コルド・シュル・シエル/Cordes-sur-Ciel
【天空に浮かぶ美しきゴシック建築の村】
夜明けの薄明に照らされる雲海の上に姿を現れるこの村は、
まるで物語の世界に迷い込んだかのような空中都市を彷彿とさせる。
ミディ・ピレネーで最も古い中世の計画都市バスティードとして知られ、
フランス南西部で勢力を拡大したキリスト教カタリ派の防衛拠点として
1222年にトゥールーズ伯レーモン7世によって築かれた。
商業都市として中世に栄光の時代を迎え、
当時のゴシック様式の館が建ち並ぶ街並みは圧巻の美しさを誇る。