ボーム・レ・メシュー/Baume-les-Messieurs

 

【断崖絶壁の谷底に佇む村】

 

絶壁に挟まれた幅70mの谷間に佇むこの村は

セイユ川の穏やかな流れに沿って広がり、

修道院の信仰生活が生み出した質素な村の営みが独自の魅力を放つ。

明るい色の民家は茶褐色の屋根を被り、

緑豊かな渓谷の風景に溶け込んでいる。

自然と一体となった雄大で迫力ある景観は、

忘れられない時間を約束してくれる。

ボーム・レ・メシュー/Baume-les-Messieurs

 

【断崖絶壁の谷底に佇む村】

 

絶壁に挟まれた幅70mの谷間に佇むこの村はセイユ川の穏やかな流れに沿って広がり、修道院の信仰生活が生み出した質素な村の営みが独自の魅力を放つ。

 

明るい色の民家は茶褐色の屋根を被り、緑豊かな渓谷の風景に溶け込んでいる。

 

自然と一体となった雄大で迫力ある景観は、忘れられない時間を約束してくれる。




村の歴史

 

この村の歴史は、貧民救済と典礼の重視により農民のみならず貴族階級からも広く支持を集め、中世ヨーロパにおいて絶大な権威を得ることとなったクリュニー修道院改革運動と深い関わりを持っている。クリュニー修道院の最初の修道院長を務めたベルノン院長の強い後押しによって、この村に最初の修道院が築かれたのは909年の事。

 

修道士たちは外界との交流を持たず修道院内で共同生活を送っていたが、1759年に地域社会の中で生活をする世俗の参事会員となった。村はそれ以降、フランス語で「修道士たちのボーム村」を意味する「ボーム・レ・モワンヌ」から、「参事会員たちのボーム村」を意味する現在の名前で呼ばれることになる。

村の歴史

この村の歴史は、貧民救済と典礼の重視により農民のみならず貴族階級からも広く支持を集め、中世ヨーロパにおいて絶大な権威を得ることとなったクリュニー修道院改革運動と深い関わりを持っている。

 

クリュニー修道院の最初の修道院長を務めたベルノン院長の強い後押しによって、この村に最初の修道院が築かれたのは909年の事。

 

修道士たちは外界との交流を持たず修道院内で共同生活を送っていたが、1759年に地域社会の中で生活をする世俗の参事会員となった。

 

村はそれ以降、フランス語で「修道士たちのボーム村」を意味する「ボーム・レ・モワンヌ」から、「参事会員たちのボーム村」を意味する現在の名前で呼ばれることになる。

サン・ピエール大修道院

 

初期ロマネスク様式の面影を残しながら、14世紀に改築が施されたサン・ピエール大修道院は広大な敷地に建てられた豊かな建築物群が往時の面影を今に伝えている。1157年には中世西ヨーロッパのローマ皇帝フリードリヒ1世の庇護のもと、ローマ帝国直属の修道院としてその確固たる地位を築いたこともあり、アンペリアル修道院の名で呼ばれることもある。

 

15世紀ブルゴーニュ風の彫像や墓石が並ぶ礼拝堂など、宗教的に重要な遺産が数多く残る修道院内。とりわけ16世紀フランドル学派の祭壇画は、色の付いた祭壇画としてヨーロッパで最大規模を誇る。細かな彫刻に金箔を貼り付けて仕上げられ、優雅で繊細な趣が訪れる者を魅了する。

サン・ピエール大修道院

初期ロマネスク様式の面影を残しながら、14世紀に改築が施されたサン・ピエール大修道院は広大な敷地に建てられた豊かな建築物群が往時の面影を今に伝えている。

 

1157年には中世西ヨーロッパのローマ皇帝フリードリヒ1世の庇護のもと、ローマ帝国直属の修道院としてその確固たる地位を築いたこともあり、アンペリアル修道院の名で呼ばれることもある。

 

15世紀ブルゴーニュ風の彫像や墓石が並ぶ礼拝堂など、宗教的に重要な遺産が数多く残る修道院内。

 

とりわけ16世紀フランドル学派の祭壇画は、色の付いた祭壇画としてヨーロッパで最大規模を誇る。

 

細かな彫刻に金箔を貼り付けて仕上げられ、優雅で繊細な趣が訪れる者を魅了する。

サン・ジャン・バティスト教会

 

集落の外れに佇むサン・ジャン・バティスト教会は、1089年の文献にすでにその名が表れる歴史ある教会。現在の建物の大部分は18世紀に再建されたものだが、鐘楼の一部は16世紀に建てられてものが残る。

 

長らくこの村で生活を送る人々の小教区教会として親しまれていたが、フランス革命によってサン・ピエール大修道院が住民の所有となったことでその役割を譲った。すぐ脇にそそり立つ白い崖と教会を覆う黒い火山岩の屋根とが対比し、美しさを際立たせている。

サン・ジャン・バティスト教会

集落の外れに佇むサン・ジャン・バティスト教会は、1089年の文献にすでにその名が表れる歴史ある教会。

 

現在の建物の大部分は18世紀に再建されたものだが、鐘楼の一部は16世紀に建てられてものが残る。

 

長らくこの村で生活を送る人々の小教区教会として親しまれていたが、フランス革命によってサン・ピエール大修道院が住民の所有となったことでその役割を譲った。

 

すぐ脇にそそり立つ白い崖と教会を覆う黒い火山岩の屋根とが対比し、美しさを際立たせている。

ダイナミックな自然

 

集落が形成された谷底には、3つの峡谷が混じり合っている。こうした地形はジュラ地域特有であり、袋谷を意味する「レキュレ(Reculée)」の名で呼ばれている。氷河から溶け出した水が石灰質の岩肌を削り取り、そそり立つ崖は高さ200mにもおよぶ。村の南側にあるクランソ展望台からは山の上から集落を見下ろすことが出来るので、足を運んでみると良いだろう。

 

また村の外れにあるボームの洞窟は、実に1kmにも及ぶ自然の洞窟が続いており、幻想的な光と共に散策が出来る。近くには、トゥフの滝(Cascades des Tufs)があり、冒険心がくすぐられる刺激的な場所となっている。

ダイナミックな自然

集落が形成された谷底には、3つの峡谷が混じり合っている。こうした地形はジュラ地域特有であり、袋谷を意味する「レキュレ(Reculée)」の名で呼ばれている。

 

氷河から溶け出した水が石灰質の岩肌を削り取り、そそり立つ崖は高さ200mにもおよぶ。

 

村の南側にあるクランソ展望台からは山の上から集落を見下ろすことが出来るので、足を運んでみると良いだろう。

 

また村の外れにあるボームの洞窟は、実に1kmにも及ぶ自然の洞窟が続いており、幻想的な光と共に散策が出来る。

 

近くには、トゥフの滝(Cascades des Tufs)があり、冒険心がくすぐられる刺激的な場所となっている。

ボーム・レ・メシューについて詳しく知りたい!

フランスの最も美しい村

ジュラ県ボーム・レ・メシュー(ボームレメシュー、ボーム・レ・メッシュー、ボームレメッシュー)/Baume-les-Messieurs(JURA)

面積:13,09 km2

人口:162人(2017年現在)

2020年03月04日:ページ更新

2020年11月10日:ページ更新

行き方

現在この村へ向かう電車やバスはないため、近郊の街からタクシー等の利用が必要です。

 

2019年に訪れた際は、レンタカーを利用しました。サン・ピエール大修道院の近くに大きな駐車場が整備されているので、車での移動も安心ですよ。

パリ・リヨン駅(Paris Gare de Lyon)からTGVに乗って、ブール・カン・ブレス駅(Bourg-en-Bresse)下車。(約2時間)

ブール・カン・ブレス駅でSNCF在来線(TER)に乗り換えて、ロン・ル・ソニエ駅(La Lons-le-Saunier)下車(約40分)

ロン・ル・ソニエ駅からタクシーに乗って、ボーム・レ・メシュー旧市街へ(約30分)

パリ(Paris)から420km(約4時間)

リヨン(Lyon)から170km(約2時間)

ボーヌ(Beaune)から110km(約1時間20分)

ディジョン(Dijon)から100km(約1時間20分)

ブザンソン(Besançon)から80km(約1時間20分)

リヨン・サン・テグジュベリ空港(Lyon-Saint Exupery)から160km(約1時間50分)

ジュネーヴ国際空港(Aéroport international de Genève)から110km(約1時間50分)

紹介動画

フランスの人気テレビ番組「フランス人が選ぶお気に入りの村」で、2012年にボーム・レ・メシューがノミネートされた際の動画がYoutubeの「Le Pays préféré des Français」公式チャンネルにて紹介されています。この村の魅力が詰まった動画で、見たら行ってみたくなること間違いなしです。映像だけでも十分に楽しめますが、順次日本語訳を紹介していく予定なので楽しみにお待ちいただければ幸いです。

特産品

村内には数件のレストランやカフェなどが営業をしていますが、訪れたのが冬だったこともあり空いているお店が少なく静かな村という印象でした。オフシーズンに訪れる際は、お土産や軽食を買うことが出来ないため注意が必要です。

 

ここではボーム・レ・メシューを訪れたらぜひ味わいたい、お勧めの味を紹介させて頂きます。

この村は、ジュラ地方名産のヴァン・ジョーヌの隠れた名産地としても知られています。

 

また赤・白・ロゼ・スパークリングとすべての味を生産しており、特にシャルドネを主体に、ヴァン・ジョーヌの原料としても使われるサヴィニャンをブレンドした白ワインは、炒ったアーモンドの香りが楽しめる特徴的なワインですよ。




ボーム・レ・メシューのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。ボーム・レ・メシューにあるお勧めの宿を紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.comのロケーションスコア9.4と高評価なこの宿泊施設は、サン・ピエール大修道院の建物の一部をリノベーションして活用しているシャンブル・ドットです。木の天井が剥き出しになった客室は、温かみを感じる空間。共用スペースはアーチ状の天井になっており、まるで中世にタイムスリップしたかのような滞在が楽しめますよ。料金は2名1泊で100€(朝食込)です。

 

客室によって3~5名まで宿泊可能なため、ご家族での利用もお勧め(5名1泊で220€)。



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