エスタン

【美を追求する誇り高き城下街】

 

村の中央に構えるエスタン城が見下ろす先には、

深い青に染まった板石で葺かれた民家が建ち並ぶ。

統一感のある街並みの美しさを眺めながら、

世界遺産に指定された石造りの橋を渡れば、

巡礼路上の宿場町として栄えたこの村が

いつでも温かく私たちを迎えてくれる。

エスタン

【美を追求する誇り高き城下街】

 

村の中央に構えるエスタン城が見下ろす先には、深い青に染まった板石で葺かれた民家が建ち並ぶ。

 

統一感のある街並みの美しさを眺めながら、世界遺産に指定された石造りの橋を渡れば、巡礼路上の宿場町として栄えたこの村がいつでも温かく私たちを迎えてくれる。




世界遺産:ロット川に架かる橋

 

エスタンの村はアヴェロン県の北部、スペインへと続く巡礼路上に佇んでいる。多くの巡礼者が渡り歩いてきた15世紀に建造されたゴシック様式の橋は、重厚な趣そのままにロット川の水面へと美しく映し出される。

 

「ロット川に架かる橋(pont sur le Lot)」およびエスタンとサン・コーム・ドルトを結ぶ道は「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部としてユネスコの世界遺産にも登録されており、今なお徒歩でこの村を訪れる敬虔な信者たちは後を絶えない。

世界遺産:ロット川に架かる橋

エスタンの村はアヴェロン県の北部、スペインへと続く巡礼路上に佇んでいる。

 

多くの巡礼者が渡り歩いてきた15世紀に建造されたゴシック様式の橋は、重厚な趣そのままにロット川の水面へと美しく映し出される。

 

「ロット川に架かる橋(pont sur le Lot)」およびエスタンとサン・コーム・ドルトを結ぶ道は「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部としてユネスコの世界遺産にも登録されており、今なお徒歩でこの村を訪れる敬虔な信者たちは後を絶えない。

エスタン城

 

村の頂上で圧倒的な存在感を放つエスタン城は、フランボアイヤン・ゴシック様式とルネサンス様式が混ざり合う11世紀からの建物で、フランスの名門エスタン家の栄光を今に伝える。

 

フランス革命の際に国に売却され修道院の本部として活用されていたが、現在は元フランス大統領でエスタン家の末裔の一人とも言われるヴァレリ・ジスカール・デスタン(Valéry Giscard d’Estaing)の財団によって所有され保護されている。

 

中央にある5角形の主塔は13世紀に建てられたものであり、その頂上にはさらに5つの小塔が取り囲んでいる。塔の上からはロット渓谷を一望できる、素晴らしい眺めが待っている。

エスタン城

村の頂上で圧倒的な存在感を放つエスタン城は、フランボアイヤン・ゴシック様式とルネサンス様式が混ざり合う11世紀からの建物で、フランスの名門エスタン家の栄光を今に伝える。

 

フランス革命の際に国に売却され修道院の本部として活用されていたが、現在は元フランス大統領でエスタン家の末裔の一人とも言われるヴァレリ・ジスカール・デスタン(Valéry Giscard d’Estaing)の財団によって所有され保護されている。

 

中央にある5角形の主塔は13世紀に建てられたものであり、その頂上にはさらに5つの小塔が取り囲んでいる。塔の上からはロット渓谷を一望できる、素晴らしい眺めが待っている。

サン・フルレ教会

 

城の近くには、17世紀から18世紀に描かれた祭壇画が美しいサン・フルレ(Saint-Fleuret)教会がある。15世紀の納骨堂の上に設けられ、聖フロレの聖遺物や10世紀から続く石墓が眠っている。

 

教会内には現代と伝統の調和を重んじる芸術家、クロード・バイヨン(Claude Baillon)により製作されたステンドグラスが暖かい光で照らし出している。

 

毎年7月の第1日曜日にはサン・フルレ祭が執り行われ、伝統衣装に身を包んだ住民たちによる礼拝行列が行われる。その様子は見る者にまるで中世にタイムスリップしたかのような錯覚を抱かせる。

サン・フルレ教会

城の近くには、17世紀から18世紀に描かれた祭壇画が美しいサン・フルレ(Saint-Fleuret)教会がある。

 

15世紀の納骨堂の上に設けられ、聖フロレの聖遺物や10世紀から続く石墓が眠っている。

 

教会内には現代と伝統の調和を重んじる芸術家、クロード・バイヨン(Claude Baillon)により製作されたステンドグラスが暖かい光で照らし出している。

 

毎年7月の第1日曜日にはサン・フルレ祭が執り行われ、伝統衣装に身を包んだ住民たちによる礼拝行列が行われる。

 

その様子は見る者にまるで中世にタイムスリップしたかのような錯覚を抱かせる。

統一感のある街並み

 

シストと呼ばれる屋根葺き用の板石を用いた家々の統一された街並みは圧巻の光景。村の近隣から産出される石から作られる自然の屋根は、美しいモザイク模様となって人々を魅了する。

 

主要路に面して建っている村役場と観光案内所は、16世紀の建物。その他にも、ルネサンス期の美しい館が多く残されており、村の散策が楽しい村である。

統一感のある街並み

シストと呼ばれる屋根葺き用の板石を用いた家々の統一された街並みは圧巻の光景。

 

村の近隣から産出される石から作られる自然の屋根は、美しいモザイク模様となって人々を魅了する。

 

主要路に面して建っている村役場と観光案内所は、16世紀の建物。その他にも、ルネサンス期の美しい館が多く残されており、村の散策が楽しい村である。

エスタンについて詳しく知りたい!

フランスの最も美しい村

アヴェロン県エスタン/Estaing (AVEYRON)

面積:16,96km2

人口:511人(2015年現在)

世界文化遺産:ユネスコ(U.N.E.S.C.O.)

  • 登録名:フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(Chemins de Saint-Jacques-de-Compostelle en France)

登録建築物:ロット川に架かる橋 (pont sur le Lot)

登録対象:ル・ピュイの道(Via Podiensis) (エスタン-サン・コーム・ドルト間の17 km)

A. O. C.(原産地統制呼称制度):フランス農林省

  • A. O. C. エスタン(Estaing)

2018年4月22日:ページ更新

2020年5月7日:ページ更新

行き方

本数は限られますが、アヴェロン県の中心都市ロデーズからバスが運行しています。日曜日や祝日の運行はありませんので、事前によく確認してから利用しましょう。

 

2017年にクレルモン・フェランからレンタカーを利用して村を訪れました。県内に10近くの美しい村が集中するこの地域は、一日に数カ所の美しい村を巡ることが出来るため、可能ならば車を手配するのがお勧めです。

トゥールーズ(Toulouse)方面もしくはパリ(Paris)方面からSNCFに乗って、ロデーズ(Rodez)駅下車

ロデーズ(Rodez) 駅から、261番のバスに乗ってエスパリオン(Espalion)停留所下車

エスパリオン(Espalion)から、255番Saint-Amans-des-Cots行き、もしくは266番Entaygues行きのバスに乗って、エスタン停留所下車

トゥールーズ(Toulouse)から190km(約2時間30分)

クレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand)から190km(約2時間30分)

ロデーズ・アヴェロン空港(Aéroport Rodez-Aveyron)から40km(約50分)

トゥールーズ・ブラニャック空港(Aéroport de Toulouse – Blagnac)から200km(約2時間30分)

特産品

エスタンを訪れたらぜひチェックしてみて欲しいのが、地元のワインです。この村のワインの歴史は古く、ブドウは10世紀にエスタン家によって植えられたとの記録が残っているそうです。

 

ワインを栽培する畑は2011年にAOC(原産地統制呼称制度)として認定され、パリのモンマルトルに次ぐフランスで2番目に小さなドメーヌとして知られています。

 

ガメイ種やカベルネ種主体の赤ワインとモーザック種とシュナン種で造られる白ワイン、どちらもフルーティーな味わいが楽しめますよ。

細部に宿る美

2017年2月に「フランスの最も美しい村」協会の資格審査基準を調査するため、フランス協会で資格審査を担当するベルナール・パスカル氏に同行させて頂いたのがこの村です。

 

この村で感じて欲しい、「フランスの最も美しい村」協会の哲学を紹介させて頂ければと思います。

数ある美しい村の中からパスカル氏がエスタンを選んだ理由は、住民が一丸となって取り組む修景の取り組みが素晴らしいこと。そしてオフシーズンは観光客が減り、ひっそりと静まり返ってしまう美しい村が少なくない中で、この村は日々の生活がしっかりと根付いていて生き生きとしているからだそうです。

 

美術館としての美しい村ではなく、住民が生活をする場としての美しい村。何度訪れても美しく輝きを増しています。




エスタンのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

この村は宿場町として栄えたのでジットと呼ばれる巡礼者用の宿も点在していますが、フランス語でのやり取りが必要となるためハードルが高いという方は、booking.comが便利です。

 

今回は、私たちが滞在した宿も含め、エスタンのお勧めホテルを紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.com の総合スコア9.1と高評価なこの宿は、17世紀の貴族の館を改装したホテルです。こだわりを感じる内装で、特に共用部にある暖炉は中世そのもの。2017年に宿泊させて頂きましたが、オーナーの方もとても親切で、エスタンの村の見どころや歴史について詳しく教えてくださいました。中心市街地からは2kmほど離れているので、車で移動できる方にお勧め。現在Booking.comでは2泊以上の宿泊が必要になっており、料金は2名2泊で200€(朝食込)と良心的です。

Booking.com の総合スコア9.3と高評価なこのホテルは、サン・フルレ教会のすぐ目の前という立地で、村の散策にはとても便利です。内装は簡素ですが、巡礼者用の相部屋の多い村では貴重な個室となっています。料金は2名1泊で60€(朝食込)と非常に良心的。



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