
モン・ドーファン/Mont-Dauphin
【アルプスに築かれたヴォーバンの軍事要塞】
雄大なアルプス山脈の大自然を見渡す、
高台の上に築かれた17世紀の軍事要塞を起源とする村。
計画当初から軍人と市民の共生が重視され、
20世紀末に軍事拠点としての役目を終えたものの、
軒を連ねる手工芸品店など生き生きとした住民生活が残る。
世界遺産にも認められたフランス人軍事技術者、
ヴォーバンの哲学が詰め込まれた村である。

モン・ドーファン/Mont-Dauphin
【アルプスに築かれたヴォーバンの軍事要塞】
雄大なアルプス山脈の大自然を見渡す、高台の上に築かれた17世紀の軍事要塞を起源とする村。
計画当初から軍人と市民の共生が重視され、20世紀末に軍事拠点としての役目を終えたものの、軒を連ねる手工芸品店など生き生きとした住民生活が残る。
世界遺産にも認められたフランス人軍事技術者、ヴォーバンの哲学が詰め込まれた村である。

村の歴史
1692年にサヴォワ公国の部隊が侵攻を試みたのを受け、ルイ14世の命によって築かれた軍事要塞を起源とする村。イタリアからの入り口にあたるデュランス渓谷などを見守る標高1050mの崖の上に佇んでおり、フランスのプロヴァンス地方やサヴォワ地方を最前線で守る軍事拠点として急速な発展を遂げた。
駐留兵に対して娯楽の提供などを通じて生活の質を担保するため、計画の段階から軍人と商売を営む市民が共生する都市の建設が志向された。1713年に国境が東に移動すると軍事要塞としての相対的な役割は後退したものの、19世紀末まで防衛のための小規模な改善は続けられ、1980年まで軍事施設として利用され続けた。
村の歴史

1692年にサヴォワ公国の部隊が侵攻を試みたのを受け、ルイ14世の命によって築かれた軍事要塞を起源とする村。
イタリアからの入り口にあたるデュランス渓谷などを見守る標高1050mの崖の上に佇んでおり、フランスのプロヴァンス地方やサヴォワ地方を最前線で守る軍事拠点として急速な発展を遂げた。
駐留兵に対して娯楽の提供などを通じて生活の質を担保するため、計画の段階から軍人と商売を営む市民が共生する都市の建設が志向された。
1713年に国境が東に移動すると軍事要塞としての相対的な役割は後退したものの、19世紀末まで防衛のための小規模な改善は続けられ、1980年まで軍事施設として利用され続けた。
世界遺産:ヴォーバンの防衛施設群
設計を手掛けたのはフランスを代表する軍事技術者ヴォーバンで、防衛拠点としての条件はフランスで最も優れていたと振り返っている。市街地を取り囲む防壁や稜堡、半月堡、砲台、跳ね橋を備えた主要な入口であるブリアンソン門などを備え、当時の軍事的な防衛技術の粋が集められ建築・都市計画が行われた。
1940年にイタリア軍による小規模な空爆を受けたものの、ほぼ手つかずの状態でヴォーバンの構想した理想的な要塞都市が残されている。モン・ドーファンを含むフランス国内12カ所の軍事要塞は、2008年より「ヴォーバンの防衛施設群」としてユネスコの世界遺産にも登録されている。

世界遺産:ヴォーバンの防衛施設群

設計を手掛けたのはフランスを代表する軍事技術者ヴォーバンで、防衛拠点としての条件はフランスで最も優れていたと振り返っている。
市街地を取り囲む防壁や稜堡、半月堡、砲台、跳ね橋を備えた主要な入口であるブリアンソン門などを備え、当時の軍事的な防衛技術の粋が集められ建築・都市計画が行われた。
1940年にイタリア軍による小規模な空爆を受けたものの、ほぼ手つかずの状態でヴォーバンの構想した理想的な要塞都市が残されている。
モン・ドーファンを含むフランス国内12カ所の軍事要塞は、2008年より「ヴォーバンの防衛施設群」としてユネスコの世界遺産にも登録されている。

兵舎と武器庫
防壁内の道路が直角に交わっているのは、軍事的な機能性を重視した都市計画上の特徴。また残されている様々な軍事施設も、この村の歴史を語る上で欠かすことの出来ない文化財である。主に1700年前後に作られた将校の館や武器庫、2つの火薬庫や3つの兵舎などが見どころとなっている。
最近では、こうした建物の再活用が進められている。19世紀に木組みの屋根に覆われたかつての武器庫は、2015年よりセネガル人彫刻家ウスマン・ソウの手掛けた現代アート『リトル・ビッグホーン』が250m続く空間内で展示されている。またロシャンボー兵舎は、2020年よりチーズ保管庫として利用されている。
兵舎と武器庫

防壁内の道路が直角に交わっているのは、軍事的な機能性を重視した都市計画上の特徴。
また残されている様々な軍事施設も、この村の歴史を語る上で欠かすことの出来ない文化財である。
主に1700年前後に作られた将校の館や武器庫、2つの火薬庫や3つの兵舎などが見どころとなっている。
最近では、こうした建物の再活用が進められている。
19世紀に木組みの屋根に覆われたかつての武器庫は、2015年よりセネガル人彫刻家ウスマン・ソウの手掛けた現代アート『リトル・ビッグホーン』が250m続く空間内で展示されている。
またロシャンボー兵舎は、2020年よりチーズ保管庫として利用されている。
サン・ルイ教会と歴史の庭
軍事要塞が築かれた1700年前後に建てられたサン・ルイ教会は、防壁内の最奥部に佇んでいる。一度も完成したことの無い一風変わった教会で、内陣と交差廊のみが存在している。もし完成していれば現在の人口規模と不釣り合いなほど大きな教会であり、計画当初はより多くの人々がこの村で生活することを想定していたことを伺い知ることができる。
またかつて司祭館として用いられていた場所は、2011年より歴史の庭として整備が行われている。ヴォーバンが活躍した17世紀から今日まで、食料や薬草として用いられてきた地元の植物をテーマとしている。古くから用いられてきた栽培技術を重視して、伝統的な野菜や果物、香草や観賞植物などが育てられるなど持続可能な生物多様性にも配慮されている。

サン・ルイ教会と歴史の庭

軍事要塞が築かれた1700年前後に建てられたサン・ルイ教会は、防壁内の最奥部に佇んでいる。
一度も完成したことの無い一風変わった教会で、内陣と交差廊のみが存在している。
もし完成していれば現在の人口規模と不釣り合いなほど大きな教会であり、計画当初はより多くの人々がこの村で生活することを想定していたことを伺い知ることができる。
またかつて司祭館として用いられていた場所は、2011年より歴史の庭として整備が行われている。
ヴォーバンが活躍した17世紀から今日まで、食料や薬草として用いられてきた地元の植物をテーマとしている。
古くから用いられてきた栽培技術を重視して、伝統的な野菜や果物、香草や観賞植物などが育てられるなど持続可能な生物多様性にも配慮されている。
モン・ドーファンについて詳しく知りたい!
フランスの最も美しい村

オート・アルプ県モン・ドーファン(モンドーファン、モン・ドファン、モンドファン)/Mont-Dauphin (HAUTES-ALPES)
面積:0,58km2
人口:169人(2022年現在)
写真1 枚目:Photoed by Pernmith – Flickr
写真2枚目:Photoed by MOSSOT – Wikipedia
写真3枚目:Photoed by xyzauctore – Wikipedia
写真4枚目:Photoed by Patrick Gaudin – Flickr
写真5枚目:Photoed by Bachelot Pierre J-P – Wikipedia
写真6枚目:Photoed by cripi – pixabay.com
写真7枚目:Photoed by @lain G – Flickr
2025年8月17日:ページ更新
行き方

モンドーファン=ギレストル駅というこの村の名を冠した駅がありますが、モンドーファン村中心市街地までは徒歩で50分ほどかかるので注意が必要です。
レンタカーを借りるのがお勧めで、車窓からアルプスの雄大な山々を眺めることが出来ます。冬は積雪の多い場所なので、冬タイヤの準備を忘れないようにしましょう。
パリ・リヨン駅(Paris-Gare-de-Lyon)からTGVに乗って、マルセイユ・サン=シャルル(Marseille Saint-Charles)駅下車(約3時間20分)
マルセイユ・サン=シャルル駅から、SNCF在来線(Train ZOU !)に乗って、モンドーファン=ギレストル駅(Mont-Dauphin – Guillestre)下車(約4時間20分)
ジュネーブ(Genève)から280km(約3時間50分)
リヨン(Lyon)から260km(約4時間10分)
ニース(Nice)から340km(約4時間10分)
リヨン=サン・エグジュペリ空港から240km(約3時間50分)
ジュネーヴ・コアントラン国際空港(スイス)から280km(約3時間40分)
ニース・コート・ダジュール空港から340km(約4時間)
ブルアージュのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。
フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。今回はモン・ドーファンにあるお勧めのホテルを紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。
Booking.comの総合スコア9.1と高評価なこの宿泊施設は、中心市街地への入り口に位置しているため村の散策に便利。ヴォーバンによって建てられた将校のための宿舎をリノベーションしており、世界遺産の中に宿泊することが出来るのが魅力となっています。料金は2名1泊で100€(朝食別)。
5名まで宿泊可能なアパートメント・タイプの客室もあるため、ご家族での利用もお勧めですよ。
【一緒に訪れたい美しい村】
モン・ドーファンから車で1時間(40km)
モン・ドーファンから車で2時間30分(140km)
モン・ドーファンから車で2時間30分(150km)
モン・ドーファンから車で3時間10分(150km)
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