ラ・ロッシュ・ギヨン

La Roche-Guyon

城と主塔を結ぶ100mの隠し通路

クロード・モネの睡蓮の池のあるジヴェルニー(Giverny)からほど近く、蛇行して流れるセーヌ川の畔にラ・ロッシュ・ギヨンの村は佇んでいる。村はヴェクサン・フランセ地方自然公園(parc naturel régional du Vexin français)の一部を成しており、パリから1時間程しか離れていないとは思えないほど自然豊かな場所である。

 

元々村は地下室(bove)を備えた洞穴住居の中で人間と家畜の共生が行われており、現在は倉庫として使われている。村の中心から少し離れた所にある、ガニー(Gasny)通り沿いの建築物群は、他に類を見ない独特な景観であり訪れた際は必見である。

 

断崖に上にある城壁に囲まれた塔(donjon)は12世紀に築かれたもので、100mを超える隠し通路で城と結ばれている。崖の麓にある煌びやかな城は13世紀に建設され、18世紀に改修が施された。小塔の上にかぶさる円錐状の屋根が、封建制の時代の名残を留めている。

 

城とセーヌ川と間には1741年に造られた城の菜園があり、2004年には当時の計画図に従って庭が復元されたほか、彫刻家と造園家の芸術的創造の場にもなっている。

 

サン・サムソン(Saint Samson)教会は、百年戦争最中にイギリスによって占領されていた1419年から1445年に建てられた。内部には、17世紀にラ・ロッシュ・ギヨン城の持ち主であったフランソワ・ド・シリー(François de Silly)を模した大理石彫刻が飾られている。

 

ラ・ロッシュ・ギヨンの街中は、乳白色の石で建てられたエレガントなイル・ド・フランスの建築と、コロンバージュ様式の牧歌的なノルマンディ地方の建築が混在しているため、二つの地方の良い所を一度に見ることの出来る贅沢な村である。

ヴァル・ドワーズ県ラ・ロッシュ・ギヨン(ラロッシュギヨン)/La Roche-Guyon (VAL-D’OISE)

面積:4,61km2

人口:464人(2015年現在)

公共交通機関の場合:

パリ・サンラザール駅(Gare Saint-Lazare)からSNCFに乗って、マント・ラ・ジョリ(Mantes-la-Jolie)駅下車(約40分)

マント・ラ・ジョリ(Mantes-la-Jolie)停留所から、ヴァル・ドワーズバス65番11のバスに乗ってラ・ロッシュ・ギヨン役場前(LA ROCHE GUYON Mairie)停留所下車(約40分)

車の場合:

パリ(Paris)から70km(約1時間20分)

ルーアン(Rouen)から80km(約1時間10分)

飛行機の場合:

パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港から100km(約1時間20分)

「フランスの最も美しい村」協会 加盟村

2018年6月25日:ページ更新

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