ブランジー・ル・シャトー/Blangy-le-Château

 

【カルヴァロスの小さなローマと謳われる村】

 

9つの丘に囲まれた中世の城下町は、

同じく丘の多いイタリアの首都ローマになぞらえ、

「カルヴァロスの小さなローマ」と親しみを込めて呼ばれる。

周囲に広がる豊かな自然環境の恩恵を受け、

森林・水資源を活用した街並みが魅力となっている。

小川のほとりに木組みの民家が建ち並ぶ街並みは、

ノルマンディーらしい田舎のイメージそのものである。

ブランジー・ル・シャトー/Blangy-le-Château

 

【カルヴァロスの小さなローマと謳われる村】

 

9つの丘に囲まれた中世の城下町は、同じく丘の多いイタリアの首都ローマになぞらえ、「カルヴァロスの小さなローマ」と親しみを込めて呼ばれる。

 

周囲に広がる豊かな自然環境の恩恵を受け、森林・水資源を活用した街並みが魅力となっている。

 

小川のほとりに木組みの民家が建ち並ぶ街並みは、ノルマンディーらしい田舎のイメージそのものである。




ブランジー城

 

フランス語で城を意味する「シャトー」という言葉が村名に付くように、かつては中央広場を見守るブランジー城が存在していた。歴史は11世紀初頭にブランジー男爵クレスパン・ジルベール1世によって、人工の小さな丘と見張りや防衛を強化するための木組みの塔が築かれていたことに遡る事が出来る。

 

その後11世紀後半になって、現在残されているような石造りの主塔が建設された。しかし14~15世紀に起こった英仏百年戦争の際に、イギリス軍の攻撃を受けて破壊されている。廃墟となった城には夜になると、真っ黒な服を身にまとったクレールという名の若い女性の幽霊が出没するという伝説も残されている。

ブランジー城

フランス語で城を意味する「シャトー」という言葉が村名に付くように、かつては中央広場を見守るブランジー城が存在していた。

 

歴史は11世紀初頭にブランジー男爵クレスパン・ジルベール1世によって、人工の小さな丘と見張りや防衛を強化するための木組みの塔が築かれていたことに遡る事が出来る。

 

その後11世紀後半になって、現在残されているような石造りの主塔が建設された。

 

しかし14~15世紀に起こった英仏百年戦争の際に、イギリス軍の攻撃を受けて破壊されている。

 

廃墟となった城には夜になると、真っ黒な服を身にまとったクレールという名の若い女性の幽霊が出没するという伝説も残されている。

ノートルダム教会

 

元々はこの村にロマネスク様式の教会が建っていたと考えられているが、ブランジー城と同じく英仏百年戦争の際に破壊された。聖母マリアに捧げられた現在の教会は、15世紀にゴシック様式で再建されたものである。3階建ての鐘楼は、貴族が馬車で乗り付けて直接教会内に出入り出来るように作られている。

 

教会奥で祀られている、『キリストの降誕』をモチーフとした中世の祭壇画は見事。その他にも、キリストの家系図を描いた「エッサイの木」を題材とした15世紀のステンドグラスや、『天使と子供』を描いた16世紀のステンドグラス、また聖ベノニクを象った18世紀の彫像など貴重な宗教美術が見どころとなっている。

ノートルダム教会

元々はこの村にロマネスク様式の教会が建っていたと考えられているが、ブランジー城と同じく英仏百年戦争の際に破壊された。

 

聖母マリアに捧げられた現在の教会は、15世紀にゴシック様式で再建されたものである。

 

3階建ての鐘楼は、貴族が馬車で乗り付けて直接教会内に出入り出来るように作られている。

 

教会奥で祀られている、『キリストの降誕』をモチーフとした中世の祭壇画は見事。

 

その他にも、キリストの家系図を描いた「エッサイの木」を題材とした15世紀のステンドグラスや、『天使と子供』を描いた16世紀のステンドグラス、また聖ベノニクを象った18世紀の彫像など貴重な宗教美術が見どころとなっている。

コック・ハルディの館

 

木組みの民家が点在する村内で特に美しく存在感を放っているのは、16世紀に建てられたコック・ハルディの館である。当初は人や荷物を運ぶ飛脚の駅として用いられ、疲れた馬を乗り換えるための馬小屋が併設されていた。

 

フランス革命後から1936年までは、レストランを併設した宿屋オーヴェルニュとして営業していた。フランス語で「勇敢な鶏」を意味する言葉が付けられており、狐を追い払う鶏を描いた看板や屋根の上で凛々しく佇む鶏の飾りなどが魅力を惹きたてている。

コック・ハルディの館

木組みの民家が点在する村内で特に美しく存在感を放っているのは、16世紀に建てられたコック・ハルディの館である。

 

当初は人や荷物を運ぶ飛脚の駅として用いられ、疲れた馬を乗り換えるための馬小屋が併設されていた。

 

フランス革命後から1936年までは、レストランを併設した宿屋オーヴェルニュとして営業していた。

 

フランス語で「勇敢な鶏」を意味する言葉が付けられており、狐を追い払う鶏を描いた看板や屋根の上で凛々しく佇む鶏の飾りなどが魅力を惹きたてている。

豊かな歴史を感じる中心市街地

 

17世紀に建てられた貴族の館はレンガ造りの美しい建物で、2つの小さな別棟を備えている。そのすぐ裏手に佇むのは13世紀に建てられた領主の館で、19世紀から20世紀中頃にかけては男子学校として用いられていた。1860年に建てられた旧女子学校は現在観光案内所として活用されており、屋根に取り付けられた小さな鐘が可愛らしい。

 

貴族の館の近くを流れる小川には、12世紀にその歴史を遡り、18世紀に新たに造られた水車が残る。また小川のほとりに建てられた、19世紀後半の共同洗濯場も村の魅力を高めている。すぐ近くにはノルマンディー地方伝統の藁葺屋根の民家も佇んでおり、牧歌的な風景が広がる。

豊かな歴史を感じる中心市街地

17世紀に建てられた貴族の館はレンガ造りの美しい建物で、2つの小さな別棟を備えている。

 

そのすぐ裏手に佇むのは13世紀に建てられた領主の館で、19世紀から20世紀中頃にかけては男子学校として用いられていた。

 

1860年に建てられた旧女子学校は現在観光案内所として活用されており、屋根に取り付けられた小さな鐘が可愛らしい。

 

貴族の館の近くを流れる小川には、12世紀にその歴史を遡り、18世紀に新たに造られた水車が残る。

 

また小川のほとりに建てられた、19世紀後半の共同洗濯場も村の魅力を高めている。

 

すぐ近くにはノルマンディー地方伝統の藁葺屋根の民家も佇んでおり、牧歌的な風景が広がる。

ブランジー・ル・シャトーについて詳しく知りたい!

フランスの最も美しい村

カルヴァドス県ブランジー・ル・シャトー(ブランジールシャトー)/Blangy-le-Château (CALVADOS)

面積:10,62km2

人口:734人(2021年現在)

写真1, 7枚目:Photoed by Pedro Reyna – Flickr

2024年10月03日:ページ更新

行き方

現在この村へ向かう電車やバスはないため、近郊の街からタクシー等の利用が必要です。

 

2024年にこの村を訪れた際はレンタカーを利用しました。緑豊かな牧草地帯を車窓から眺めながらの移動は、とても気持ちが良いですよ。

パリ・サンラザール駅(Gare Saint-Lazare)から在来線TERノルマンディー(NOMAD)に乗って、リジウー駅(Lisieux)駅で下車(約1時間50分)

 

リジウー駅前からタクシーに乗って、ブランジー・ル・シャトー中心市街地へ(約20分)。

パリ(Paris)から210km(約2時間30分)

ルーアン(Rouen)から90km(約1時間10分)

パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港から220km(約2時間40分)




ブランジー・ル・シャトーのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。今回はブランジー・ル・シャトーにあるお勧めのホテルを紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.comのロケーション・スコア8.7と高評価なこの宿泊施設は、ホテル名の由来にもなっている村のシンボル「コック・ハルディの館」と同じ中心広場に位置しています。客室はシックで落ち着いた色合いで、大人の空間。レストランも併設されているので、安心して滞在できますよ。料金は2名1泊で130€(朝食別)です。




【一緒に訪れたい美しい村】

ブランジー・ル・シャトーから車で40分(40km)

ブランジー・ル・シャトーから車で50分(40km)

ブランジー・ル・シャトーから車で1時間40分(110km)

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