シャトーヌフ

Châteauneuf

ブルゴーニュ運河を見守る軍事要塞

セーヌ川とローヌ川という二つの大きな河川を結ぶブルゴーニュ運河に、中世の軍事要塞だったシャトーヌフの力強い姿が映し出される。

 

ディジョン(Dijon)からオータン(Autun)の街へと続く旧街道の防衛を強化するため、12世紀終わりにジャン・ド・ショードネ(Jean de Chaudenay)の手によって要塞の建設が始まった。当時の城は木造だったため、その跡を見ることは出来ないが、ショードネ家は徐々にその地位を確立していった。

 

13世紀からは石造りの築城が開始され、シャトーヌフの城は15世紀まで段階的に強化され今日私たちが目にする姿へと至る。多辺形の城壁の角に築かれた重量感のある塔、長い堀と城内へ入りための唯一の橋は、この城の強固さを物語っている。また城塞の内部では、主が暮らしていた15世紀の2つの館や礼拝堂が当時のままに残されている。

 

城塞のすぐそばに建てられた、サン・ジャック・エ・サン・フィリップ教会は15世紀の終わりから16世紀の建築でルネサンス様式の装飾が美しい。教会内部には様々な像が保管されているが、とりわけ14世紀に作られた聖母マリア像(Vierge à l’oiseau)は必見である。受難の象徴である小鳥(pinson)に指をかまれた赤子を優しく抱きかかえる聖母マリアの姿は、典型的なブルゴーニュ様式である。

 

コート・ドールの丘の上に佇むシャトーヌフの街並みは、草を食む牛の群れに囲まれ、物語りの舞台へと足を踏み入れたかのようなわくわく感を与えてくれる。

コート・ドール県シャトーヌフ/Châteauneuf (CÔTE-D’OR)

面積:10,06km2

人口:88人(2015年現在)

公共交通機関の場合:

※サイト運営者の調べでは公共交通機関のみでのアクセスは現在の所無いため、ボーヌ(もしくはディジョン)よりタクシーもしくはレンタカーの利用が必須

車の場合:

パリ(Paris)から290km(約2時間50分)

リヨン(Lyon)から210km(約2時間10分)

ボーヌ(Beaune)から40km(約40分)

ディジョン(Dijon)から50km(約50分)

飛行機の場合:

パリ・シャルルドゴール国際空港(Paris-Charles-de-Gaulle)から310km(約3時間)

リヨン・サン・テグジュベリ(Lyon-Saint Exupery)空港から230km(約2時間10分)

「フランスの最も美しい村」協会 加盟村

2018年6月9日:ページ更新

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