
カルナック/Carnac
【ブルターニュの巨石文化の中心地】
ヨーロッパ先史時代の歴史を伝えるこの街には、
約3000個にも及ぶ巨石記念物が点在する。
最も古いもので紀元前5世紀に遡り、
規則的に並ぶ摩訶不思議な巨石群は、
世界中の人々の知的好奇心を刺激し続けている。
また南部は美しいモルビアンの海に面しており、
白い砂浜が続くリゾート地としても人気がある。

カルナック/Carnac
【ブルターニュの巨石文化の中心地】
ヨーロッパ先史時代の歴史を伝えるこの街には、約3000個にも及ぶ巨石記念物が点在する。
最も古いもので紀元前5世紀に遡り、規則的に並ぶ摩訶不思議な巨石群は、世界中の人々の知的好奇心を刺激し続けている。
また南部は美しいモルビアンの海に面しており、白い砂浜が続くリゾート地としても人気がある。

メンヒル(立石)
メンヒルとはブルトン語で「長い石」を意味し、柱状に建てられた巨石記念物に多くの人々が畏敬の念を覚える。ブルターニュ地方に広く点在するメンヒルの中でも、最大規模を誇るのがカルナック列石である。西からメネク列石、ケルマリオ列石、ケルレスカン列石の3カ所から構成され、その総延長は4kmにも及ぶ。
そのほとんどが紀元前3~5世紀に建てられたもので、ヨーロッパ先史時代の歴史を今に伝える貴重な文化遺産として大切に保護されている。このような巨石が無数に並べられた理由については、宗教的な役割から「魔法にかけられて石の姿にされた軍隊」などの伝説まで無数の仮説が存在している。
メンヒル(立石)

メンヒルとはブルトン語で「長い石」を意味し、柱状に建てられた巨石記念物に多くの人々が畏敬の念を覚える。
ブルターニュ地方に広く点在するメンヒルの中でも、最大規模を誇るのがカルナック列石である。
西からメネク列石、ケルマリオ列石、ケルレスカン列石の3カ所から構成され、その総延長は4kmにも及ぶ。
そのほとんどが紀元前3~5世紀に建てられたもので、ヨーロッパ先史時代の歴史を今に伝える貴重な文化遺産として大切に保護されている。
このような巨石が無数に並べられた理由については、宗教的な役割から「魔法にかけられて石の姿にされた軍隊」などの伝説まで無数の仮説が存在している。
ドルメン(支石墓)とチュミュリュス(墳丘墓)
またブルターニュ語で「石の机」を意味するドルメンや、ラテン語で「塚」や「小高い丘」を意味するチュミュリュスも、ブルターニュの巨石文化を伝える貴重な遺産。どちらも中央に大きな空間が空いているのが特徴で、当時の有力者の墓として建てられたという説が有力である。
これらは街の中に多数点在しているが、ケルマリオ列石の入り口にあるドルメン・ド・ケルカードは特に見応えがある。また代表的なチュミュリュスはサン・ミシェル古墳で、丘の上にはその歴史を6世紀に遡り、19世紀に再建されたサン・ミシェル礼拝堂が佇んでいる。

ドルメン(支石墓)とチュミュリュス(墳丘墓)

またブルターニュ語で「石の机」を意味するドルメンや、ラテン語で「塚」や「小高い丘」を意味するチュミュリュスも、ブルターニュの巨石文化を伝える貴重な遺産。
どちらも中央に大きな空間が空いているのが特徴で、当時の有力者の墓として建てられたという説が有力である。
これらは街の中に多数点在しているが、ケルマリオ列石の入り口にあるドルメン・ド・ケルカードは特に見応えがある。
また代表的なチュミュリュスはサン・ミシェル古墳で、丘の上にはその歴史を6世紀に遡り、19世紀に再建されたサン・ミシェル礼拝堂が佇んでいる。

先史博物館と巨石記念物の家
ブルターニュ地方を含む世界中の巨石文化を研究した19世紀の考古学者ジェームズ・ミルンの死後、彼の貴重な研究資料を展示するために1881年に設立されたのがカルナック先史博物館。1984年に現在の場所である、19世紀終わりに建てられた旧牧師館へと移転している。
35万点にも及ぶヨーロッパ先史時代のコレクションは、世界屈指の規模で充実している。特にブルターニュ地方で巨石記念物が数多く造られた新石器時代の暮らしに関する展示は評価が高く、現在でも所蔵品は拡大を続けている。またメネク列石の入り口に2003年に建てられた「巨石記念物の家」も、ブルターニュ地方の謎をより深く理解することの出来る場所となっている。
先史博物館と巨石記念物の家

ブルターニュ地方を含む世界中の巨石文化を研究した19世紀の考古学者ジェームズ・ミルンの死後、彼の貴重な研究資料を展示するために1881年に設立されたのがカルナック先史博物館。
1984年に現在の場所である、19世紀終わりに建てられた旧牧師館へと移転している。
35万点にも及ぶヨーロッパ先史時代のコレクションは、世界屈指の規模で充実している。
特にブルターニュ地方で巨石記念物が数多く造られた新石器時代の暮らしに関する展示は評価が高く、現在でも所蔵品は拡大を続けている。
またメネク列石の入り口に2003年に建てられた「巨石記念物の家」も、ブルターニュ地方の謎をより深く理解することの出来る場所となっている。
サン・コルネリ教会
この街の中心市街地に佇むのはサン・コルネリ教会で、その歴史は遅くとも14世紀に遡ることが出来る。現在の建物は17世紀に再建されたもので、モルビアン県で最も美しいルネサンス様式の建物と謳われる。北側の出入り口部分は王冠を被ったような花崗岩の装飾があしらわれており、ブルターニュ地方では他に類を見ない珍しい外観をしている。
聖コルネリは角の付いた動物を守護する聖人として崇められ、西側の入り口に彫像が祀られている。また教会内は750平方メートルにも達する18世紀の装飾用の羽目板に覆われ、キリストの幼少期や聖コルネリの生涯などが描かれている。その他にも1660年に制作された教会奥の祭壇画や、1775年製のオルガンなどが見どころとなっている。

サン・コルネリ教会

この街の中心市街地に佇むのはサン・コルネリ教会で、その歴史は遅くとも14世紀に遡ることが出来る。
現在の建物は17世紀に再建されたもので、モルビアン県で最も美しいルネサンス様式の建物と謳われる。
北側の出入り口部分は王冠を被ったような花崗岩の装飾があしらわれており、ブルターニュ地方では他に類を見ない珍しい外観をしている。
聖コルネリは角の付いた動物を守護する聖人として崇められ、西側の入り口に彫像が祀られている。
また教会内は750平方メートルにも達する18世紀の装飾用の羽目板に覆われ、キリストの幼少期や聖コルネリの生涯などが描かれている。
その他にも1660年に制作された教会奥の祭壇画や、1775年製のオルガンなどが見どころとなっている。
カルナックについて詳しく知りたい!
基本情報

モルビアン県カルナック/Carnac (MORBIHAN)
面積:32,71 km2
人口:4,215人(2022年現在)
写真1, 2枚目:Photoed by gama – pixabay
写真4枚目:Photoed by Dr Korom – Flickr
写真5枚目:Photoed by patrick janicek – Flickr
写真6枚目:Photoed by Chris Sampson – Flickr
写真7枚目:Photoed by Mike Finn – Flickr
写真8枚目:Photoed by Jérôme Choain – Flickr
2025年2月3日:ページ更新
行き方

ブルターニュ地方の長閑な港町オーレから、バスで訪れることが出来ます。そこからはカルナック列石を1時間ほどで巡ることの出来るバス「プティ・トラン」が運航しているので、公共交通機関のみでも観光を楽しむことが出来ます。
ブルターニュ地方の巨石文化や周辺の小さな村の魅力を深く知りたいという方は、レンタカーを借りるのがお勧めです。特に点在する巨石記念物の多くは、車が無ければアクセスが難しい場所ばかりです。
パリ・モンパルナス駅(Paris Montparnasse 1 et 2)からTGVに乗って、オーレ駅(Auray)下車。(約2時間50分)
オーレ駅前(AURAY/Gare SNCF)でブルターニュ交通(BreizhGo)1番線のバスに乗り換えて、カルナック/プラージュ・観光案内所前停留所(CARNAC/Plage – Office du Tourisme)へ。(約40分)
パリから500km(約5時間10分)
パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港から520km(約5時間40分)
ミシュラン星付きレストラン

2024年のミシュランガイドで1つ星を獲得した、レストランを紹介させて頂きます。
サン・コルネリ教会のある中心市街地と、白い砂浜と青い海が魅力のビーチの中間地点に佇むレストラン。料理を担当するステファン氏とデザートを担当するラエティシア氏という、それぞれが豊かな経験を積んだ2人のシェフが奏でる料理は非の打ちどころがありません。
料理の花となる食材には特にこだわりを持っていて、高い品質で評判の地元生産者から直接仕入れを行っています。日曜日と祝日を除くお昼に提供されるコースは、前菜+メイン+デザートの3品で50€からです。
カルナックのお勧めホテル

フランス・ブルターニュ地方にある美しい村々を訪れるなら、カルナックに泊ってみてはいかがでしょうか?
ホテルの予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。この街にあるお勧めの宿を紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。
Booking.comのロケーションスコア9.2と高評価なこの宿泊施設は、人気のあるこの街のビーチまで徒歩5分で行くことの出来る立地です。ホテル内には温水プールも備えているので、寒い時期でもゆっくりと滞在を楽しむことが出来ます。宿泊者のニーズに応じて値段が異なり、料金は2名1泊で290€~600€(朝食別)です。
Booking.comの総合スコア8.4と高評価なこの宿泊施設は、ミシュラン星付きレストランの項目でも紹介した「コテ・キュイジーヌ」を併設しているホテルです。白を基調とした清潔感のある客室で、落ち着いて滞在することが出来ます。またホテルの目の前はよく手入れされた庭になっており、花が咲くシーズンはとても綺麗です。宿泊者のニーズやシーズンに応じて価格は変動し、料金は2名1泊で100€~120€(朝食別)と控えめな価格も嬉しいポイントです。
カルナック近郊の美しい村
ロシュフォール・アン・テール
この街と同じモルビアン県に佇む美しい村です。夏はゼラニウムの花が咲き誇り、冬はクリスマスのイルミネーションで幻想的な雰囲気に包まれます。
ロクロナン
パルドン祭と呼ばれるケルト民族伝統行事が、今なお残る美しい村です。村の周囲にある岩を目指して歩くお祭りで、ブルターニュ地方のもう一つの魅力に触れることが出来ますよ。

