サン・テュルサンヌ/Saint-Ursanne

 

【ジュラ地方の真珠と謳われる村】

 

自然豊かなドゥー川のほとりに佇むこの村は、

修道士のコミュニティを中心として発展した。

12世紀の参事会教会から続く階段を登れば、

村の礎を築いた聖ウルサンヌの洞窟へと至る。

歴史的な建物が多く残る市街地への入り口には、

今なお中世の趣溢れる3つの門が構えており、

まるで物語の世界に迷い込んだかのような情景が広がっている。

サン・テュルサンヌ/Saint-Ursanne

 

【ジュラ地方の真珠と謳われる村】

 

自然豊かなドゥー川のほとりに佇むこの村は、修道士のコミュニティを中心として発展した。

 

12世紀の参事会教会から続く階段を登れば、村の礎を築いた聖ウルサンヌの洞窟へと至る。

 

歴史的な建物が多く残る市街地への入り口には、今なお中世の趣溢れる3つの門が構えており、まるで物語の世界に迷い込んだかのような情景が広がっている。




聖ウルサンヌの洞窟

 

6世紀に終わりにアイルランド人修道士だった聖ウルサンヌが、ドゥー川のほとりの崖にあった洞窟で隠居生活を始めたことにこの村の歴史は遡る。その後7世紀になると修道士たちが共同生活をはじめ、徐々に規模が大きくなると、12世紀には近郊の街バーゼルの大司教によって直接管理が行われるようになる。

 

聖ウルサンヌが暮らした洞窟は現在も残されており、17世紀に造られた後期ルネサンス様式の門から入ることが出来る。またすぐ脇には、1621年に再建されたポスト・ゴシック様式の礼拝堂も佇む。約200段の階段を上った先にあるため、洞窟のある頂上は村を見下ろすパノラマスポットとなっている。

聖ウルサンヌの洞窟

6世紀に終わりにアイルランド人修道士だった聖ウルサンヌが、ドゥー川のほとりの崖にあった洞窟で隠居生活を始めたことにこの村の歴史は遡る。

 

その後7世紀になると修道士たちが共同生活をはじめ、徐々に規模が大きくなると、12世紀には近郊の街バーゼルの大司教によって直接管理が行われるようになる。

 

聖ウルサンヌが暮らした洞窟は現在も残されており、17世紀に造られた後期ルネサンス様式の門から入ることが出来る。

 

またすぐ脇には、1621年に再建されたポスト・ゴシック様式の礼拝堂も佇む。

 

約200段の階段を上った先にあるため、洞窟のある頂上は村を見下ろすパノラマスポットとなっている。

参事会教会

 

後期ロマネスク様式から初期ゴシック様式への移行期である12世紀後半に建てられたカトリック参事会教会は、ブルゴーニュ風の宗教建築から影響を受けている。最奥部にある内陣はその当時のまま残されており、地下礼拝堂も備えている。17世紀後半に行われた改修では、バロック様式の華やかな教会装飾が付け加えられている。

 

また教会南側にある門も12世紀後半に造られ、半月型のタンパン彫刻が特に美しい。中央には玉座に座るイエス・キリスト、左右には聖ウルサンヌと天使の姿が描かれている。教会のすぐ脇には1380年に再建された回廊があり、連なるアーチが魅力を高める厳かな光景が広がっている。

参事会教会

後期ロマネスク様式から初期ゴシック様式への移行期である12世紀後半に建てられたカトリック参事会教会は、ブルゴーニュ風の宗教建築から影響を受けている。

 

最奥部にある内陣はその当時のまま残されており、地下礼拝堂も備えている。

 

17世紀後半に行われた改修では、バロック様式の華やかな教会装飾が付け加えられている。

 

また教会南側にある門も12世紀後半に造られ、半月型のタンパン彫刻が特に美しい。

 

中央には玉座に座るイエス・キリスト、左右には聖ウルサンヌと天使の姿が描かれている。

 

教会のすぐ脇には1380年に再建された回廊があり、連なるアーチが魅力を高める厳かな光景が広がっている。

サン・テュルサンヌ城と3つの門

 

12世紀には、集落を見守る丘の上に城が建てられた。しかしカトリック派とプロテスタント派が対立した宗教戦争に端を発する、17世紀の三十年戦争の際に大きな被害を受け廃墟と化してしまう。現在は15世紀初頭に建てられた三角錐の屋根を被った見張りのための小さな塔と川沿いへと続く城壁が、往時の面影を今に伝えている。

 

市街地へと入ることの出来る3つの門は、三十年戦争後の17世紀に再建・改築されたものが残る。西には聖ウルサンヌの像が祀られたサン・ピエール門があり、東には18世紀に造られた時計を備えたサン・ポール門がある。また南側の入り口であるサン・ジャン門は、18世紀にドゥー川に架けられたサン・ジャン橋へと続いている。

サン・テュルサンヌ城と3つの門

12世紀には、集落を見守る丘の上に城が建てられた。

 

しかしカトリック派とプロテスタント派が対立した宗教戦争に端を発する、17世紀の三十年戦争の際に大きな被害を受け廃墟と化してしまう。

 

現在は15世紀初頭に建てられた三角錐の屋根を被った見張りのための小さな塔と川沿いへと続く城壁が、往時の面影を今に伝えている。

 

市街地へと入ることの出来る3つの門は、三十年戦争後の17世紀に再建・改築されたものが残る。

 

西には聖ウルサンヌの像が祀られたサン・ピエール門があり、東には18世紀に造られた時計を備えたサン・ポール門がある。

 

また南側の入り口であるサン・ジャン門は、18世紀にドゥー川に架けられたサン・ジャン橋へと続いている。

村役場と中世の館

 

村役場の歴史は1406年に遡り、1825年に大規模な改築が行われている。1階部分はアーチが交差するヴォールト天井に覆われたアーケードになっている特徴的な構造をしており、かつては市場としても用いられていた。また18世紀に造られた扉と、錬鉄製の見事な手すりも必見。

 

現在観光案内所としても用いられている徴税の館や、美しい装飾に彩られた出窓が印象的なウーヴルの館、元々は裕福な聖堂参事会員の住居として建てられたベショー・シュバルツラン財団の館など15~16世紀の見事な建物が美しい街並みを構成している。また村内には、16~17世紀に造られた3つの噴水が残されている。

村役場と中世の館

村役場の歴史は1406年に遡り、1825年に大規模な改築が行われている。

 

1階部分はアーチが交差するヴォールト天井に覆われたアーケードになっている特徴的な構造をしており、かつては市場としても用いられていた。

 

また18世紀に造られた扉と、錬鉄製の見事な手すりも必見。

 

現在観光案内所としても用いられている徴税の館や、美しい装飾に彩られた出窓が印象的なウーヴルの館、元々は裕福な聖堂参事会員の住居として建てられたベショー・シュバルツラン財団の館など15~16世紀の見事な建物が美しい街並みを構成している。

 

また村内には、16~17世紀に造られた3つの噴水が残されている。

サン・テュルサンヌについて詳しく知りたい!

スイスの最も美しい村

ジュラ州クロ・ドゥ・ドゥー村サン・テュルサンヌ(サンテュルサンヌ、サン・ウルサンヌ、サンウルサンヌ)/Saint-Ursanne (Clos-du-Doubs, JURA)

面積:11,46 km2

人口:870人(2010年現在)

写真1, 2, 3, 5, 6枚目:Photoed by JGS25 – Wikipedia

写真4枚目:Photoed by Le poidesans – Flickr

写真7枚目:Photoed by Mickaël T. – Flickr

2025年04月25日:ページ更新

行き方

この街には鉄道駅があるため、電車で簡単に訪れる事が可能です。ただし駅から中心市街地まで20分程歩く必要があるので、注意をしてください。

 

またレンタカーを借りて、スイスに点在する小さな村や街巡りをするのもお勧めです。ジュラ山脈の雄大な自然を、車窓から楽しむことが出来ますよ。

ベルン駅(Bern)からスイス連邦鉄道に乗って、ビール/ビエンヌ駅(Biel/Bienne)で乗り換え、サン・テュルサンヌ(St-Ursanne)駅下車。(約1時間40分)

 

サン・テュルサンヌ駅から、サン・テュルサンヌ中心市街地まで徒歩で約20分。

 

※利用する時間帯によって最適な行き方は異なりますので、事前に調べてから訪れることをお勧めします。

ベルンから110km(約1時間20分)

ジュネーヴから190km(約2時間30分)

バーゼルから70km(約1時間10分)

ジュネーヴ・コアントラン国際空港から190km(約2時間30分)

ユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ空港から60km(約60分)

チューリッヒ空港から150km(約2時間10分)




サン・テュルサンヌのお勧めホテル

街がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

スイスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。サン・テュルサンヌにあるお勧めの宿を紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.comの総合スコア8.6と高評価なこの宿泊施設は、高級ホテルグループ「ルレ・エ・シャトー」にも加盟する5つ星ホテル。村のシンボルである参事会教会のすぐ目の前という好立地で、村の散策にも便利です。客室は白を基調としており、上質で落ち着きのある空間が魅力となっています。宿泊者のニーズに応じて値段が異なり、料金は2名1泊で450CHF~500CHF(朝食込)です。

Booking.comのロケーションスコア8.2と高評価なこの宿泊施設は、中心市街地に位置しているため村の散策に便利です。木材の持つぬくもりを活かしつつも、モダンで現代的なリノベーションが行われており、高級感溢れる空間が広がっています。また客室内にブランコがある遊び心溢れる部屋もあるので、お子様と一緒に利用するのもお勧め。宿泊者のニーズに応じて値段が異なり、料金は2名1泊で210CHF~280CHF(朝食込)です。

 




【一緒に訪れたい美しい村】

サン・テュルサンヌから車で20分(20km)

サン・テュルサンヌから車で50分(60km)

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