飯豊町/Iide
【雪国の暮らし息づく山麓の村】
山形県の西南部の厳しい冬と向き合いながら生活を営んできたこの村は、
広大な平野に広がる水田地帯と、
里山文化息づく山麓集落という2つの顔を持っている。
英国の紀行作家イザベラ・バードの著書「日本奥地紀行」の中で、
この置賜地方の風景を「東洋のアルカディア(桃源郷)」と称したように、
冬が終わりを告げると魔法をかけたかのように村全体が色づき始める。
田園に日が差し込みだす朝に田んぼのあぜ道を歩けば、
眩いほどに輝くこの村の美しさに出会うだろう。