
ポリニャック/Polignac
【「山の王」と称賛された城塞都市】
かつての火山活動によって形作られた、
玄武岩の小高い丘の上に佇むこの村。
周辺地域で産出された火山性の岩で建てられた、
教会や民家などが美しい街並みを形成している。
1533年にフランス国王フランソワ1世が訪れた際に、
領主として発展を支えたポリニャック家を「山の王」と呼び、
村から望む絶景を讃えたとの逸話が残る。

ポリニャック/Polignac
【「山の王」と称賛された城塞都市】
かつての火山活動によって形作られた、玄武岩の小高い丘の上に佇むこの村。
周辺地域で産出された火山性の岩で建てられた、教会や民家などが美しい街並みを形成している。
1533年にフランス国王フランソワ1世が訪れた際に、領主として発展を支えたポリニャック家を「山の王」と呼び、村から望む絶景を讃えたとの逸話が残る。

名門貴族ポリニャック家ゆかりの地
伝説によればガロ・ローマ時代に、ギリシア神話の神アポローンを祀るための神殿があったと伝えられる。10世紀には既に、近郊の街ル・ピュイ・アン・ヴレを守るための要塞としての役割を担っていたという文献が残る。11世紀にポリニャック伯爵家の拠点となると、城塞都市として大きな発展を遂げる。
その後ポリニャック家は18世紀に公爵の爵位が与えられるなど、有力貴族としてフランス王政の中でも重要な役割を果たす。またブルボン朝末期の上流社交界最高の美女とも謳われたポリニャック公爵夫人は、フランス国王ルイ16世の王妃だったマリー・アントワネットから寵愛を受けたことでも有名である。
名門貴族ポリニャック家ゆかりの地

伝説によればガロ・ローマ時代に、ギリシア神話の神アポローンを祀るための神殿があったと伝えられる。
10世紀には既に、近郊の街ル・ピュイ・アン・ヴレを守るための要塞としての役割を担っていたという文献が残る。
11世紀にポリニャック伯爵家の拠点となると、城塞都市として大きな発展を遂げる。
その後ポリニャック家は18世紀に公爵の爵位が与えられるなど、有力貴族としてフランス王政の中でも重要な役割を果たす。
またブルボン朝末期の上流社交界最高の美女とも謳われたポリニャック公爵夫人は、フランス国王ルイ16世の王妃だったマリー・アントワネットから寵愛を受けたことでも有名である。
ポリニャック城塞
市街地から更に100m上にある、岩山の上に築かれたポリニャック城は村の象徴。800mにも及ぶ城壁と6つの城門を備えており、中世には強固な城だったことを今に伝えている。城内には12~16世紀に建てられた領主のための3つの住居や、深さ83,5mの井戸、兵士の詰め所や巡視路、11世紀の礼拝堂跡などが残されている。
その中でも高さ32mに達する主塔は圧巻で、1階にあるかつての台所のほか、頂上からは周囲を見渡すことの出来る素晴らしい眺めが広がっている。近郊の村に建てられたラヴート・ポリニャック城へとポリニャック家の拠点が移ったことで、17世紀以降に城塞は廃墟と化してしまう。18世紀後半のフランス革命により国有化された後に、再びポリニャック家が城を買い戻し、少しずつ保全・修復が行われた結果として現在の様な威風堂々とした姿を取り戻した。

ポリニャック城塞

市街地から更に100m上にある、岩山の上に築かれたポリニャック城は村の象徴。
800mにも及ぶ城壁と6つの城門を備えており、中世には強固な城だったことを今に伝えている。
城内には12~16世紀に建てられた領主のための3つの住居や、深さ83,5mの井戸、兵士の詰め所や巡視路、11世紀の礼拝堂跡などが残されている。
その中でも高さ32mに達する主塔は圧巻で、1階にあるかつての台所のほか、頂上からは周囲を見渡すことの出来る素晴らしい眺めが広がっている。
近郊の村に建てられたラヴート・ポリニャック城へとポリニャック家の拠点が移ったことで、17世紀以降に城塞は廃墟と化してしまう。
18世紀後半のフランス革命により国有化された後に、再びポリニャック家が城を買い戻し、少しずつ保全・修復が行われた結果として現在の様な威風堂々とした姿を取り戻した。

サン・マルタン教会
11世紀にその歴史を遡るサン・マルタン教会は、オーヴェルニュ風ロマネスク様式の典型的な教会として知られ、火山岩の一種である角礫岩を用いて建てられた。北側の壁には銃眼やマシクーリと呼ばれる岩などを落とすための防衛設備が残り、かつては城塞都市の一部に組み入れられていたことを伺い知ることが出来る。
教会の最奥部にある半円状のドーム型天井は14世紀のフレスコ画に彩られており、中央は「最後の審判」、左右はそれぞれ「地獄」と「天国」が表現されている。南側の壁には15世紀のフレスコ画が残り、聖母マリアの生涯を伝える代表的な場面が描かれている。また13世紀に色付きで制作された、聖アンヌを象った彫像も見応えがある。
サン・マルタン教会

11世紀にその歴史を遡るサン・マルタン教会は、オーヴェルニュ風ロマネスク様式の典型的な教会として知られ、火山岩の一種である角礫岩を用いて建てられた。
北側の壁には銃眼やマシクーリと呼ばれる岩などを落とすための防衛設備が残り、かつては城塞都市の一部に組み入れられていたことを伺い知ることが出来る。
教会の最奥部にある半円状のドーム型天井は14世紀のフレスコ画に彩られており、中央は「最後の審判」、左右はそれぞれ「地獄」と「天国」が表現されている。
南側の壁には15世紀のフレスコ画が残り、聖母マリアの生涯を伝える代表的な場面が描かれている。
また13世紀に色付きで制作された、聖アンヌを象った彫像も見応えがある。
豊かな歴史を感じる文化財
中心市街地には大昔の火山活動によって出来た、凝灰岩を用いた民家が建ち並んでいる。その他にも住民に水を供給していた泉や共同で使用していたパン焼き窯、馬に蹄鉄を履かせるための施設や宗教行事が催される際のシンボルだった十字架などが残り、中世の村の暮らしを感じることが出来る。
周辺の集落にも貴重な文化財が残されており、南部にあるビラック集落にある十字架は16世紀に遡ることが出来る。片面には光輪をまとうイエス・キリスト、もう一方の面にはキリストを抱く聖母マリアを表現した彫刻があしらわれている。また東部のシェラック集落には、16世紀にポリニャックの監督官の住居として建てられたシャラック城が佇んでいる。

豊かな歴史を感じる文化財

中心市街地には大昔の火山活動によって出来た、凝灰岩を用いた民家が建ち並んでいる。
その他にも住民に水を供給していた泉や共同で使用していたパン焼き窯、馬に蹄鉄を履かせるための施設や宗教行事が催される際のシンボルだった十字架などが残り、中世の村の暮らしを感じることが出来る。
周辺の集落にも貴重な文化財が残されており、南部にあるビラック集落にある十字架は16世紀に遡ることが出来る。
片面には光輪をまとうイエス・キリスト、もう一方の面にはキリストを抱く聖母マリアを表現した彫刻があしらわれている。
また東部のシェラック集落には、16世紀にポリニャックの監督官の住居として建てられたシャラック城が佇んでいる。
ポリニャックについて詳しく知りたい!
フランスの最も美しい村

オート・ロワール県ポリニャック/Polignac (HAUTE-LOIRE)
面積:33,05km2
人口:2827人(2022年現在)
写真1枚目:Photoed by Wikijoe – Wikipedia
写真2, 6枚目:Photoed by Toutaitanous – Wikipedia
写真3, 5枚目:Photoed by S@ndrine – Flickr
写真4枚目:Photoed by Torsade de Pointes – Wikipedia
写真7枚目:Photoed by Jean-Pol GRANDMONT – Wikipedia
2025年5月7日:ページ更新
行き方

オーヴェルニュ地方の中核都市ル・ピュイ・アン・ヴレから、1日に多くの本数のバスが運航しているので公共交通機関のみでも比較的簡単に訪れることが出来ます。
「シェヌ・デ・ピュイ火山群」が世界遺産に指定されるなど、火山活動が創り出した美しい自然と景観を楽しめる村が点在しているので、レンタカーを借りてオーヴェルニュ地方を巡るのもお勧めですよ。
パリ・リヨン駅(Paris-Gare-de-Lyon)からTGVに乗ってサン・テティエンヌ・シャトークルー駅(Saint-Etienne Chateaucreux)まで行き、在来線(TER)に乗り換えてル・ピュイ・アン・ヴレ駅(Le Puy-En-Velay)下車(約4時間40分)
ル・ピュイ・アン・ヴレ駅前のポール・アンテルモダル・バス停留所(Pôle intermodal)から、ヴレ交通P線のバスに乗って、メゾン・コミュナル・ド・ポリニャック停留所下車(約30分)。
パリ(Paris)から540km(約6時間)
リヨン(Lyon)から140km(約2時間)
クレルモン・フェランから140km(約2時間)
パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港から590km(約6時間40分)
リヨン=サン・エグジュペリ空港から160km(約2時間)
ポリニャックのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。
フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。今回はポリニャックにあるお勧めのホテルを紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。
Booking.comの総合スコア9.0と高評価なこの宿泊施設は、城塞のある地区から東へ1km程離れたシェラック集落に位置しています。建物は15世紀の民家が見事にリノベーションされており、フランスらしい豊かな歴史を感じる滞在にピッタリです。オーナーは椅子などに布などを張る職人で、センスの良い調度品も宿の魅力を高めていますよ。料金は2名1泊で100€(朝食別)です。
【一緒に訪れたい美しい村】
ポリニャックから車で50分(40km)
ポリニャックから車で50分(50km)
ポリニャックから車で60分(50km)
ポリニャックから車で1時間30分(110km)
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