
ル・ベック・エルアン/Le Bec-Hellouin
【自然との共生を実現する村】
ノルマンディー地方らしい木組みの家々が、
花々に彩られながら建ち並ぶこの村。
村の脇を流れる穏やかな川の流れと、
防風林がアクセントを加えるリンゴ畑の景観が、
田舎らしい牧歌的な雰囲気を生み出している。
千年以上の歴史を持つ大修道院が村のシンボルで、
現在でも修道士たちが祈りを捧げている。

ル・ベック・エルアン/Le Bec-Hellouin
【自然との共生を実現する村】
ノルマンディー地方らしい木組みの家々が、花々に彩られながら建ち並ぶこの村。
村の脇を流れる穏やかな川の流れと、防風林がアクセントを加えるリンゴ畑の景観が、田舎らしい牧歌的な雰囲気を生み出している。
千年以上の歴史を持つ大修道院が村のシンボルで、現在でも修道士たちが祈りを捧げている。

村の歴史
村の名は村内を流れるベック川と、11世紀にこの村に大修道院を設立した騎士エルアンに由来している。ノルマンディー公で後のイギリス王室の礎を築くことになるウィリアム1世が活躍していた1034年に、ブリオンヌ伯の騎士だったエルルアン(Herluin/Hellouin)によって大修道院が設立された。
ベック修道院学校長を務めたランフランクスや、ベック修道院長を務め「スコラ学の父」と称されるアンセルムス。彼らは後にイングランドのカンタベリー大司教を務めるなど、キリスト教史に名を残す偉大な人物もこの村と深い関わりを持っている。
村の歴史

村の名は村内を流れるベック川と、11世紀にこの村に大修道院を設立した騎士エルアンに由来している。
ノルマンディー公で後のイギリス王室の礎を築くことになるウィリアム1世が活躍していた1034年に、ブリオンヌ伯の騎士だったエルルアン(Herluin/Hellouin)によって大修道院が設立された。
ベック修道院学校長を務めたランフランクスや、ベック修道院長を務め「スコラ学の父」と称されるアンセルムス。
彼らは後にイングランドのカンタベリー大司教を務めるなど、キリスト教史に名を残す偉大な人物もこの村と深い関わりを持っている。
ノートル・ダム・デュ・ベック大修道院
大修道院は幾多の破壊と再建を繰り返しながら存続してきたが、フランス革命および帝政時代に完全に荒廃してしまった。1948年にベネディクト会修道士の一団がこの地に住み着いたことで、大修道院は修復され新しい命を授かることとなった。修道士によって一枚一枚手描きで作られる陶器は、今日高い評価を得ている。
中世の大修道院の趣を今に伝えているのが、15世紀に建てられたサン・ニコラの塔である。アングロ・ノルマンディー様式の美しい外観が印象的で、その高さは45mにも及ぶ。その他にも17世紀の回廊や、18世紀に再建されたオルレアン公摂政時代様式の建物などが見どころ。

ノートル・ダム・デュ・ベック大修道院

大修道院は幾多の破壊と再建を繰り返しながら存続してきたが、フランス革命および帝政時代に完全に荒廃してしまった。
1948年にベネディクト会修道士の一団がこの地に住み着いたことで、大修道院は修復され新しい命を授かることとなった。
修道士によって一枚一枚手描きで作られる陶器は、今日高い評価を得ている。
中世の大修道院の趣を今に伝えているのが、15世紀に建てられたサン・ニコラの塔である。
アングロ・ノルマンディー様式の美しい外観が印象的で、その高さは45mにも及ぶ。
その他にも17世紀の回廊や、18世紀に再建されたオルレアン公摂政時代様式の建物などが見どころ。

サン・タンドレ教会とサント・フランソワーズ・ロメーヌ修道院
大修道院が設立されたのと時を同じくして、その歴史を11世紀に遡るのは村の中央広場に佇むサン・タンドレ教会。百年戦争の影響により1417年に大部分が破壊されてしまったが、内陣の一部は13世紀のものが残る。教会内では18世紀の貴重な彫像が大切に祀られている。
また村の郊外にあるサント・フランソワーズ・ロメーヌ修道院では、現在でも修道女たちが厳かな生活を送っている。デュ・ベック大修道院を支えるベネディクト会修道女の生活の場として1950年に建てられ、手作りの蝋燭も販売されている。
サン・タンドレ教会とサント・フランソワーズ・ロメーヌ修道院

大修道院が設立されたのと時を同じくして、その歴史を11世紀に遡るのは村の中央広場に佇むサン・タンドレ教会。
百年戦争の影響により1417年に大部分が破壊されてしまったが、内陣の一部は13世紀のものが残る。
教会内では18世紀の貴重な彫像が大切に祀られている。
また村の郊外にあるサント・フランソワーズ・ロメーヌ修道院では、現在でも修道女たちが厳かな生活を送っている。
デュ・ベック大修道院を支えるベネディクト会修道女の生活の場として1950年に建てられ、手作りの蝋燭も販売されている。
パーマカルチャー
中心市街地から少し離れた場所に佇む「ラ・フェルム・ビオロジック・デュ・ベック・エルアン」は、パーマカルチャー(持続型農業)の聖地としても有名。(石油を動力とした)トラクターや殺虫剤などを使わず、自然の循環を尊重した農業エコシステムを実践している。
農場は体験型学習施設として、パーマカルチャーを学びたいという人々を受け入れている。また2016年には『TOMORROW パーマネントライフを探して』というドキュメンタリー映画が、日本を含む全世界で公開されるなど今日多くの人々の注目を集めている。

パーマカルチャー

中心市街地から少し離れた場所に佇む「ラ・フェルム・ビオロジック・デュ・ベック・エルアン」は、パーマカルチャー(持続型農業)の聖地としても有名。
(石油を動力とした)トラクターや殺虫剤などを使わず、自然の循環を尊重した農業エコシステムを実践している。
農場は体験型学習施設として、パーマカルチャーを学びたいという人々を受け入れている。
また2016年には『TOMORROW パーマネントライフを探して』というドキュメンタリー映画が、日本を含む全世界で公開されるなど今日多くの人々の注目を集めている。
ル・ベック・エルアンについて詳しく知りたい!
フランスの最も美しい村

ウール県ル・ベック・エルアン(ルベックエルアン、ル・ベック・エルワン、ルベックエルワン、ル・ベック・エルルワン、ルベックエルルワン)/Le Bec-Hellouin (EURE)
面積:9,55 km2
人口:390人(2021年現在)
写真4枚目:Photoed by Jannis– Flickr
写真5枚目:Photoed by ho visto nina volare– Flickr
2024年6月14日:ページ更新
行き方

パリからも近いので公共交通機関のみを乗り継いで、日帰りで訪れることも可能です。バスは人気の街オンフルールが終着駅なので、併せて訪れてみるのもお勧めですよ。
2024年にこの村を訪れた際はレンタカーを利用しました。緑豊かな牧草地帯を車窓から眺めながらの移動は、とても気持ちが良いですよ。
パリ・サンラザール駅(Gare Saint-Lazare)から在来線TERに乗って、エブルー駅(Evreux)駅で下車(約1時間10分)
エブルー/バス停留所(EVREUX/Gare routière)から、ノルマンディー交通214番のバスに乗って、ル・ベック・エルアン/中心市街地(LE BEC-HELLOUIN/Centre)停留所下車(約1時間)。
パリ(Paris)から160km(約2時間20分)
ルーアン(Rouen)から60km(約1時間)
パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港から190km(約2時間20分)
紹介動画
フランスの人気テレビ番組「フランス人が選ぶお気に入りの村」で、2018年にル・ベック・エルアンがノミネートされた際の動画がYoutubeの「Le Pays préféré des Français」公式チャンネルにて紹介されています。この村の魅力が詰まった動画で、見たら行ってみたくなること間違いなしです。映像だけでも十分に楽しめますが、順次日本語訳を紹介していく予定なので楽しみにお待ちいただければ幸いです。
ル・ベック・エルアンのお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。
フランスの最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。今回はル・ベック・エルアンにあるお勧めのホテルを紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。
Booking.comの総合スコア9.5と高評価なこの宿泊施設は、大修道院からすぐ近くの中心市街地に位置しているため村の散策に便利。18世紀の館が綺麗にリノベーションされており、センスが光るアンティーク調の調度品がその魅力を惹きたてます。料金は2名1泊で140€(朝食込)です。
Booking.comの総合スコア9.4と高評価なこの宿泊施設は、大修道院への向かう芝生の広場に面して佇んでいるため村の散策に便利。ノルマンディーらしい木組みの民家が可愛らしく、綺麗に手入れされた庭からの眺めも素敵です。1階ではインテリア雑貨を販売しているので、覗いてみるのもお勧めです。料金は2名1泊で120€(朝食込)です。
【一緒に訪れたい美しい村】
ル・ベック・エルアンから車で50分(40km)
ル・ベック・エルアンから車で1時間20分(80km)
ル・ベック・エルアンから車で1時間20分(110km)
ル・ベック・エルアンから車で1時間30分(100km)
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