オルタ・サン・ジュリオ

Orta San Giulio

「神の水彩画」と称賛された村

オルタ湖の東岸に張り出した半島に位置するオルタ・サン・ジュリオは、小高い丘の上に並ぶ礼拝堂群と、湖上に浮かぶ神秘的な島を有し、多くの訪問客を魅了すると同時に、礼拝・巡礼の地としても知られている。

 

聖なる山を意味するサクロ・モンテ(Sacro Monte di Orta)は2003年に「ピエモンテ州とロンバルディア州のサクリ・モンティ」の一部として世界遺産登録を受けた。1590年から1788年にかけて建てられた20以上の教会群があり、アッシジの聖フランチェスコ(San Francesco d’Assisi)の生涯と奇跡の物語りを辿ることが出来るようになっている。また、丘の上からはオルタ・サン・ジュリオの街並みを一望することができ、思わず息をのむ美しさ。

 

オルタ湖に浮かぶサン・ジュリオ島(Isola di San Giulio)は、大部分を1844年に建てられた神学校が占めている。中央のサン・ジュリオ大聖堂は390年に最初の原始的な教会が建てられて以来、時代と共に多くの変化が加えられ今日に至っている。島には舟で渡ることが出来るので、時間があれば是非とも立ち寄りたい。

 

湖畔には19世紀のネオクラシカル調の建築物が並んでいて、ツツジとツバキの花々が咲き誇っている。村の中心に足を踏み入れると、16世紀から17世紀の貴族の家々が建ち並んでいる。カフェやレストラン、お土産屋さんも多いので街歩きをするのも良いだろう。

 

スイス人作家マルクス・ワーナー(Markus Werner)の著書「Festland」において「神の水彩画」と称賛されたその光景は、奇妙なまでに完全な調和を見せる。

ノヴァーラ県オルタ・サン・ジュリオ(オルタ・サン・ジューリオ、オルタサンジュリオ、オルタサンジューリオ)

Orta San Giulio (NOVARA)

面積:6,81km2

人口:1,262人(2017年現在)

公共交通機関の場合:

ミラノ中央駅から電車でノヴァラ(Novara)駅で乗り換え、オルタ・ミアジーノ(Orta-Miasino)駅下車(約2時間)。

オルタ・ミアジーノ(Orta-Miasino)駅から、オルタ・サン・ジュリオ市役所まで徒歩で約30分。

車の場合:

ミラノ(Milano)から、高速道路A8号線(途中A26号線と合流)アロナ(Arona)出口から約16km(約1時間30分)

飛行機の場合:

ミラノ・マルペンサ空港(AEROPORTO MALPENSA)から42km

「イタリアの最も美しい村」協会 加盟村

世界文化遺産:ユネスコ(U.N.E.S.C.O.)

  • 登録名:ピエモンテ州とロンバルディア州のサクリ・モンティ(Sacri Monti of Piedmont and Lombardy)

登録建築物群:オルタのサクロ・モンテ (Sacro Monte di Orta)

2018年5月11日:ページ更新

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