松崎町/Matsuzaki

 

【ロマン溢れる伊豆半島の村】

 

急峻な山々と駿河湾に囲まれながら佇むこの村は、

伊豆半島西側の先端に位置する閑静な村。

かつての屋敷が建ち並ぶ街の中心部は古き良き時代の面影を留め、

町内に点在する温泉ではゆっくりとした時間を過ごすことが出来る。

「世界でいちばん富士山がきれいに見える町」を宣言する村なだけあり、

独特な地形の海岸線と海がコントラストとなって引き立てる

富士の絶景は「これぞ日本」といった景観である。

松崎町/Matsuzaki

 

【ロマン溢れる伊豆半島の村】

 

急峻な山々と駿河湾に囲まれながら佇むこの村は、伊豆半島西側の先端に位置する閑静な村。

 

かつての屋敷が建ち並ぶ街の中心部は古き良き時代の面影を留め、町内に点在する温泉ではゆっくりとした時間を過ごすことが出来る。

 

「世界でいちばん富士山がきれいに見える町」を宣言する村なだけあり、独特な地形の海岸線と海がコントラストとなって引き立てる富士の絶景は「これぞ日本」といった景観である。




なまこ壁通り

 

街の中心部には、なまこ壁の建築物が点在し町内に約190棟が保存されている。壁面に平瓦を並べて貼り、瓦の目地に漆喰をかまぼこ型に盛り上げて塗る建築様式で、防火・保湿・保温に優れるという特徴を持つことから江戸時代に普及した。特になまこ壁の建物が建ち並ぶ「なまこ壁通り」は、思わず息を呑む美しさ。

 

明治43年に建てられた「伊豆文邸(いずぶんてい)」では、かつての生活の面影を保存・整備すると同時に無料休憩所としても解放されている。また約300年前に建てられた母屋など、なまこ壁が施された5つの建築物群からなる「旧依田邸」は、伊豆地域で2番目に古い民家としても知られる。

なまこ壁通り

街の中心部には、なまこ壁の建築物が点在し町内に約190棟が保存されている。

 

壁面に平瓦を並べて貼り、瓦の目地に漆喰をかまぼこ型に盛り上げて塗る建築様式で、防火・保湿・保温に優れるという特徴を持つことから江戸時代に普及した。

 

特になまこ壁の建物が建ち並ぶ「なまこ壁通り」は、思わず息を呑む美しさ。

 

明治43年に建てられた「伊豆文邸(いずぶんてい)」では、かつての生活の面影を保存・整備すると同時に無料休憩所としても解放されている。

 

また約300年前に建てられた母屋など、なまこ壁が施された5つの建築物群からなる「旧依田邸」は、伊豆地域で2番目に古い民家としても知られる。

伊豆の長八美術館

 

なまこ壁にも用いられている漆喰の技法を芸術の域にまで高めたのが松崎出身の左官名人、入江長八である。漆喰とコテで絵を描く独自のスタイルが人気を博し、江戸で多くの作品を仕上げたが、そのほとんどが震災・戦火で消失してしまった。町内にある「伊豆の長八美術館」では現存する約50点の貴重なコレクションを展示・紹介している。

 

また明治13年に建てられた「岩科学校」では、社寺風の趣を取り入れた和洋折衷の建築様式が楽しめる。外壁に施されたなまこ壁はもちろん、入江長八によって描かれた躍動感溢れる千羽鶴は必見の美しさである。

伊豆の長八美術館

なまこ壁にも用いられている漆喰の技法を芸術の域にまで高めたのが松崎出身の左官名人、入江長八である。

 

漆喰とコテで絵を描く独自のスタイルが人気を博し、江戸で多くの作品を仕上げたが、そのほとんどが震災・戦火で消失してしまった。

 

町内にある「伊豆の長八美術館」では現存する約50点の貴重なコレクションを展示・紹介している。

 

また明治13年に建てられた「岩科学校」では、社寺風の趣を取り入れた和洋折衷の建築様式が楽しめる。

 

外壁に施されたなまこ壁はもちろん、入江長八によって描かれた躍動感溢れる千羽鶴は必見の美しさである。

石部の棚田

 

石部の棚田は一時耕作放棄地となっていたが、2000年から地域集落活性化の拠点として棚田の復元・保全活動が進められた。農道・水車小屋・休憩施設も整備され、現在では約370枚、4.2haの石積みの棚田が広がっている。

 

駿河湾を一望できる素晴らしいパノラマが広がるこの場所は、晴れた日には富士山・南アルプスを望むことができる村を代表する絶景スポット。またオレンジ色の優しい光に包まれる「石部の灯り」は、夜空の下で棚田がロマンチックに浮かび上がる人気のイベントとなっている。

石部の棚田

石部の棚田は一時耕作放棄地となっていたが、2000年から地域集落活性化の拠点として棚田の復元・保全活動が進められた。

 

農道・水車小屋・休憩施設も整備され、現在では約370枚、4.2haの石積みの棚田が広がっている。

 

駿河湾を一望できる素晴らしいパノラマが広がるこの場所は、晴れた日には富士山・南アルプスを望むことができる村を代表する絶景スポット。

 

またオレンジ色の優しい光に包まれる「石部の灯り」は、夜空の下で棚田がロマンチックに浮かび上がる人気のイベントとなっている。

村の名物:桜葉餅

 

伊豆半島に自生するオオシマザクラの葉を摘み取って作られる、桜餅に用いられるさくら葉は塩漬けにされることで甘い香りを漂させる。松崎町産のさくら葉の生産・出荷量は国内需要の7割を占め、この村を代表する特産品となっている。

 

町内産のさくら葉を使用した桜餅は、「桜葉餅」という愛称で住民からも親しまれている。街にある菓子店では個性の異なる桜餅を販売しており、食べ比べをするのも楽しい。

村の名物:桜葉餅

伊豆半島に自生するオオシマザクラの葉を摘み取って作られる、桜餅に用いられるさくら葉は塩漬けにされることで甘い香りを漂させる。

 

松崎町産のさくら葉の生産・出荷量は国内需要の7割を占め、この村を代表する特産品となっている。

 

町内産のさくら葉を使用した桜餅は、「桜葉餅」という愛称で住民からも親しまれている。

 

街にある菓子店では個性の異なる桜餅を販売しており、食べ比べをするのも楽しい。

松崎町について詳しく知りたい!

日本の最も美しい村

静岡県松崎町

面積:85,19km2

人口:6,420人(2018年4月1日現在)

日本ジオパークネットワーク 加盟

  • 加盟地域:「伊豆半島ジオパーク」

2018年5月2日:ページ更新

2021年6月21日:ページ更新

行き方

伊豆箱根鉄道「修善寺駅」もしくは「伊豆急下田駅」からバスが運行しています。なまこ壁の民家が点在する中心市街地は徒歩でも十分楽しめるので、公共交通機関で訪れるのもお勧め。

 

石部の棚田へも足を延ばしたいという方は、レンタカーなど車での移動が必要となります。

東海道新幹線三島駅で伊豆箱根鉄道に乗り換え修善寺駅下車、バスで松崎町まで約1時間40分

もしくは伊豆急下田駅からバスで松崎町まで約50分

東名高速道路沼津I. C. から国道136号線経由で約110分

清水港からカーフェリーで土肥港へ65分。そこからバスで松崎町まで約50分。

特産品

中心市街地には小規模な商店が点在しているので、気になるお店に立ち寄ってみるのがお勧めです。特に「桜葉餅」を販売する和菓子屋さんが多いのもこの街の特徴です。

 

ここでは松崎町を訪れたらぜひ味わいたい、お勧めの味を紹介させて頂きます。

香りと風味の良さからこの土地の特産となっているのが、松崎町産の川のり。そんな地元の特産品を使った美味しいコロッケが魅力なのは、昭和8年創業の老舗「アサイミート」の川のりコロッケです。

 

その他にも揚げ物が充実しているので、天気の良い日にはこのお店で軽食を購入して、伊豆の美しい海を見渡すことの出来る場所で食べるのも雰囲気が良くお勧めです。

ドラマの撮影地

昔懐かしい美しい景観が残るこの街は、山田孝之や綾瀬はるかが出演したTBSドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地として用いられました。

 

告白シーンが撮影された松崎港防波堤など、ドラマに使用された場所も数多く残されているので、ドラマをチェックしてからこの街を訪れるのもお勧めです。




松崎町のお勧めホテル

村内がオレンジに輝く夕暮れ時や、夜のライトアップ、朝霧に包まれた街並みなど、時間によって様々な表情を見せるのが美しい村の魅力。

 

最も美しい村の予約はbooking.comが便利で、毎回お世話になっています。松崎町にあるお勧めの宿を紹介いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

Booking.com の総合スコア8.8と評価の高いこの宿泊施設は、なまこ壁をあしらった伝統的な民家を改装したホテルです。街出身の名工「入江長ハ」の作品も宿泊者限定で公開されており、この街の魅力を味わうにはぴったりです。温泉は源泉かけ流しで、「伊豆若草石」で作られた浴槽は情緒に溢れています。中心市街地までは少し距離があるため、車で移動できる方にお勧め。料金は3名1泊で34,000円(朝食別)です。

Booking.com の総合スコア8.2と評価の高いこの宿泊施設は、石部の棚田の麓に位置する集落に佇む温泉宿です。海までも近く、富士山を望む西伊豆の美しい海岸線を堪能するにはぴったりの立地。なまこ壁が施された外観に、古き良き時代の旅館を今にとどめる内装は趣を感じます。中心市街地までは少し距離があるため、車で移動できる方にお勧め。料金は2名1泊2食付きで21,000円、朝食のみのプランは16,000円です。



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