際存在感を放っているのは、17世紀のフランス人画家フランソワ・ミモーが手掛けた2枚の絵画。

 

1枚は『ロザリオの聖母』、もう一枚は『聖母の被昇天』を主題として描いている。

 

その他にも、1717年に作られたオルガンや17世紀の聖歌隊席など見どころも豊富である。

アントルヴォーについて詳しく知りたい!

フランスの最も美しい村

アルプ・ド・オート・プロヴァンス県アントルヴォー/Entrevaux (ALPES-DE-HAUTE-PROVENCE)

面積:60,37 km2

人口:791人(2022年現在)

写真1枚目:Photoed by JingKe888 – Flickr

写真2枚目:Photoed by Uncle Fester – Flickr

写真3枚目:Photoed by AD 04 – Flickr

写真4枚目:Photoed by Sébastien Thébault – Wikipedia

写真5枚目:Photoed by Miniwark – Wikipedia

写真6枚目:Photoed by Nils Öberg – Wikipedia

写真7枚目:Photo in pixabay.com

2025年9月20日:ページ更新

行き方

南フランスの中心都市ニースから、「松ぼっくり列車(Le train des Pigne)」の愛称で親しまれているプロヴァンス鉄道(もしくは高速バス)に乗って2時間程で訪れる事ができます。一日の本数も多いため、公共交通機関でのアクセスが比較的良い美しい村と言えるでしょう。

 

レンタカーを借りるのもお勧めで、車窓からは南アルプスの雄大な自然を楽しむことができますよ。

パリ・リヨン駅(Paris Gare De Lyon)からTGVに乗って、ニース・ヴィル駅(Gare de Nice-Ville)下車。(約5時間40分)

 

ニース・ヴィル駅から、プロヴァンス鉄道ニース駅(NICE/Chemin de Fer de Provence)まで徒歩で15分。

 

プロヴァンス鉄道ニース駅からプロヴァンス鉄道(TRAIN ZOU ! 49)に乗って、アントルヴォー駅(Entrevaux)下車。(約1時間50分)

 

アントルヴォー駅から、アントルヴォー中心市街地まで徒歩で10分。

ニース(Nice) から80km(約1時間30分)

マルセイユ(Marseille)から210km(約3時間)

ニース・コート・ダジュール空港から70km(約1時間10分)




アントルヴォーのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。今回はアントルヴォーにあるお勧めのホテルを紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.comの総合スコア9.1と高評価なこの宿泊施設は、中心市街地に位置しているため村の散策に便利。キッチンを備えたアパート一室を借りることができるため、まるで村に住んでいるかの様な滞在を楽しむことが出来ます。部屋の天井には木材がむき出しになっており、昔ながらの趣を感じます。ホテルではないため、オーナーとの連絡のために現地で使える携帯電話があるとより良いでしょう。料金は2名1泊で140€です。



Booking.com




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