バルフルール

【漁師の暮らし息づく素朴な港町】

 

ノルマンディー公とイギリスの歴史と深く関係するこの村は、

中世にはコタンタン半島で一番の港として栄えた。

現在でも陽の光を浴びて輝く港には

漁師やレジャー用のボートが数多く停泊し、

活気溢れる漁師町の趣に満ちている。

小さな庭を備えた素朴な漁師の民家が建ち並び、

重厚感のある灰色の花崗岩の魅力ある街並みが広がっている。

バルフルール

【漁師の暮らし息づく素朴な港町】

 

ノルマンディー公とイギリスの歴史と深く関係するこの村は、中世にはコタンタン半島で一番の港として栄えた。

 

現在でも陽の光を浴びて輝く港には漁師やレジャー用のボートが数多く停泊し、活気溢れる漁師町の趣に満ちている。

 

小さな庭を備えた素朴な漁師の民家が建ち並び、重厚感のある灰色の花崗岩の魅力ある街並みが広がっている。




村の歴史

 

1066年、バルフルールの村人が初代イギリス王となるウィリアム1世をモラ号に乗せ出航しイギリス征服を助けたと伝えられている。しかし1120年、イギリス王座を継承するはずだったウィリアム1世の息子を乗せた船、ホワイトシップ号が座礁してしまうという数奇な運命が生まれたのもこのバルフルールの港からだった。

 

百年戦争が勃発してすぐの1346年には、引き返してきたイギリス軍による略奪や放火を経験した。

村の歴史

1066年、バルフルールの村人が初代イギリス王となるウィリアム1世をモラ号に乗せ出航しイギリス征服を助けたと伝えられている。

 

しかし1120年、イギリス王座を継承するはずだったウィリアム1世の息子を乗せた船、ホワイトシップ号が座礁してしまうという数奇な運命が生まれたのもこのバルフルールの港からだった。

 

百年戦争が勃発してすぐの1346年には、引き返してきたイギリス軍による略奪や放火を経験した。

救難船資料館

 

11世紀にあったロマネスク様式の教会の跡地には、1865年に難破船を救護する船の格納施設が建てられた。この施設が建設されたのはフランスで初めての事で、イギリス様式をモデルとした造りが特徴。

 

現在は資料館となっており、当時の船や道具などが展示されている。とりわけ数多くの難破船を救ってきた全長13mの救難船「クルステ・エ・ソヴェ号(Crestey et Sauvey)」は、村の象徴として大切に保管されている。

救難船資料館

11世紀にあったロマネスク様式の教会の跡地には、1865年に難破船を救護する船の格納施設が建てられた。

 

この施設が建設されたのはフランスで初めての事で、イギリス様式をモデルとした造りが特徴。

 

現在は資料館となっており、当時の船や道具などが展示されている。

 

とりわけ数多くの難破船を救ってきた全長13mの救難船「クルステ・エ・ソヴェ号(Crestey et Sauvey)」は、村の象徴として大切に保管されている。

サン・ニコラ教会

 

ロマネスク教会の代わりとして17世紀から19世紀にかけて建築されたのは、クラシカル様式が美しいサン・ニコラ教会である。海沿いの墓地に囲まれ、奉納物として画家ポール・ブランヴィラン(Paul BLANVILLAIN)の出生時に贈られた3つのマストが取り付けられた捕鯨船の模型が祀られている。また、16世紀のフランドル学派の絵画「エリザベス訪問(Visitation)」は、奥ゆかしく描かれる聖母マリアの姿に思わず見とれてしまう。

 

ブルトン礼拝堂(Chapelle de la Bretonne)は、この村で生まれた聖マリー・マドレーヌ・ポステル(Marie-Madeleine Postel)の列福に敬意を表して、バルフルール住民によって建てられた。1893年の建築で、彼女の生涯を生き生きと描いたステンドグラスが見事。

サン・ニコラ教会

ロマネスク教会の代わりとして17世紀から19世紀にかけて建築されたのは、クラシカル様式が美しいサン・ニコラ教会である。

 

海沿いの墓地に囲まれ、奉納物として画家ポール・ブランヴィラン(Paul BLANVILLAIN)の出生時に贈られた3つのマストが取り付けられた捕鯨船の模型が祀られている。

 

また、16世紀のフランドル学派の絵画「エリザベス訪問(Visitation)」は、奥ゆかしく描かれる聖母マリアの姿に思わず見とれてしまう。

 

ブルトン礼拝堂(Chapelle de la Bretonne)は、この村で生まれた聖マリー・マドレーヌ・ポステル(Marie-Madeleine Postel)の列福に敬意を表して、バルフルール住民によって建てられた。

 

1893年の建築で、彼女の生涯を生き生きと描いたステンドグラスが見事。

2つの顔を持つ港

 

この村が面する湾は潮の満ち引きが激しいことで知られ、満潮時には小舟が優雅に浮かぶ美しい港、干潮時には打ち上げられた魚のように船が横たわる、趣の異なる2つの表情をみせる。

 

港沿いには17~19世紀に建てられた漁師の民家が建ち並び、素朴な街並みを形成している。民家の屋根には、鳥などをモチーフとした美しい陶器の装飾が飾られており、景観のアクセントとなっている。サント・カトリーヌの中庭には、15世紀の貴族の屋敷が佇む。

 

また隣町ガットヴィル・ル・ファールにあるバルフルール岬には、ルイ16世が統治していた1774年にルーアン商工会議所によって灯台が建てられた。1825年にはその脇にガットヴィルの灯台が新たに建設され、高さ約75mにも及ぶフランスで2番目に大きな灯台となっている。花崗岩で出来た存在感のある造りの灯台は、地元の漁師たちが忙しく行き交うバルフルール近郊の海を見守っている。

2つの顔を持つ港

この村が面する湾は潮の満ち引きが激しいことで知られ、満潮時には小舟が優雅に浮かぶ美しい港、干潮時には打ち上げられた魚のように船が横たわる、趣の異なる2つの表情をみせる。

 

港沿いには17~19世紀に建てられた漁師の民家が建ち並び、素朴な街並みを形成している。

 

民家の屋根には、鳥などをモチーフとした美しい陶器の装飾が飾られており、景観のアクセントとなっている。サント・カトリーヌの中庭には、15世紀の貴族の屋敷が佇む。

 

また隣町ガットヴィル・ル・ファールにあるバルフルール岬には、ルイ16世が統治していた1774年にルーアン商工会議所によって灯台が建てられた。

 

1825年にはその脇にガットヴィルの灯台が新たに建設され、高さ約75mにも及ぶフランスで2番目に大きな灯台となっている。

 

花崗岩で出来た存在感のある造りの灯台は、地元の漁師たちが忙しく行き交うバルフルール近郊の海を見守っている。

バルフルールについて詳しく知りたい!

フランスの最も美しい村

マンシュ県バルフルール/Barfleur(MANCHE)

面積:0,60 km2

人口:577人(2016年現在)

2019年11月05日:ページ更新

2020年8月28日:ページ更新

行き方

マンシュ県の中核都市シェルブール・アン・コタンタンからバスが運行しており、公共交通機関のみで訪れる事も可能です。

 

2019年に訪れた際は、レンヌからレンタカーを利用しました。道中では、潮の満ち引きにより刻一刻と姿を変えるモン・サン・ミシェル湾なども見ることが出来ますよ。

パリ・サン・ラザール駅(Paris Saint-Lazare)からSNCFに乗って、シェルブール駅(Cherbourg)下車。(約3時間20分)

シェルブール駅前停留所(CHERBOURG-EN-COTENTIN/Cherbourg – Autogare)から、ノルマンディ交通ノマド(NO_MA_D)12番線に乗って、バルフルール村役場停留所下車(BARFLEUR/Mairie)(約50分)

カーン(Caen)から130km(約1時間30分)

パリ(Paris)から360km(約4時間)

パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港から380km(約4時間)

紹介動画

フランスの人気テレビ番組「フランス人が選ぶお気に入りの村」で2012年に、バルフルールが3位に選ばれた際の動画がYoutubeの「Le Pays préféré des Français」公式チャンネルにて紹介されています。この村の魅力が詰まった動画で、見たら行ってみたくなること間違いなしです。映像だけでも十分に楽しめますが、順次日本語訳を紹介していく予定なので楽しみにお待ちいただければ幸いです。

レストラン

人口は600人程と規模は小さな村ですが、地域でも人気の観光地ということもあり、地元で採れる新鮮な魚介類をメインとした多数のレストランが営業しています。

 

2019年に実際に利用したバルフルールのお勧めレストランを紹介させて頂きますので、参考にして頂ければ幸いです。

2019年夏に利用したこのレストランは、港沿いに設けられた駐車場のある広場に位置しています。赤を基調とした外観が印象的で、この村特産の美味しいムール貝を味わうことが出来ます(9.9€)。

 

また近郊の街サン・ヴァー・ラ・ウーグの名物牡蠣もお勧めで、今回はガーリック・バターを乗せたグラタンを注文しました(6個入りで13€)。

 

どちらも定番の食べ方でしたが、素材が良いため一層美味しく感じました。

特産品

数は多くないですが、小さなアンティークショップや芸術家のアトリエなどがあり、立ち寄りながら散策を楽しむことが出来ます。

 

ここではバルフルールを訪れたらぜひ味わいたい、お勧めの味を紹介させて頂きます。

様々な魚にホタテ貝、カニやエビなど新鮮な海の幸が水揚げされますが、特に6月~9月頃まで採れる「ブロンド(Blonde)」と呼ばれる野生のムール貝はこの村の名物として知られています。地元以外では中々出回らない一品なので、季節が合えば是非味わってみてくださいね。

細部に宿る美

村内を歩いていると目を惹くのが、海の生物をモチーフにした可愛らしい通りの案内表示板です。

 

実はこの看板は村内の陶芸家によって特別につくられたものなのだそう。地元の方の協力を得ることで、魅力ある街並みを実現しているのも美しい村の魅力ですね。

バルフルールのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。バルフルールにあるお勧めの宿を紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.comのロケーション・スコア9.8と高評価なこの宿泊施設は、目の前に広がる港を見渡すことの出来る客室が魅力的です。内装はスタイリッシュで清潔感があり、中心市街地に位置しているので村の散策にも便利です。ただし無料のWifiは繋がりにくいようなので、どうしてもインターネット環境が必要という方は個人で手配をした方が良さそうです。料金は2名1泊で120€です。



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